GIGAスクール時代の新たな授業のカタチ。3/11に震災遺族が、被災地・宮城の小学校校庭から全国1300人の子どもたちに防災の授業

「もしもはいつもの中にある。」平時に有事を想像し備えるための、本当の防災を伝える1時間

認定特定非営利活動法人カタリバ(本部:東京都杉並区、代表理事:今村久美、以下 カタリバ)は、震災10年の節目となる2021年3月11日(木)、自宅で過ごす子どもたちのためのオンライン広場「カタリバオンライン」にて、震災遺族であり元教師が、旧石巻市立大川小学校の校庭から「防災と命の授業」をオンライン配信する特別プログラムを実施、全国の子どもたちに特別公開します。また、本プログラムを報道関係者に公開しますのでお知らせいたします。


■「津波が校庭に来るまでに50分間あったのに、なぜ逃げられなかったのかな。」

特別授業の講師である佐藤敏郎さんは、10年前の東日本大震災によって発生した津波により、当時大川小学校に通っていた次女を亡くしました。佐藤さんは、「あの日あったことに目を背けるのではなく、向き合うことで、あの日までたしかにあった大川の風景、命を風化させないようにしたい」そのような想いから、東日本大震災で得た教訓を未来にどう活かせばよいのか、一人ひとりの防災意識をどのように変えていけばよいのか、といったことをテーマに、全国の学校や企業、様々な団体で講演、また被災地でのスタディツアーなどを行っています。

今回のプログラムでは、「大川小学校に津波が来るとわかってから約50分間という時間があったにも関わらず、なぜ教員、子どもたちは津波に飲み込まれてしまったのか」という問いに、全員で向き合うワークショップを行います。授業を通じて、参加した子どもたち全員の、これから起こるかもしれない災害に対する意識が変わり、行動が変わっていくことにつながればと考えています。

■全国1300人の子どもたちに授業配信。GIGAスクール時代の新たな授業のカタチ

今回、東京、山梨、大阪、島根、福岡、熊本など、全国の小中学校に通う子どもたち、自主休校中の子どもたちなど、全国1300人以上の子どもたちに向けて授業をオンライン配信します。

1人1台学習用端末を整備し、個別最適化された学びを全国の学校現場で実現させる「GIGAスクール構想」。新型コロナウィルスの影響もあり、全国的にこの動きが加速している中、今回の特別プログラムを通じて、これまでは実現できなかったような、物理的な距離を超えて子どもたちにメッセージを伝える「GIGAスクール時代の、新たな授業のカタチ」のひとつの事例にもなればと考えています。

今後も、カタリバは、どんな環境に生まれ育っても、すべての子どもたちが意欲と創造性を育める、未来の当たり前を目指して、子どもたちに多様な出会いと学びの機会を届ける活動に取り組んでまいります。

●特別プログラム講師 佐藤敏郎氏 プロフール
 


1963年、宮城県石巻市生まれ。宮城教育大学卒業後、中学校の国語科教諭として宮城県内の中学校に勤務。東日本大震災当時は、宮城県女川第一中学校(現在の女川中学校)に勤務。震災で当時大川小学校6年の次女を亡くす。013年末に「小さな命の意味を考える会」を立ち上げ、現在は、全国の学校、地方自治体、企業、団体等で講演活動を行う。2016年「16歳の語り部」(ポプラ社)を刊行、「平成29年度 児童福祉文化賞推薦作品」を受賞。


■開催概要
 

●日付:3月11日(木)
●時間:第1部 10:00-11:00、第2部 14:30-15:00
●環境:web会議システム「zoom」を利用し、オンラインで開催いたします
●参加対象:
・全国の小学校、中学校、高等学校、フリースクール、教育支援センター
・様々な事情により自宅で過ごす全国の小学生、中学生、高校生また保護者の方
●プログラム:
【第1部】防災と命の授業「もしもは、いつもの中にある」
10:00-10:03 オープニング
10:03-10:23 旧大川小学校の校庭から中継、佐藤敏郎さんの授業
10:23-10:30 子どもたち同士で感想などシェア
10:30-10:45 ワークショップ「津波が来るまで50分間あったのになぜ逃げられなかったのか」
10:45-10:55 発表
10:55-11:00 まとめ
【第2部】被災地・女川からの中継と黙とう
14:30 女川の献花台から中継
14:46 黙祷
14:47 感じたことを共有​
●参加方法
【一般参加】下記イベントページより参加申込みください。
https://www.katariba.or.jp/event/28966/
【取材依頼】メール下部「取材に関する問い合わせ」よりご連絡ください。
●一般参加申込み〆切
2021年3月8日(月)23:59

※プログラム内容は変更になる場合がございます。
※佐藤敏郎先生による授業は第一部のみで、第二部には登壇いたしません。

■ご取材いただけるシーンの例
・佐藤敏郎氏による「命の授業」講義シーン(オンライン)
・被災地の写真・動画(大川小学校、女川向学館(カタリバ運営の放課後学校)など)
・佐藤敏郎氏へのインタビュー(時間に限りがある可能性がございます)
・授業を受ける子どもたちへのインタビュー(学校側への取材調整が必要となります)
・カタリバ担当者へのインタビュー

───────────────
■カタリバオンラインとは
「カタリバオンライン」は、2020年3月4日(水)より、Web会議システム「zoom」を使用し、新型コロナウイルス感染症拡大によって自宅で過ごす子ども向けに様々な支援プログラムを展開しているオンライン広場で、これまでに国内外約2,000人の小中高生が登録しています。住んでいる場所や環境に関わらず多くの子どもたちに機会を届けるべく、放課後の時間と土日に運営しています。

■認定非営利活動法人カタリバとは
どんな環境に生まれ育った10代も、未来を自らつくりだす意欲と創造性を育める社会を目指し、2001年から活動する教育NPOです。高校への出張授業プログラムから始まり、2011年の東日本大震災以降は子どもたちに学びの場と居場所を提供するなど、社会の変化に応じてさまざまな教育活動に取り組んでいます。

■団体概要
設立   :2001年11月1日
代表   :代表理事 今村久美
本部所在地:東京都杉並区高円寺南3-66-3 高円寺コモンズ2F
事業内容 :高校生へのキャリア学習・プロジェクト学習プログラム提供(全国)/被災地の放課後
学校の運営(宮城県女川町・岩手県大槌町・福島県広野町・熊本県益城町)/災害緊急
支援(西日本豪雨、令和元年東日本台風、熊本豪雨)/地域に密着した教育支援
(東京都文京区・島根県雲南市・島根県益田市)/困窮世帯の子どもに対する支援(東京都足立区)
URL   : https://www.katariba.or.jp/
※以下、メディア関係者限定の特記情報です。個人のSNS等での情報公開はご遠慮ください。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります。

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。
※内容はプレスリリースにより異なります。

  1. プレスリリース >
  2. 認定特定非営利活動法人カタリバ >
  3. GIGAスクール時代の新たな授業のカタチ。3/11に震災遺族が、被災地・宮城の小学校校庭から全国1300人の子どもたちに防災の授業