【開催レポート】ものづくりの現場で役立つシステムズエンジニアリングを学ぶ、無料オンラインセミナー「システムデザインの学校」を開催|株式会社レヴィ

システム設計の人材育成やツール提供を手がける株式会社レヴィ(本社:東京都文京区)は、プロダクト開発や組織の問題解決など様々な場面で役立つ「システムデザイン」を短い時間で手軽に学ぶことのできる無料のオンラインセミナー「システムデザインの学校」のベーシッククラスを10月15日に開催しました。

 

  • セミナー開催の背景
より不確実で複雑になる昨今のビジネス環境において、ものづくりの分野では複数のシステムを複合的に見ていく必要性が高まっています。自動車業界を例に挙げると、電気自動車、自動化、配車システムなど、複数のプロジェクトやシステムが複雑に絡み合っており システム オブ システム と呼ばれる領域が増えています。

このような複雑なプロジェクトを進めていくために「システムズエンジニアリング」が注目されていますが、その重要性が高まっている一方で活用は難しく、理論を理解している大学の衛星開発の現場でさえ上手く活用できていない状況です。

そこで、株式会社レヴィでは「システムズエンジニアリング」を誰もが活用しやすい形で広げていくことを目指し、無料オンラインセミナー「システムデザインの学校」を開講しました。
 
  • 開催概要
開催日:2021年10月15日(金) 18:00~19:30
開催方法:無料オンラインセミナー

対象者:
・ものづくり分野やシステム開発企業のマネージャー、開発部の設計者
・システムデザインやシステムモデリングってどんなことをするんだろう?と思っている初学者
​・システムモデルの活用方法や描くコツを知りたいかた
​・システムモデリングツール「Balus」を使ってみたいかた

開催内容:
・なぜ、ものづくりの現場でシステムデザインが必要なのか? [プレゼン 30 分]
・アプリ開発の事例をもとに、モデル図の作成・解説 [デモ 30 分]
・自分で考えたアプリのアイディアをモデル図で書いてみる[ワーク 30 分]

詳細レポートは以下のリンクからご覧いただけます。
https://blog.levii.co.jp/entry/2021/10/29/164926

 
  • 講師紹介
講師はシステム設計の人材育成やツール提供を手がける株式会社レヴィCEOの南部と、システムデザイン研究所所長の三浦が務めました。
 

【講師:南部 陽介】
株式会社レヴィのCEO。元・大阪府立大学工学研究科助教。博士(工学)。超小型衛星OPUSAT「こすもず」、後継機「ひろがり」の責任者を務め、人工衛星2基を打ち上げた。趣味は料理。「味とコストとインパクトを考えながらシステムデザインクッキングをしています。」
専門分野:飛翔体構造工学、振動工学、制御工学、超小型衛星、システムズエンジニアリング
 

【講師: 三浦 政司】
株式会社レヴィ共同創業者。システムデザイン研究所の所長としてシステム設計論の研究などに取り組む。元・鳥取大学学術研究院工学系部門准教授。博士(工学)。AROB Best Paper Award(2015)、計測自動制御学会社会システム部会優秀論文賞(2017)など受賞歴多数。「セミナーでは、実践で使えるノウハウをたくさん伝えていきたいと思います!」
専門分野:飛翔体誘導制御、自律分散制御、工学教育、システムズエンジニアリング
 
  • セミナーで解説した3つのシステムモデル
システムエンジニアリングの手法を理解するために、「日常で困っている悩みごとを解決するアプリの開発」をテーマに、システムを可視化するモデル図を書きました。モデルを書くためのサンプルとして「傘判断アプリ」を事例としました。また、モデル図を書くツールとして株式会社レヴィが開発したモデリングツール「Balus」を利用しました。

■サンプルの場面設定:傘判断アプリ
<場面・困りごと>
 小学生の子どもがいる家庭で、子どもが登校するときに傘を持たせるべきか迷う・間違えることが多い
<アイディア>
 その日の下校時の天気予報データから傘の不要/必要を判定して教えてくれるアプリをつくりたい

■作成・解説したモデル
傘判断アプリの開発を事例に、作成するシステムの認識をあわせるための3つのモデル図を作成しました。

1)コンテキストモデル
2)価値(状態変化)モデル
3)業務フローモデル

 

コンテキストモデルの例コンテキストモデルの例

価値(状態変化)モデルの例価値(状態変化)モデルの例

 

業務フローモデルの例業務フローモデルの例


傘判断アプリのサンプルでシステムモデルのイメージを理解した後、参加者それぞれで「身近な課題を解決するアプリ」のアイディアをだし、アプリ開発に必要なシステムをモデル図で可視化するワークを実施しました。

【ワーク実施の手順】
1. モデリングツール「Balus」の付箋機能を使って、身近で解決したい課題のアイディアをだす
2. アイディアの中から、参加者それぞれテーマを1つを選ぶ
3. サンプルで作成した「傘判断アプリ」を参考に、「Balus」上に3つのモデル図を作成する
4. 作成し終わったら、3つのモデル図の相関関係を俯瞰し、抜け漏れがあれば追加する
5. 最後にそれぞれのモデル図をみて参考にする
6. 難しかったところや悩んだところについて講師に質問・回答
 
  • 参加者の感想
「システムデザインの学校」の参加者の感想を紹介します。

・システムデザインについては、ガイドブックを読んだだけの知識で参加しましたが、資料で読むだけでは腑に落ちていなかったところが体感で理解できました。デモをみせてもらって実際に活用するイメージがつきました。

・座学中心かと思ったけど、実際はワークが多かったし、ワークも簡単だったので参加しやすかった。

手を動かしながら頭を使うインタラクティブなセミナー。インプットとアウトプットのバランスが良く、あっという間で楽しかった。

・ある程度受け身でも参加できるが、実際のアプリ開発の事例をテーマにしたモデルを書いたりして実践的な内容だった。

・ワークショップがあるので緊張したが、基本は個人ワークなので人見知りでも安心だった。他のひとが考えたモデル図を参考にできたので引き出しが増えたのが良かった。
 
  • 今後の開催予定と参加方法
「システムデザインの学校」ではベーシッククラステーマ別クラスを用意しています。ベーシッククラスもテーマ別クラスも、どちらも繰り返し実施する予定です。システムデザインの学校に初めて参加される方は、まずはベーシッククラスの回にご参加下さい。ベーシッククラスに参加済の方は、題材とご都合に合わせてお好きなテーマ別クラスにご参加下さい。

■各クラスの詳細
ベーシッククラス
レヴィが提案するシステムデザインのためのフレームワーク「システミング」の基本的な解説と、「Balus」を使ったシステムデザインの体験ワークを行います。

テーマ別クラス
テーマ別クラスでは、特定の分野や課題を題材にして、「Balus」を使ったシステムデザインを実践するワークに取り組みます。

■参加方法
次回参加をご希望の方は、株式会社レヴィのメールニュースのご登録フォームに「システムデザインの学校 参加希望」と記載のうえご登録をお願いいたします。次回の日程が決まり次第ご連絡させていただきます。

レヴィ メールニュース登録フォーム
https://levii.co.jp/mailnews/
 
  • システムモデリングの学びをサポートするツール、コンテンツ
■システムモデリングツール「Balus」とは
「Balus」は、株式会社レヴィが提供する同時編集が可能なクラウド型のモデリングツールです。洗練された同時編集機能や豊富なコミュニケーション機能、さらに外部のメンバーを簡単に招待する機能などを備えています。

「Balus」についての詳細はこちらのページをご覧ください。
https://blog.levii.co.jp/entry/2021/09/04/143148

■システムモデリングを学べるコンテンツ
システムデザインやシステムモデリングについてさらに学ぶことのできるダウンロード資料も用意しています。「システムデザインの学校」を通して興味・関心をお持ちになった方は、ぜひこれらもあわせてご利用下さい。

<資料ダウンロード>
https://levii.co.jp/contact/

 
  • 株式会社レヴィ
株式会社レヴィは、宇宙開発などの分野で発展してきた「複雑なシステムの実現方法」を誰でも実行可能なシステムデザインフレームワークとして再構築し、設計支援ツールや研修プログラムなどの形で提供しています。これまでに、システムインテグレーター/ソフトウェアベンダー/大手電子機器メーカー/大手ゼネコン/シンクタンク/国公立大学など、幅広いお客様へのサービス導入実績があります。

これまでの導入実績については、こちらのページをご覧下さい: https://levii.co.jp/works/

本リリースに関連するページ(システムデザイン研究所):https://levii.co.jp/lab/
本リリースに関するお問い合わせ: contact@levii.co.jp
株式会社レヴィWebサイト:https://levii.co.jp/
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