これからの博物館に求められる「戦略的ファンドレイジング」実証事業参加者を募集
文化庁事業に基づき、基礎から学べる連続オンラインセミナーを8月18・19日に開催
事業の背景
博物館は、資料収集・保存、調査研究、展示、教育普及といった活動を一体的に行う施設であり、実物資料を通じて人々の学習活動を支援する施設としても、重要な役割を果たしています。これまで博物館が担ってきた基本的な役割とともに、新たに社会的・地域的な課題への対応と、持続可能な経営基盤の確立の必要性が示される中、博物館におけるファンドレイジングの関心や重要性は高まっており、その一方、実践にあたっての課題も指摘されています。日本ファンドレイジング協会は、本事業を通じて、博物館に関わる方々への戦略的ファンドレイジングの実践における基礎知識と実践事例の共有と、実証事業を行います。
出典:博物館法制度の今後の在り方について(文化審議会博物館部会 令和3年7月)
出典:令和2年度「博物館の機能強化に関する調査」事業実績報告書
実証事業の内容
- 実証事業で目指すゴールと目標の設定
- 最適なファンドレイジング方法の検討(クラウドファンディング、現物寄付など)
- ファンドレイジング実施(ファンドレイザーが伴走します)
- 成果の取りまとめ
博物館向け戦略的ファンドレイジング連続セミナーのご案内
参加費は無料です。片方のみの参加も可能ですが、実証事業への参加を検討している博物館の方は、ぜひ連続の受講をご検討ください。アーカイブをご覧いただくことも可能です。
詳細・申込はこちらより:https://jfra.jp/news/42410
- 日時:2022年8月18日(木) 10:00-12:30
- 内容:戦略的ファンドレイジング基礎
JICA、外務省、米国NPOなどを経て2008年NPO向け戦略コンサルティング企業(株)ファンドレックス創業、2009年、課題解決先進国を目指して、社会のお金の流れを変えるため、日本ファンドレイジング協会を創設し、2012年から現職。認定ファンドレイザー資格の創設、アジア最大のファンドレイジングの祭典「ファンドレイジング・日本」の開催や寄付白書・社会投資市場形成に向けたロードマップの発行、子供向けの寄付教育の全国展開など、寄付・社会的投資促進への取り組みなどを進める。
実践編|事例から学ぶ~クラウドファンディングや遺贈寄付の成功と失敗
- 日時:2022年8月19日(金) 18:00-20:30
- 内容:文化施設におけるクラウドファンディングについて・遺贈寄付について
講師 鎌倉 幸子(かまくらさちこ株式会社 代表取締役/認定講師)
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会にてプロジェクト・マネジメントやファンドレイジングに従事後、2016年にかまくらさちこ株式会社を設立。ソーシャルセクターのファンドレイジングや組織基盤強化のコンサルティングを行う。また、2016年から2019年、アカデミック・リソース・ガイド株式会社のスタッフとして地方公共団体の公共施設等の基本構想、基本計画策定支援業務に従事する。地方公共団体等の公共施設における基本構想・基本計画の策定、クラウドファンディングを含めた資金調達の伴走支援に従事した経験を有している。
・2020年 公益社団法人大日本弓馬会クラウドファンディング伴走支援
・2021年 高知こどもの図書館クラウドファンディング伴走支援
講師 齋藤 弘道(遺贈寄附推進機構株式会社 代表取締役・全国レガシーギフト協会 理事)
信託銀行にて1500件以上の相続トラブルと1万件以上の遺言の受託審査に対応。遺贈寄付の希望者の意思が実現されない課題を解決するため、2014年に弁護士・税理士らとともに勉強会を立ち上げた(後の「全国レガシーギフト協会」)。2018年に遺贈寄附推進機構株式会社を設立。日本初の「遺言代用信託による寄付」を金融機関と共同開発。
【本件に関するお問合せ先】
認定特定非営利活動法人日本ファンドレイジング協会
担当:浅井 美絵(プロジェクトリーダー)・千田 領一郎(ディレクター)
電話:03-6809-2590 メールアドレス:jfra@jfra.jp
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