丸紅新電力株式会社と日清製粉株式会社によるオフサイトコーポレートPPAの活用による再生可能エネルギー電力供給契約の締結

丸紅新電力

2023年10月31日 15時00分

丸紅株式会社の連結子会社である丸紅新電力株式会社（代表取締役：須田　彰、本社：東京都千代田区、以下「丸紅新電力」)と日清製粉グループの日清製粉株式会社（取締役社長：山田　貴夫、本社：東京都千代田区、以下「日清製粉」）は、日清製粉鶴見工場電力の１００％実質再生可能エネルギー化を両社が協力して実現するため、「オフサイトコーポレートＰＰＡ」(※1)の契約を締結しました。

オフサイトコーポレートＰＰＡについて

この契約に基づき本年１１月より、日清製粉鶴見工場に対して、丸紅新電力が太陽光発電設備（８ＭＷクラス(※２)）による再生可能エネルギー電力の供給を開始するとともに、トラッキング付非化石証書を付与することで、製粉工場として日本最大の規模を誇る鶴見工場（日本で消費される小麦粉の約１０分の１を生産）の使用電力のすべてが実質再生可能エネルギーとなり、年間約２７，０００トン強のＣＯ２削減につながります。

中期経営戦略ＧＣ２０２４に則し、「グリーンのトップランナー」を目指している丸紅は、本件を通じて脱炭素社会の実現・持続可能な社会の実現に貢献していきます。
同様に丸紅新電力も再生可能エネルギーの取扱高を２０３０年、５００万ｋＷ程度を目標として段階的に増やしながら、再生可能エネルギーを広くお客様へ供給していきます。

日清製粉グループは２０２１年に「環境課題中長期目標」を策定し、２０３０年度にグループの自社拠点でのＣＯ２排出量５０％削減（２０１３年度比）、２０５０年に排出量実質ゼロを目指しています。この目標の達成のために、今回の取組みをはじめとする再生可能エネルギーの調達を積極的に進めていきます。

＜スキーム図＞

(※１)オフサイトコーポレートＰＰＡ
コーポレートＰＰＡ（Power Purchase Agreement：電力購入契約）は、企業が再生可能エネルギーを発電事業者から長期にわたって固定価格で購入する契約です。企業がＣＯ２排出量削減に貢献できるエネルギー調達手法として注目されています。今般、遠隔地の発電施設から一般の送配電網を介して電力を調達するスキームとしており、これを「オフサイトコーポレートＰＰＡ」と呼びます。
(※２)８ＭＷクラスは最終予定出力、本年１１月より段階的に導入。

＜開発中のオフサイト太陽光発電施設＞

※本発電所設備は全体(8MW/AC)の一部となります。

企業情報

【丸紅新電力株式会社】
社名　　　:　丸紅新電力株式会社（丸紅株式会社の100%出資連結子会社）
所在地　　:　東京都千代田区大手町一丁目4番2号丸紅ビル
設立　　　:　2011年1月
代表者　　:　代表取締役　須田　彰
資本金　　:　1億円
事業内容　:　電気の売買事業およびその代理、代行、仲介
ＨＰ　　　:　https://denki.marubeni.co.jp/

【日清製粉株式会社】
社名　　　:　日清製粉株式会社（株式会社日清製粉グループ本社の100%出資連結子会社）
所在地　　:　東京都千代田区神田錦町一丁目25番地
設立　　　:　2001年7月
代表者　　:　代表取締役　山田　貴夫
資本金　　:　148億7500万円
事業内容　:　小麦粉、ふすま、その他の加工品及び関連商材の製造・販売
ＨＰ　　　:　https://www.nisshin-seifun.com/