日本を代表する振付家、勅使川原三郎。東京バレエ団に新作を提供

藤原定家、武満徹…オール・ジャパンで構成された注目の世界初演作、初日迫る!

NBS
パリ・オペラ座にこれまで3度にわたって新作を提供している日本を代表する振付家、勅使川原三郎が東京バレエ団と世界初演作に挑む。
東京バレエ団 勅使川原三郎振付『雲のなごり』(世界初演)
https://www.nbs.or.jp/stages/2019/teshigawara/index.html

日本を代表する振付家、勅使川原三郎。あのパリ・オペラ座をはじめ、欧州の著名な歌劇場やバレエ団から振付の依頼が引きも切らず、文字どおり世界を舞台に活躍している。そんな勅使川原が今年で創立55周年をむかえる名門、東京バレエ団に新作を振付けることが発表された。意外なことに、勅使川原が国内のアーティストに作品を提供するのは実に29年ぶりのことになる。
 

リハーサルを見守る勅使川原三郎リハーサルを見守る勅使川原三郎

 
初日を約2週間後に控えた10月11日、都内にある東京バレエ団のスタジオにてマスコミ向けの公開リハーサルと記者懇親会が行われた。

リハーサルでは勅使川原が自ら踊りながらダンサーたちに細かい指示を出していく。武満徹の『地平線のドーリア』、『ノスタルジア-アンドレイ・タルコフスキーの追憶に-』が流れる稽古場では約100分もの間、休憩なしでダンサーが踊り続ける。本番ではオーケストラの生演奏で上演するというから、武満の音楽を生で聴ける貴重な機会にもなる。
 

左から秋元康臣、柄本弾、佐東利穂子(KARAS)、三雲友里加左から秋元康臣、柄本弾、佐東利穂子(KARAS)、三雲友里加

沖香菜子、三雲友里加沖香菜子、三雲友里加

リハーサルを指導中の勅使川原三郎リハーサルを指導中の勅使川原三郎


リハーサル後の記者懇親会では冒頭で斎藤友佳理(東京バレエ団芸術監督)が「創立以来初の日本人振付家による委嘱作品が実現した」と舞台にかける意気込みを語った。続いて勅使川原自らが作品のコンセプトを語る。奇しくも、先日『源氏物語』の最古の写本が見つかったばかりの歌人、藤原定家の歌に着想を得たといい、「“ないものとはなにか?”、作品をとおして追及したい」と新作への意欲を見せる。

そして出演者たちも口々に作品への想いを述べた。長年勅使川原のミューズとして活躍し、本作で演出助手もつとめている佐東利穂子(KARAS)は、「東京バレエ団との共演は二度目だか、日々新たな発見がある」と手応えを感じている様子。東京バレエ団のダンサーたちも「今回別の作品にも出演するので、作品ごとに全然違う自分の姿をお見せしたい」(沖香菜子)、「この作品では全員がソリストなのでしっかり取り組んでいきたい」(柄本弾)、「勅使川原さんの言葉を素直に受け取り、それが作品になっていくというところを目指す」(秋元康臣)という熱い言葉があふれる。
 

佐東利穂子がリハーサルを牽引する。佐東利穂子がリハーサルを牽引する。


最後に勅使川原からは「普段こういうことは言わないのですが、今回うまくいくのではないかと思っています」と笑顔をみせた。

日本のバレエ界、ダンス界の才能が集う新作の誕生はもうすぐだ。


東京バレエ団創立55周年記念委嘱作品(世界初演)
『雲のなごり』
演出・振付・照明・美術:勅使川原三郎
音楽:武満徹「地平線のドーリア」「ノスタルジア─アンドレイ・タルコフスキーの追憶に─」
演出助手:佐東利穂子

【併演】
・ジョージ・バランシン振付『セレナーデ』
・モーリス・ベジャール振付『春の祭典』

【公演日程】
2019年
10月26日(土)14:00
10月27日(日)14:00

【会場】
東京文化会館

指揮:ベンジャミン・ポープ
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

※各日、開演前にプレトークあり

【公式ホームページ】
https://www.nbs.or.jp/stages/2019/teshigawara/index.html
 

 
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