ワクチン接種によるアナフィラキシー発症時に注意すべき「β遮断薬リスト」を公開

データインデックス株式会社

 

医薬品情報データベース Drug Intelligence Reinforce®️(DIR)の開発・研究および販売を手がけるデータインデックス株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:提橋 由幾、以下「DIC」)は、この度、新型コロナウイルスワクチン接種によるアナフィラキシーショック発症時に注意すべき薬剤として、「β遮断薬リスト」を同種同効薬データベースにより抽出し、薬品名を自社Webサイト上で公開しました。
https://www.data-index.co.jp/news/?p=2523

■リリースの背景
新型コロナウイルスワクチンの副反応には不明な点が多く、重篤なアナフィラキシーを発症した報告もあり、接種会場においては重篤な副反応がみられた際の救急処置薬として、アドレナリン製剤や抗ヒスタミン製剤、副腎皮質ステロイド製剤などを備えることとされています1)。一般的に、アナフィラキシーショック発現時の救急処置薬にはアドレナリン製剤が用いられますが、β遮断薬を服用中の場合はアドレナリン製剤の効果が減弱すると考えられ、代替薬としてグルカゴン投与が有効であるとされています。
アドレナリン製剤の使用時に注意が必要な薬剤はいくつか存在しますが、中でもβ遮断薬は高血圧や狭心症などを改善する薬剤として広く使用されていることから、この度、「β遮断薬リスト」を公開することに致しました。
このリストが、新型コロナウイルスワクチン接種に携わる多くの方々の一助となることを期待します。

■β遮断薬

 


■同種同効薬データベース
添付文書に記載された効能・効果や薬効薬理に基づき、同種同効薬として医療用医薬品を分類したデータベースです。同種同効薬の重複チェックや同効薬・代替薬の検索が可能です。

■医薬品情報データベース Drug Intelligence Reinforce®️(DIR)とは
医薬品情報データベース Drug Intelligence Reinforce®️(DIR)は、電子カルテ、電子薬歴、レセプトコンピュータといった医療機関で用いられる様々なシステムに搭載されています。全国で約45,000施設と、業界トップレベルの導入実績を誇り、多くの医療関係者やシステムベンダー様より高い評価をいただいております。更に、大学などの公的機関における医薬品に関わる研究にもご利用いただいています。

■データインデックス株式会社について
データインデックス株式会社は、創業以来30年にわたり、「情報を通して医療に貢献する」を経営理念に掲げ、医薬品情報データベースの開発・研究および販売に取り組んできました。自社開発の医薬品情報データベースDrug Intelligence Reinforce®️(DIR)の提供をはじめ、各種コンサルティング活動を行っています。 


1)厚生労働省 『新型コロナウイルス感染症に係る予防接種の実施に関する手引き(2.1版)』
https://www.mhlw.go.jp/content/000754242.pdf

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会社概要

データインデックス株式会社

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URL
https://www.data-index.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区芝大門2-5-5 住友芝大門ビル11階
電話番号
03-6453-7150
代表者名
提橋 由幾
上場
未上場
資本金
7500万円
設立
1985年03月