都内一銭湯が多い大田区を舞台にリアルとバーチャルが融合した新たなエンタメ型ツアーを実現
インバウンド向け日本文化学習ツアーにABALが開発したUX連携ソリューション「Compass」とリアルメタバースソリューション「Scape」を採用
11月25日よりEYストラテジー・アンド・コンサルティングと日本旅行と連携して大田区銭湯体験ツアー「"SENTO" New Entertainment Experience Tour in Ota, Haneda area」(以下、本銭湯プロジェクト)を実施します。
本銭湯プロジェクトの背景
日本の玄関口として国内随一のインバウンドが集まる羽田空港がある大田区は、観光庁による特別な体験コンテンツ・イベントなどの創作を支援する「観光再始動事業」に採択されました。そこで「日常」の日本を感じられる新たな観光体験を創出。都内一の銭湯数を誇る大田区の立地を活かし、VRなどのバーチャルとリアルを融合させた新たな体験で銭湯文化・作法を学べるプログラムを展開します。
本銭湯プロジェクトの特徴
本銭湯プロジェクトでは、スマートフォンやVRゴーグルなどのデジタルデバイスを横断し、バーチャルコンシェルジュが観光客を案内します。旅行という移動体験においてバーチャルとリアルが融合し、ひとつの世界観を構築している点が特徴となっています。
「HANEDA INNOVATION CITY」でQRコード付きパスポートを発券、スマートフォンからQRコードを読み込み、ツアー概要などを確認できます。その後、VRゴーグルを装着。バーチャルコンシェルジュが登場し、銭湯空間に移動しそこで出題されるクイズを通じて歴史や文化、入浴マナーを学ぶことができます。
バス移動中もWebアプリに登場するバーチャルコンシェルジュから、観光情報を受け取りながら楽しく学習。大田区の個性豊かな銭湯の紹介や、オリジナル銭湯マップが順次展開され旅を盛り上げます。
最終目的地の寿司屋でもWebアプリを通して寿司文化について勉強できるなど、バーチャル上の空間やキャラクターが目の前のリアルな風景や人物と連携します。こういった複合的な体験を通じて、これまでにない感覚のエンタメ型のツアーを実現しました。
本プロジェクトを実現するソリューション
「Scape」はリアルとバーチャルの融合を実現するリアルメタバースソリューションです。特許技術を用いた空間拡張技術により、現実の狭小スペースに、広大な仮想空間を展開できます。さらに、複数のユーザーがアバターとして同時に仮想空間に入ることができ、ユーザ-が自由に移動しながら同時に体験を共有することができます。
(特許第6538012号 特許第6538013号 特許第6672508号)
「Compass」は、全ての体験を繋げるUX連携ソリューションです。
インフォメーションの閲覧や、ユーザーのGPS情報を活用し、移動に連動したWEBコンテンツの展開を行います。
そのほか、ライブ配信といったコンテンツから、EC機能やモバイルオーダー、チケット発券といった決済機能までツアーの内容に応じて提供可能です。
ScapeとCompassが連携することで、バーチャルとリアルの隔たりのない新感覚のエンタメ型のツアーを実現します。
今後の展開について
ABALでは、施設やイベントを運営する企業・団体・自治体を中心に「Compass」の導入拡大を進め、ユーザー・主催者双方にストレスのないイベント体験を提供します。
また「Scape」では、狭い空間を東京ドームサイズまで拡張したバーチャル空間の制作が可能。要望に合わせ自由で多様な表現を実現します。
「Compass」と「Scape」活用し、リアルとバーチャルが融合した新たな観光体験をパートナーと共創していきます。
株式会社ABALとは
商号 :株式会社ABAL
所在地 :東京都目黒区東山1-17-16
代表者 :尾小山 良哉
公式サイト:https://www.abal.jp
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