​運河の都が日本に魅力を発信 | 淮安観光（日本）ピーアールセンター開設

2019年3月22日、淮安観光（日本）ピーアールセンターが東京で開設され、セレモニーが行われました。淮安市は、文化観光のPR活動を日本市場で展開し、古き運河の都、淮安市をより多くの方々に知っていただき、観光に訪れていただけるように努めてまいります。

 

 

淮安観光（日本）ピーアールセンター開設

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ピーアールセンタースタッフ

運河の故郷、淮安市
淮安は古淮河と京杭大運河の交差するところに位置します。里運河が市内を貫き、昔も今もその流れは続いています。運河は淮安のシンボルです。昔、「南船北馬」と言われたように、商船が淮安で水利を利用して物資の交換をしました。淮安は中国における重要な交通の要であり、水利によりその繁栄が築きあげられてきました。運河が淮安の人々を育んできたと言えるでしょう。2014年には、中国大運河が世界文化遺産リストに登録され、運河文化は世界に広がりました。

淮安古運河 - 黄金水路

運河文化をより多くの方々に知っていただくために、淮安市は中国漕運博物館と里運河文化長廊を建設しました。中国漕運博物館は漕運総督署旧跡に建てられ、明代と清代の建築様式を残しつつ修復されました。館内には、年貢の穀物の輸送に関する貴重な記録が保管されています。訪れた人々に当時の繁栄を肌で感じていただくことができます。対照的に、里運河文化長廊は自然と文化の景観をハイライトしています。中国大運河の2つの遺産があり、訪れた人々は近くで文化遺産を体験することができます。

漕運総督署旧跡

 

里運河文化長廊

淮揚料理
淮安市は北と南の境に位置するため、北方と南方の特徴を持ち、中国の大部分の人々の好みに合う料理もここで生まれました。中国の四大料理のひとつ、淮揚料理です。淮揚料理は、バラエティに富み、洗練され、老若男女を問わず口に合います。外国の国賓を招いた会食で出される料理としても選ばれました。このことから、淮揚料理は中華料理の中でも際立っていることがわかります。中華料理について学びたい場合は、淮安に来て本格的な淮揚料理を味わってみてください。

淮揚料理名物 - 盱眙（くい）ロブスター

淮揚料理名物 – 軟兜長魚

周恩来旧居
中国や海外の政治家は誰もが20世紀に活躍した中国の偉大な外交官を知っています。周恩来です。周恩来の故郷は淮安です。周恩来は若いころ日本に留学し、先進的な思想を学びました。1955年、アジア・アフリカ会議で周恩来が提唱した「大同につき小異を残す」という方針が世界に認められました。周恩来を記念して、淮安市は周恩来記念館を建てました。この偉大な先駆者に敬意を表し、周恩来旧居を訪れ、若かりし周恩来の生活環境を体験してください。

周恩来記念館

周恩来旧居

西遊文化と呉承恩旧居
『西遊記』は、中国の四大名著のひとつであり、その作者である呉承恩のかつての住居は、淮安市の河下古鎮の打銅巷にあります。そこでは、呉承恩の創作環境やプロセスが写真やマルチメディアなどの最新技術を使って再現されています。呉承恩の旧居は、呉承恩が後世に残した傑作を記念するだけでなく、名著の中の西遊文化を広め、継承することも目的としています。

呉承恩の旧居

また、淮安は歴史と自然が共存する都市でもあり、「科挙試験合格者の故郷」として知られる河下古鎮の他に、洪沢湖もあり、新鮮な水産物がとれます。淮安市の歴史にあふれる都市生活を体験したい、または単に大自然の中でのんびり過ごしたいという人は、リラックスできる空間を見つけることができます。

河下古鎮

洪沢湖 – 漁人湾

日本市場での淮安文化観光の知名度を拡大するために、淮安市は観光パンフレットを日本語版としてまとめました。パンフレットには、淮安の運河、淮揚料理、周恩来記念館、史跡、自然景観などを紹介し、数多くの文化観光資源を総合的に紹介しています。淮安市観光（日本）ピーアールセンター開設により、淮安市は日本市場の拡大と文化観光資源の振興に一層の力を注ぎ、より多くの日本の方々に訪れていただけるよう努めます。