ドイツ観光局 2022年もLINEでチャットボットによるインスピレーションキャンペーン実施
2022年8月16日-ドイツ観光局(DZT)は2022年のグローバルキャンペーンGerman.Local.Culture.のプロモーション事業の一環として、LINE上でチャットボットを活用した日本独自のコンテンツマーケティングを2022年6月半ばより実施している。この度2022年版German.Local.Culture.の日本語マイクロサイトが完成したことで、LINE上でのチャットボットプロモーションを8月から本格的に強化した。
実施期間は11月30日まで。ドイツ観光局のLINEアカウントと友達になると、誰でもチャットボットによるドイツの観光案内をゲーム感覚で楽しむことができる。
日本におけるチャットボットのプロモーション事業への導入は、2019年12月にDZTがLINEマーケティングを立ち上げて1年間の期間限定で実施をしたことが始まりである。コロナ禍後の観光再開に合わせて現在全世界的に展開しているGerman.Local.Culture.キャンペーンでは、地方や田舎の小さな町や村の魅力を、街並み、伝統文化、食文化、サスティナビリティの各テーマより厳選した魅力的なコンテンツを紹介している。「ドイツの文化をよく知るエキスパート」としてチャットボットが、LINEの友達に質問形式でドイツの知りたいことを追求していき、おすすめの観光コンテンツを紹介するキャンペーンサイトへ誘導するスタイルになっている。
DZTのLINEアカウントには現在は55,000人を超える人が友達になっており、毎日Voom上でDZTおすすめの観光地の紹介や観光の話題を美しい画像とともに発信している。2022年1月から6月の実績は、延べ323のオーガニックポスト、月平均で60万インプレッション、約93,000クリック、約17,000いいねとコマーシャルアカウントとして非常に高いパフォーマンスを維持している。
2021年9月から2021年12月に実施した2021年版German.Local.Culture.チャットボット企画では月平均で約8,500回のセッション数と約40,000回のシナリオ実施の実績を残した。今回のGerman.Local.Cultureキャンペーンによるチャットボット企画では、前回以上の実績を上げることを目標としている。
DZTのLINEアカウントは次のQRコードから直接友達になることができる。
https://lin.ee/kL57jLZ
ドイツ観光局LINEQRコード
キャンペーンに関する詳しい問い合わせ先は次の通り
ドイツ観光局日本事務所
大畑 悟
satoru.ohata@germany.travel
ドイツ観光局 (DZT) について
ドイツ観光局 (DZT)は国営のドイツ観光振興機関である。ドイツ連邦経済気候保護省 (BMWK) の委託により観光の国ドイツを代表しており、ドイツ連邦議会の決議に基づきBMWKから助成されている。 ドイツ国内のインバウンド観光業界、民間のパートナー企業や各種旅行団体との協業にて、DZTは観光の国ドイツのイメージアップと外国人旅客のドイツ旅行促進のための戦略を立てマーケティング活動を実施している。
DZTはCOVID-19パンデミックによる観光不況の克服のため、以下の3つのリカバリー戦略を立てている。
- 観光の国ドイツのブランドイメージの向上とブランド力の強化
- ドイツインバウンド業界の中核を担う中小企業を中心に、連携と情報共有の強化
- 明確な目的のもとで実施される市場調査とコロナ禍の観光業へ影響に関する分析に基づき、
エビデンスに基づくアクションプランの計画と実施
重点テーマ:デジタル化と持続可能性
ドイツ観光局 (DZT)は、ドイツ政府の目標に沿う将来を見据えた持続性のある観光の促進に力を入れている。中でも重点項目となっているのは、デジタル化と持続可能性である。
持続可能性は、10年以上前から中心的なテーマであり、組織全体で戦略的に取り組んでいるテーマである。DZTは、3本柱の戦略でまず外部に向けた知識の共有を行い、これを支援する形で組織内での持続可能性イニシャティブと組み合わせている。DZTは、ドイツが国際観光市場で、万人に優しく持続可能性にも富んだ観光の目的地として確固たる地位を確立できるよう、責任ある観光に取り組んでいる。コロナ・パンデミックにより、これまでの価値観は大きく変わり、海外旅行に対する姿勢でも社会的および環境保護に対する責任感がより反映されるようになっている。
DZTは、チャットボットのようなAI人工知能や対話型インターフェイスを駆使した注目の新技術(VR仮想現実、AR拡張現実、MR複合現実)実用化のパイオニアである。AI支援型マーケティングプラットフォームで、観光分野のサービスやオファーを目に見えるわかりやすい形で提供できるよう、 DZTはドイツ観光経済のオープンデータプロジェクトを実施し、ナレッジグラフの開発を進めている。
DZTは、東京を含む世界25 ヶ所にある海外支局を通じてマーケティング活動を行っており、フランクフルトに所在する本局がこれらの海外支局を統括している。
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