セゾン現代美術館「地つづきの輪郭 大小島真木 高嶋英男 伏木庸平 増子博子」展
2022年4月29日(金・祝)− 8月28日(日)開催
自然に呼応して「森=身体」という発想のもと多様な支持体に絵の具で描きこむ大小島真木、生活のなかにある壺の造形をもちいて粘土と陶の質感や絵付けから異形を生みだす高嶋英男、住んでいる土地や人間の匂いまで紡ぐように針を刺し糸を増殖させる伏木庸平、東北を巡りキャンバスという器のなかにペン画によって自然を育てるように描く増子博子。
自然と人間の輪郭は、拡張、断絶、融合を繰り返し常に不定形です。新たな価値観の時代を迎え、対象との距離のなかで、私たちは内と外の接触面としての輪郭をどのように捉えるのでしょうか。作家たちは、それぞれの手触りを頼りに、今確かだと思える感触の向こう側へと感覚を広げ、自らが生きている場所と地つづきの輪郭を探っていきます。
- 展覧会情報
会 場:セゾン現代美術館
〒389-0111長野県北佐久郡軽井沢町長倉芹ヶ沢2140 TEL:0267-46-2020
会 期:2022年4月29日(金・祝)− 8月28日(日)
開館時間:10:00 − 18:00(入館は閉館の30分前まで)
休 館 日:木曜日(5月5日は開館/8月無休)
入 館 料:一般1500円(1400)、大高生1000円(900)、中小生500円(400)( )は団体20名以上の料金
主 催:一般財団法人セゾン現代美術館
- 関連企画
作家によるギャラリー・トーク:大小島真木、高嶋英男、伏木庸平、増子博子
日時:5月22日(日)14:00- 定員:15名 *要申込
大小島真木 公開制作「はみ出し壁画」
日時:4月29日(金・祝)、30日(土)、5月1日(日)、7月23日(土)
全日10:00 - 17:00(12:00-13:00休憩)*申込不要
「はみ出し壁画」完成対談
大小島真木 × 結城正美(青山学院大学教授・エコクリティシズム)
日時:7月24日(日)14:00- 定員:20名 *要申込
高嶋英男トーク「からっぽと輪郭:新作《てらす》を語る」
日時:8月6日(土)14:00- 定員:20名 *要申込
*上記、全て展示室内にて開催・無料(要当日入館料)
FAX:03-5579-9726もしくはe-mail: karuizawa@smma.or.jp にて、下記の項目をお知らせください。
1.参加希望イベント 2.お名前 3.人数 4.ご連絡先(電話番号・メールアドレス)
増子博子「熊と蝶(木彫熊通信:長野編)」
岩手県葛巻町で彫られていた木彫熊に出会ったことで、作品《くまんげん》が生まれました。かつて長野県でも制作されていた様々な土地をつなぐ木彫熊について、長野に生息する生き物とも関連づけながら、会期中に作家がリサーチを行い「木彫熊通信:長野編」を発行。
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*最新情報は当館webサイトをご確認ください。
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