加工食品と化粧品を生産・販売するバラ農家「ROSE LABO」が生産物の廃棄数ゼロを14ヵ月連続で100%達成
SDGsの"持続可能な未来の発展"に積極的に取り組み、持続可能な消費と生産のパターンを確保
埼玉県深谷市で農薬不使用の食用バラを栽培し、そのバラを使った加工食品と化粧品を展開するROSE LABO(ローズラボ)株式会社(以下、ROSE LABO。代表取締役社長:田中綾華)は、2019年より生産物の廃棄数をゼロにする取り組みをスタートしました。2019年11月~2020年12月、14ヵ月連続で自社製品である加工食品と化粧品の廃棄数ゼロを100%達成していることをご報告いたします。
2019年、ROSE LABOは生産物の廃棄数をゼロにする取り組み「Zero waste(ゼロウェイスト)」を開始しました。
「ゼロウェイスト」とは、ごみをどう処理するかではなく、ごみ自体を出さない社会を目指すことです。ごみをゼロにすることを目標に、できるだけ廃棄物を減らそうとする活動のことを指します。このプロジェクトは、SDGsの指標のひとつ「12.つくる責任 つかう責任」に貢献しています。
- ROSE LABOの「ゼロウェイスト」始動の背景
まずは小ロットの製造を可能にするために、ROSE LABOの農園付近のお菓子屋さんに加工食品の製造を委託。数十本から製造できるように加工場の環境を整えました。
化粧品も同様に、小ロットで製造できる工場を厳選し、期限内に販売できる分だけを製造することで、持続可能な消費と生産のパターンを確保することに成功。2019年11月には加工食品と化粧品の廃棄数がゼロになりました。
生産面の努力のほかにも、積極的に取引先の百貨店と合同で社販を行っています。この社販によって百貨店勤務の方がリピート購入してくださるようになり、ブランドのファン作りにもつながっています。
販売期限を過ぎそうなものに関しては、徹底した期限管理の元、お菓子作りのモニターを募集して製品を提供したり、「訳あり品」として潔く割引して販売しました。その結果、2019年11月以降も14ヵ月連続※で「廃棄数ゼロ」を達成し続けています。
※2019年11月~2020年12月まで
- 出荷先を失った食用バラから作られた消毒スプレー
ローズバリアスプレー(20mL 税別1,500円)は、コロナ禍で出荷先を失った新鮮な食用バラから作られた、手指の消毒もできるマスクスプレーです。敏感肌の方も手に取りやすい、天然由来成分100%。さわやかなバラの香りで息苦しいマスクをリフレッシュします。
2020年7月発売以来、多くの方にご愛用いただき累計販売数が2万本を突破(2021年1月現在)。
現在はお客様からのお声にお応えし、詰め替え用(50mL)を開発中。本体容器の再利用を促す活動を行い、SDGsの「12.つくる責任 つかう責任」により貢献する活動を行って参ります。詰め替え用は2021年2月頃発売予定。
- 持続可能な開発目標「SDGs」のなかで生産者ができること
こういった課題意識から、ROSE LABOは生産者として真っ先に生産管理の見直しを始めました。
製品の小ロット生産に加え、収穫した食用バラも廃棄がないように管理しています。食用バラをA品とB品に選別し、見た目の美しいA品は飲食店への卸しに、B品は真空冷凍し自社の化粧品原料などに加工しています。
今後もROSE LABOは、食用バラを廃棄せず有効に活用していくことを筆頭に、持続可能な開発目標「SDGs」の17個のゴールに向けて、農業界のロールモデルとなるような生産管理を行います。
- ROSE LABOについて
公式通販サイト:https://www.roselabo.jp/
公式Instagram:https://www.instagram.com/roselabo.japan
公式Twitter:https://twitter.com/roselabo_jp
公式Facebook:https://www.facebook.com/roselabo.japan
- 会社概要
■本社所在:埼玉県深谷市大谷
■設立日:2015年9月7日
■事業内容:食用バラの栽培、商品開発、販売、講演、農業コンサルティング
■会社HP:https://www.roselabo.com/
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