グラミン日本、前年度の事業報告書を発行 「誰もが活き活きと生きられる社会」を目指し活動実績を重ねる
一般社団法人 グラミン日本(本社:東京都中央区、理事長:百野 公裕、以下「グラミン日本」)は、前年度(2019年10月~2020年9月)の事業報告書(アニュアルレポート)を発行しましたのでお知らせいたします。
グラミン日本の理念と具体的な活動内容をまとめたもので、融資を受けた起業者の声や、自治体、NPO、企業、大学など幅広い連携の事例、グラミン日本を支える法人・個人のパートナー・サポーターを紹介しています。
本事業報告書がグラミン日本をご理解いただく一助となりましたら幸いです。
●グラミン日本 前年度 事業報告書
https://grameen.jp/wp-content/uploads/grameen-report-4th_a4.pdf
前期の後半からは、新型コロナウイルス感染症の流行が本格化し、従来実施していた説明会・面談が実施しにくい状況となりましたが、感染対策を徹底した上での小規模イベントや、オンラインでのミーティングを活用し着実に実績を重ねてきました。
グラミン日本の中心的な事業である、起業や就労を通じた自立を支援するマイクロファイナンス(融資事業)に関しては、説明会申し込みから、5人一組の互助グループ形成、各種トレーニングを経た融資実行、返済・フォローアップまでの一連の流れを紹介しています。
加えて、本事業報告書では、幅広い連携の事例も紹介しています。
千葉県船橋市とはシングルマザーや若年者の生活困窮の問題解決に取り組みました。具体的には、船橋市地方卸売市場の「市場カフェ」をはじめとした市内の「場」を活用し、コミュニティの課題を洗い出し、グラミン日本による金融教育ワークショップを提供することで、地域の課題を解決する仕組みを構築しています。
NPO法人との連携では、愛知県の「のわみ相談所」および「わっぱの会」と共同で起業・就労に向けたワークショップを実施するなど、各種支援活動を実施しました。
社会に再生可能エネルギー電力を供給する、みんな電力株式会社とはソーシャル・ビジネス「グラミンでんき」をリリースしました。毎月の電気料金から100円がグラミン日本に寄付されることに加え、グラミン日本の融資対象となった方は電気料金が一年間無料になるサービスです。
●「グラミンでんき」WEBページ
https://minden.co.jp/personal/grameen/
明治大学 商学部の小川ゼミナールと協力し、約4か月にわたりソーシャル・ビジネス・プログラムとして生活困窮の実態調査およびグラミン日本の事業戦略立案を実施しました。
また、グラミン日本では、ともに事業の発展を目指す、次年度(2021年10月1日~2022年9月30日)の団体賛助会員も募集しています。
●団体賛助会員に関するお問い合わせ先
https://grameen.jp/contact/
グラミン日本は、今後も各種施策を通じ、生活困窮者の経済的な自立を支援していまいります。
■一般社団法人グラミン日本について
生活困窮の状態にある方へ無担保で小口融資を行うグラミン銀行の日本版として2018に設立。「誰もが活き活きと生きられる社会へ」をビジョンに掲げ、生活困窮の状態にある方々に低利・無担保で少額の融資を行い、こうした方々が起業や就労によって生活困窮から脱却し自立するのを支援するマイクロファイナンス機関です。
これまでの金融ではカバーされなかった人たち、たとえば働く意欲はあっても今は生活が苦しい母子家庭や若者に、生活資金ではなく、「起業や就労の準備のためのお金」を融資します。グラミン日本は、働く場所があるということが真の意味で人を貧しさから救う、そして融資資金はそのための種(シード)になると考えています。
■HP: https://grameen.jp/
■Facebook: https://www.facebook.com/GrameenNippon
■Twitter: https://twitter.com/GrameenNippon
■note: https://note.com/grameennippon
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