異常検知AIのアダコテック、ICCサミットFUKUOKAの「カタパルト・グランプリ」で入賞
過去の入賞者が集まる、ICCサミット最注目のピッチイベント
「カタパルト・グランプリ」は、Industry Co-Creation(ICC)サミットのセッションの1つであり、過去の「カタパルト」で高評価を得たプレゼンターやスカウトしたプレゼンターが一堂に会するピッチイベントです。今回は事前に選抜された12社のベンチャーが福岡に集い、各7分間のプレゼンテーションを行いました。
アダコテックは、モノづくりの現場における深刻な人材不足や技術継承の問題を解決するソリューションとして、「HLAC特徴抽出法」を用いた画像解析技術による検査・検品の自動化に関するプレゼンテーションを行いました。本技術を用いたソリューションは、従来のディープラーニング技術を用いた自動検査と比較し、①少量のデータで極めて精度の高い学習モデルを構築できる、②良品データのみでモデル構築が可能、③計算過程・アルゴリズムがシンプルなため結果の根拠がブラックボックス化しない、④計算負荷が少ないため汎用PCで計算処理が可能、といった強みがあります。
また、昨年7月にリリースした「AdaInspector Cloud」はノーコードで学習モデルを作成することができるSaaSで、100枚ほどの良品画像をクラウド上にアップするのみでたった1分(ディープラーニングの400倍以上のスピード)で自動学習が可能です。
既に本田技研工業などの世界的自動車メーカー、半導体メーカーをはじめ、業界最大手企業にも導入が進んでおり、その技術を高く評価いただいております。
今回の「カタパルト・グランプリ」では、ペインポイントの深い「検査・検品」という領域に対し最適なソリューションを提供している技術の高さと、95%が目視検査を行っており海外も含めて30兆円という市場のポテンシャルが評価され、入賞に至りました。
今回の「カタパルト・グランプリ」の発表内容は、以下のリンクよりご覧いただけます。(動画時間40分13秒ごろ~)
アダコテックは、今回の入賞を機に更に多くのお客様に技術を届け、検査・検品の自動化をはじめ、お客様の生産性向上に技術で貢献し、「モノづくり進化と革新を支える」という企業ビジョンを実現してまいります。
※1 HLAC特徴抽出法:画像の解析や認識等に用いられる認識精度に優れた汎用かつ高速な特徴抽出法。検査対象の形状や大きさを計算する際、複雑な処理を行うDeep Learning技術とは対照的に、画素値(各画素の色の濃淡や明るさを表す値)を積和演算するのみで算出可能なので、市販PCで瞬時に計算できる。また、位置不変性(認識対象の位置が変わっていても同じものだと認識できること)及び、加法性(対象が2つある場合にそれぞれの特徴の和が全体の特徴となること)という特性から、画像のなかで同じものを表す領域の境界線を見つける必要がないことや(セグメンテーションフリー)、画像に複数の異常が発生した場合も個別に特徴を認識することができるといった、画像認識にとって好ましい性質を備えた特徴抽出法である。
■ 株式会社アダコテック
本社所在地:東京都千代田区神田小川町3-28-5 axle御茶ノ水302
代表者 :代表取締役CEO 河邑 亮太
設立 :2012年3月
資本金 :1億円(資本準備金含まず)
事業内容 :製品検査・検品の自動化
会社HP :https://adacotech.co.jp/
採用資料 :https://speakerdeck.com/ashadezuka/adacotech-company-profile
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