視覚障がい者の“外出の壁”をAIで解決、FUNDINNOで株式募集を開始
白杖では届かない“上半身の危険”を、AIとデザインの力で補う新しいタイプの歩行支援デバイス『Seeker』
株式会社マリス creative design(本社:東京都墨田区八広4-36-21 代表取締役:和田康宏)は、視覚障がい者の「安全なひとり外出」を支援する**AI搭載の歩行支援デバイス『Seeker(シーカー)』**の社会実装に向け、株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」にて、2024年6月4日より株式募集を開始いたしました。現在、投資申込を受付中です。
本製品は、これまでに福岡市、山梨県、北九州市などで実証導入を実施しており、現在は東京都渋谷区を含む複数自治体と社会実装の準備を進めています。これらの取り組みは、CNET Japanなどでも紹介されています。
👉 CNET掲載記事:https://japan.cnet.com/article/35230089/
■ “白杖では守れない危険”を補う、クラウドに依存しないエッジAI型の歩行支援機器
視覚障がい者の移動支援は、長年にわたり白杖や盲導犬などに依存してきました。しかしこれらでは、胸部・顔の高さにある障害物、駅ホームの転落、信号の視認といった“命に関わるリスク”への対応が困難です。
当社が開発した『Seeker』は、クラウドに依存せずリアルタイム処理が可能なエッジAIを搭載し、障害物を検知して即座に振動で通知。視覚の代わりとなる“第2の感覚”として、安全な歩行をサポートします。
また、デザインはPlayStation®5のアートディレクター経験を持つ森澤有人が担当。**「福祉機器に見えない美しさ」**で、若年層にも自然に受け入れられる設計を追求しています。


■ 想定導入層と事業の広がり:BtoG・BtoC・サブスク展開へ
『Seeker』は、導入ステップに応じて以下のターゲット層に展開されます。
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Step1:視覚障がい者層(主に盲目・中途失明)
→ 給付制度を活用し、自己負担2~3万円で導入可能。既に全国の支援団体・自治体と連携が進行中。 -
Step2:弱視・高齢者層
→ 転倒リスクのある高齢者に向け、見守りアプリと連携したサブスクリプション型モデル(Seeker Soft)を提供予定。 -
Step3:高齢者施設・要支援者
→ ネックレス型の『Seeker Care』を、法人契約+補助金併用で導入する“インフラ化”を推進。
■ 実証と社会実装の進捗
すでに福岡市、山梨県、北九州市などで実証導入を行っており、現在は東京都渋谷区との社会実装に向けた準備も進行中です。2025年度には50台の量産試作を予定しており、歩行データを活用した見守りSaaS「Seeker Link」の開発も進行中で、福祉×テクノロジー×まちづくりを横断するインフラモデル構築を目指します。
■ FUNDINNOでの株式募集概要
募集期間:2024年6月4日(水)〜6月17日(火)
目標募集額:1,000万円(上限8,000万円)
FUNDINNOプロジェクトページ:
https://fundinno.com/projects/656
投資には「優先投資家登録(無料)」が必要です
登録はこちら → https://fundinno.com/users/sign_up?invite_token=r6wkugj3dc
■ 代表者コメント(和田康宏・代表取締役)
視覚障がい者の方が「もう一度ひとりで歩きたい」と願った時、社会はその一歩を支えているでしょうか?
Seekerは、テクノロジーでその“願い”に応えるプロダクトです。
今回の資金調達で、量産・社会実装を一気に前進させ、移動のインクルージョンを現実にしていきます。
応援してくださる皆さまと共に、社会の見えない壁を壊していけたらと思っています。
■ メディア掲載実績
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CNET Japan(2024年4月23日掲載)
https://japan.cnet.com/article/35230089/
【会社概要】
会社名:株式会社マリス creative design
所在地:東京都墨田区八広4-36-21 GarageSumida2F 01号室(浜野製作所内)
代表者:代表取締役 和田 康宏
設立:2018年
【本件に関するお問い合わせ】
株式会社マリス creative design
担当:和田 康宏
E-mail:info@maris-inc.co.jp
TEL:03-6206-8218
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