日建連が推進する「建設業週休二日」に切り込む!RRCS第5回対談・座談会配信開始
「残コンで残業?!生コンプラントも建設業界の一員です!建設業の働き方を考える」日建連の週休二日推進本部の幹事に訊く、建設業界における働き方改革の過去・現在・未来とは?
今回で第5回目となるRRCS対談・座談会。回を増すごとに注目度が高まっている中、今回は建設業界の総本山とも言うべき日本建設業連合会本部・特別応接室にて、日建連 週休二日推進本部 幹事会 幹事の堀江 邦彦氏をゲストにお迎えし、建設業の働き方改革について、長年ご苦労されてきたプロセス、IT技術の登場と未来、そしていつの時代も建設業にとっては”最後は人”が最も大切であることを熱く語る対談を繰り広げています。
また、【残コン問題の解消に向けて】においては、”残コン”に関するオープントークが展開されており、セメント・生コン関係者においては必見の内容となっています。
【建設業週休二日の原点】
2015年に「健全な建設業の発展」のスタート元年として長期ビジョンを発表。建設投資額が維持されるとの予測がある中、このままでは建設技能者が減少し続けるとの危惧が「建設業週休二日」を目指す働き方改革の原点。
【さらなる建設業生産向上と働き方改革の経緯】
モバイル技術やBIMの登場により、国交省による「i-Construction」がはじまる。2017年、日本社会全体の「働き方改革」の流れを受け、日建連が週休二日実現行動計画を開始、2020年10月には改正建設業法が施行され、国として大きく舵が切られた。
【建設業週休二日の現状と改善】
建設業週休二日の活動内容、目標設定、現状分析を紹介。改正建設業法に伴う建築主への働きかけを含め、どのように実現を図っていくのかについて言及。
【残コン問題の解消に向けて】
残コンとは何者か?全国統一の法規、規格、標準がない中、問題を解決するにはあまりにもハードルが高すぎる。RRCSが提唱する3R+2を交えて残コン問題の解決策を探り、「建設業週休二日」の推進において働き方改革という国家レベルの施策に業界一体となって取り組むことの意義をもとに示唆に富んだ助言を頂く。
【デジタル化によって変わり得る業界】
ミリ単位の精度が要求される建築業界においては、いまだ土木のようなGPSを使ったi-Constructionが進まない。このミリオーダーの測量技術の革新が起これば、近い将来、建築業界に革命をもたらすだろう。
【魅力ある建設業界へ】
現場を希望する学生が減少傾向にある中、東大では建築生産マネージメント講座を設立し、ロボットでは発想できないような匠の設計を魅力的に思う学生が増えてきている。設計段階で施工の情報を盛り込むフロントローディング。そこには建築生産としての創造力がある。忘れてはならないモノづくりを心から楽しむ職人さん。建設DXだけがすべてではないと認識すべきである。
建設業界の未来を考えさせられる30分、ぜひご覧くださいませ。
本編はこちらから↓
【一般社団法人 生コン・残コンソリューション技術研究会について】
代表理事野口教授を中心に業界のトップアカデミアや経験豊富な方々を理事に迎え、広く建設業界の皆様と共に、セメント・生コンに関する新しい技術や、残コン・戻りコンの問題に真正面から向き合い、問題解決に必要な制度化・規格化・技術開発について産官学それぞれの立場から考え、ソリューションを見つけ出す為に昨年10月に発足された団体。
代表理事: 野口 貴文
東京大学大学院工学系研究科教授。専門は建築材料学・建築防火工学。これまで再生骨材などを含めコンクリートに関するJISやJASS5など多くの規格・基準類の策定に携わっている。
所在地:東京都港区赤坂6-10-42 パシフィックパレス赤坂401号室
設立:令和2年9月24日
URL:https://rrcs-association.or.jp/index.html
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