6月21日は世界ALSデー。ALS啓発音楽フェスにて、目で演奏できるDJツールを発表 / 武藤将胤密着のドキュメンタリー映画が公開
ALS啓発音楽フェス「MOVE FES.」
ALS啓発を目的とした音楽フェス「MOVE FES. 2023 Supported by AIRU」を、2023年6月18日(日)に、東京・EX THEATER ROPPONGIにて実施。目で演奏できるDJツールの開発や音声合成とLEDライティングの演出など、新たなテクノロジーを活用したボーダレスなフェス体験を提供します。
ドキュメンタリー映画「NO LIMIT, YOUR LIFE」
WITH ALS代表の武藤将胤が妻と共にALSに立ち向かう日々が、ヒューマンドキュメンタリーとして映画化されることが決定しました。6月23日(金)より、T・ジョイPRINCE品川、T・ジョイ梅田ほか全国順次公開予定です。
目で演奏できる、新たなDJツールの開発に挑戦。
2016年にスタートし今回で6回目の開催となる「MOVE FES.」は、ALS患者でありながらクリエイター・アーティストとして活動を続けるWITH ALS代表の武藤将胤が、企画・演出を務めます。
武藤はこれまで、視線でDJ・VJを操作するアーティスト「EYE VDJ MASA」として、さまざまなステージで活動してきました。その知見・経験を活かし、誰もが表現者になれる世界を目指して、DJ・VJツールを開発。イベント当日にお披露目いたします。また、今回は全曲視線入力で作詞や作曲したオリジナル楽曲で、様々なアーティストとのコラボレーションライブを披露します。
※こちらのツールには、視線入力装置tobii / 視線入力ソフトOriHime eye / DJソフトAblton live / VJソフトResolumeを活用しています。
また、音声合成技術を用いて、武藤将胤の過去の肉声を元に生成された音声合成の語りに合わせて、ライティングとLEDダンサーの演出で、武藤のリアルなALS LIFEを追体験してもらうショートストーリー『Story of ALS LIFE』コンテンツを各ライブステージの直前に実施致します。
ライティングとLEDダンサーの演出協力には、東京2020東京パラリンピック開会式で共演した、MPLUSPLUS株式会社にご参加頂いています。
「MOVE FES. 2023 Supported by AIRU」
「MOVE FES.」とは:
「MOVE FES.」は、 ALSの啓発とボーダレスなエンターテインメント体験の創出を目的に、2016年に始まった音楽イベント。 ALS患者でありながらクリエイター・アーティストとして活動を続ける武藤将胤が、自身で企画・演出を務めます。これまで、脳波で想いをラップする「BRAIN RAP」、ユニバーサルファッションのランウェイなど、毎年新たな試みを行ってきました。
今回のテーマは、『UNREAL REALITY. 非現実的な現実』。『UNREAL REALITY.』の世界を、アーティストライブ、ALSトークショー、分身ロボットが接客するROBOT POP-UP STORE、VRアート、Story of ALS LIFE、という5つのコンテンツを通じて、皆さんの心にお届けして参ります。
開催概要
イベント名 : MOVE FES. 2023 Supported by AIRU
会 場 : EX THEATER ROPPONGI (〒106-0031 東京都港区西麻布1-2-9)
日 程 : 日時:2023年6月18日(日) 17:00〜21:00予定(15:30開場予定)
主 催 :一般社団法人WITH ALS
問い合わせ:info@withals.net
チケットは、クラウドファンディングサイトとZAIKOサイトからご購入いただけます。
クラウドファンディングサイトURL:https://camp-fire.jp/projects/view/662891
ZAIKOサイトURL : https://withals.zaiko.io/e/movefes2023
ALS発症を知った上で結婚した二人
愛と科学で立ち向かう姿を描く、ヒューマンドキュメンタリー。
「NO LIMIT, YOUR LIFE」
この度、クリエイティブな活動でALS啓発活動を続ける”ALSクリエイター”・武藤将胤の挑戦を描いたドキュメンタリー映画を制作・全国公開いただけることとなりました。
約6年間にわたる密着映像の中で、武藤がアイデアを形にしていく過程やステージでアーティストとして表現する姿、日々進行する症状と闘う姿、そしてALS発症を知りながら結婚を決意した妻・木綿子の姿。今日もなお時と共にALSが進行していく中で、「人生に限界を決めない」と決意し生きる武藤の半生を、一人でも多くの方にご覧いただけたら幸いです。そして「すべての人が自分らしく生きることができるボーダレスな社会」「ALSが治る未来」を信じて活動し続ける武藤のリアルな姿を通じて、少しでも何かメッセージを感じ取っていただけたら幸いです。
ナレーションには、二人の友人でもある石原さとみさんにご協力いただき、メッセージを寄せていただきました。
「マサくんとユウコちゃんとは、ライブ行ったり一緒に食事にも行く友人関係でしたが、映画で見る私の知らない2人の姿に胸が熱くなりました。ナレーションの収録では感情を抑えられなくなるシーンもありましたが、気持ちを込めて読ませていただきました。ただのがむしゃらではなく、ひとつひとつコツコツと奇跡を自らの手で掴もうとする姿から何かを感じ取ってもらえたらうれしいです。」
一般社団法人WITH ALSについて
一般社団法人WITH ALSとは、自身のALS闘病体験を通じて、世界中にALSを周知し、認知・理解を拡大させることで、治療方法や支援制度を向上させることを目的とするALS啓発団体。「ALSの課題解決を起点にすべての人が自分らしく挑戦出来るボーダレスな社会を創造すること」をミッションに、エンターテイメント・テクノロジー・ヒューマンケア(介護)の領域で活動。また、ALS患者その家族、非患者のQOL(Quality of Life)の向上に貢献する、コンテンツ開発・支援活動を様々な方法で実施する。
公式サイト:http://withals.com/
武藤将胤(むとう・まさたね)
一般社団法人WITH ALS 代表理事 / COMMUNICATION CREATOR / EYE VDJ / 株式会社オリィ研究所 当事者顧問
36歳、ALS患者。ALSの課題解決を起点に、クリエイティブの力でBORDERLESSな社会を創造することをミッションに活動している。全ての人が自分らしく挑戦出来るBORDERLESSな社会を目指して、エンターテイメント、テクノロジー、介護の3つの領域で、課題解決に取り組んでいる。
クリエイターとして、2020東京パラリンピック開会式や2022年CANNES LIONSなど国際的イベントにも多数出演。また、EYE VDJ MASAのアーティスト名で、様々なアーティストとコラボレーション作品を制作。
難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)は、 2023年現在、有効な治療法が確立されていない指定難病。意識や五感は正常のまま身体が動かなくなり、やがて呼吸障害を引き起こす。延命のためには、人口呼吸器が必要。平均余命は、3〜5年。呼吸器を装着する事で生きることはできるが、身体能力に加え発話能力も失っていく。現在年間約10万人に1人が発症しており、世界で約35万人、日本には約1万人の患者がいる。
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