神話が解決する! 持続可能な社会への課題 ~ 個の意識を超えた新しい体験 ~ 

時空を超えた物語を舞う 地歌舞

一般社団法人 伝統文化創造推進機構(東京都品川区上大崎1-5-61、代表理事:澤田麻希)は、世界的な危機を乗り越えるための拠り所となる、新たな価値・役割を持つ伝統文化を創出する試みとして、『時を超えて人と神々の物語を舞う 〜地歌舞〜』を2021年12月14日(火)に開催致します。


人類原初の神話と超時空をめぐる 伝統芸能の世界

 歴史ある日本の芸能は、神に捧げる奉納や亡くなった命への鎮魂から始まったと言われており、伝統芸能に伝わる神々や自然との交流の物語は、人類原初の神話*にもつながっているようです。
 能や地歌舞の、幻想的で美しく洗練された技芸に耳目を楽しませながら、世界人類が一つになりコロナを乗り越えるヒントとなりうる「和の心」を感じて頂ける伝統芸能公演を開催いたします。

*世界神話=2013年にハーヴァード大学のマイケル・ヴィツェルが「世界神話の起源」で提唱した、神話研究とDNA研究による科学実証を駆使した仮説で、世界中の神話は、人類の起源や移動と軌跡を同じくして伝播していったもので、それぞれの民族個別に発生したのではなく、最古の人類の神話と連続性があるという説。現在も世界中で研究が続けられている。

上方舞とも呼ばれ畳一畳で世界を作ることのできる伝統芸能「地歌舞」、その音楽「地歌」と、
多彩なゲストが織りなす古典名作の数々。
ファミ箏*による「天穂のサクナヒメ」*と地歌舞の特別共演も実現しました。

*ファミ箏:和楽器による編成でゲーム音楽を演奏する団体
*天穂のサクナヒメ:日本伝統の米つくり体験と鬼退治がミックスした、大ヒット和風ファンタジーゲーム。 古代日本・古事記の神々をモチーフとした世界。


地歌舞・古澤流 宗家 二代目家元 古澤侑峯より 上演にあたってコメント>
 日本の伝統文化の底には、「和」を貴び、人々が自然に生きることを大切にする精神が流れています。生き物だけでなく石や道具、月や星まで、見えないものや超自然的なものも含めて、命が宿っているという考えは、地球や宇宙の真理にも迫る思想・哲学であり、地歌舞にもそのエッセンスが残っています。そのことを今一度思い出してみる時にきているのかもしれません。

 古典を題材にしていながら、胡弓独奏による舞、初顔合わせによる共演、ゲーム音楽に合わせて舞うなど、初の試みがたくさんちりばめられております。
 「珠取海士」では、一般的に思われている地歌舞の、座敷の中の小さな空間ではなく、竜を追って海に潜った時に、そこから見上げた波と雲が重なって一つに見える天、壮大な空間、世界観を感じていただけます。
 伝統芸能の上演というと、定番化を良しとする向きもありますが、この公演では、今までの固定概念を覆すような公演にしたいと企画いたしました。
 初顔合わせ、若い世代との共演、今まで交じり合うことのなかったそれぞれの個性が初めて出会うことによって、新しい価値、新しい世界が見えてくるのではないかと期待しております。
 リアルな公演が難しかったのが、地歌舞の醍醐味である演じ手と観客が互いに気配を感じあう中からものが生まれる現場に立ち会っていただけることが実現いたします。
 ぜひ、この場におでましいただき、初めての出会いがもたらすエネルギーとそこで生まれる新鮮な感動と未来への予感を共有し、世界に伝わる震源地の一つを形作ることに皆さんとご一緒に挑戦させていただきたいと願っております。
 

 
【上演内容】

奉納「高砂(たかさご)」胡弓×舞
   古今集から着想を得た、松の精霊(神)が人の地に舞い降り、御代を祝い舞う様子を描写した名曲。

地歌舞「珠取海士(たまとりあま)」 舞×地歌
   世界中に広まる竜や異世界との交流譚。ここ日本にも数多く残されている。
   時は平安、若く美しい海士が夫と子のため命がけで竜宮へ踏み入るが...。
   女の信念が天地を揺るがす壮大な物語。

『天穂のサクナヒメ』より 「樹(いつき)」「 静(しずか)」「 蕾(つぼみ)」 ファミ箏×舞
   サクナヒメの楽曲に、日本神話「コノハナノサクヤヒメ」「イワナガヒメ」の物語を重ね、
   姉妹神が繁栄と永遠を祈り舞う、ここだけの特別共演。

筝曲と舞「六段(ろくだん)の調」
   筝曲は基本的に歌を伴うが、六段は歌無しの器楽演奏で「手事物(てごともの)」と言われる。
   グレゴリオ聖歌の「クレド」と似ており、海外でも名曲として知られる。

尺八独奏「鶴の巣籠(つるのすごもり)」都山流尺八本曲
   尺八の古典曲には自然を描写するものが多い。鶴の親子の情愛と、鳴き声を表した名曲。

荻江節演奏「喜撰(きせん)」
   六歌仙の一人喜撰法師の歌を元に作られた、洒脱な「荻江節(重要無形文化財)」 の世界。

胡弓独奏「襲(かさね)」木場大輔作曲
   邦楽では珍しい胡弓の独奏(通常は、箏・三絃・尺八との合奏が多い)。
   ヴァイオリンと同じ種類の「擦弦楽器」である胡弓の、哀愁と力強さが混在する豊かな表現力。


【出演者】
 

●古澤侑峯 (ふるさわ ゆうほう)  地歌舞
地歌舞古澤流宗家二代家元幼少より姫路城に伝えられた御殿舞松本流の舞を修め、現在は初代家元古澤侑(母)の後を継ぎ地歌舞古澤流宗家二代目家元。 伊勢神宮や清水寺を初めとして全国の寺社仏閣の奉納舞や、イタリアのベッキオ宮殿、ポーランドのマルボルク城など海外各国への招聘及び外務省派遣公演多数。2008年には源氏物語54帖を舞にする「源氏舞」を完成させた。グリーンリボン賞、大阪芸術祭賞、京都芸術祭賞受賞。
 


●古澤侑千 (ふるさわ ゆうせん)  地歌舞
地歌舞古澤流師範。飛鳥寺、箱根神社等の奉納舞を納め、師である古澤侑峯の海外公演や各地での奉納舞にも貢献。都内に稽古場を開き弟子の育成にも尽力している。

 




 


●古澤侑空 (ふるさわ ゆうくう)  地歌舞
地歌舞古澤流名取。舞踏の大野慶人師に師事、その後 古澤流に入門。昨年は古澤流コロナ退散祈願としての箱根神社奉納にも参加し舞の奉納を行った。



 

●神永 大輔 (かみなが だいすけ) 尺八
福島県いわき市出身。大学のサークル活動で尺八に出会い、その後都山流尺八師範となり“耀山”の号を授かる。国内外の演奏会多数。現在は和楽器や詩吟を融合させたロックバンド「和楽器バンド」や、ゲーム音楽の演奏グループ「ファミ箏」のメンバーとしても活躍中。和楽器バンドのアルバム「オトノエ」が第60回「輝く! 日本レコード大賞 アルバム賞」を受賞。近年はさいたまスーパーアリーナ2days公演を成功させるなど、活躍の場を広げている。彩ノ音 箏・尺八教室の運営や、教則本の刊行など、尺八の普及にも力をいれている。
 

●芦垣 雪衣 (あしがき ゆきえ)  箏 
東海大学教養学部芸術学科音楽学課程卒業。名古屋音楽大学大学院音楽研究科首席修了。在学中、現代邦楽を中心に福永千恵子師に、地唄箏曲を芦垣美穗氏に師事。韓国法興寺記念式典演奏会への出演をはじめ、海外での演奏も多い。NHK-FM邦楽のひととき多数出演の他、テレビドラマやCMでも演奏を手掛ける等、幅広く活躍。和楽器オーケストラあいおい、和楽器ゲームユニットファミ箏にもメンバーとして参加。芦垣雪衣箏三絃教室(雪衣会)主宰。
 

 

●ファミ箏(ふぁみこと)
一箏  神谷 舞、芦垣 雪衣
二箏  平野 寿里、小池 摩美
十七絃 中嶋 ひかる
三絃  浅野 藍、田辺 明
尺八  吉岡 龍之介、神永 大輔、大賀 悠司(&篠笛)

和楽器による編成でゲーム音楽を演奏する音楽グループ。代表の生田流箏奏者沖政一志をはじめ、邦楽界で活躍するメンバーが集結し、邦楽のルーツとゲーム音楽としての魅力を追及した和楽器演奏団体。 2011年の4starオーケストラから結成し、単独公演のほかオーケストラやバンドなど多様なアーティストとのコラボレーション、YouTubなど動画サイトへの配信も積極的に行うなど、和楽器とゲーム音楽の魅力を様々な人に伝えている。
 


●荻江 露芳 (おぎえ ろほう)  地歌、荻江節 歌
1955年生まれ。東京都世田谷区出身。國學院大学文学部卒業。二世荻江寿友に師事。
五世荻江露友師より荻江露芳の名を許される



 


●荻江 寿延 (おぎえ としのぶ) 地歌、荻江節 三絃
10歳より長唄三味線を始める。東京芸術大学邦楽科卒業。2012年に杵屋正、2014年に荻江寿延の名を許される。現在、歌舞伎や舞踊会の地方、ラジオ等にて活動中。社団法人長唄協会会員。


 

●木場 大輔 (きば だいすけ)  胡弓演奏家、作曲家
淡路島出身。古典胡弓を原一男師に師事。一方で風の盆など日本各地で伝わる胡弓の奏法を研究。低音域を拡張した四絃胡弓の開発、作曲など、胡弓の伝統に新たな光を当てている。NHKワールド「Blends」での演奏が全世界に放送される。吉田兄弟全国ツアーや、胡弓と箏やピアノとのユニット活動の他、胡弓と世界の擦弦楽器による「異文化弦楽団」を主宰など、幅広く活動している。作曲では「組曲 古事記」「シルクロード組曲」など、日本を軸に世界の伝統楽器との作品まで展開している。

 


●佐々木 久美子 (ささき くみこ) 語り、司会 
仙台市出身。劇団麦を経てフリーとなり、以後客演、プロデュース公演等に出演。1999年 お話しの会「がじゅまるの樹」結成。クラシックギターとパーカッションの生演奏による素語りや朗読劇を上演。出演作品は2016年 パフォーミングアート荒馬の旅 「砂漠のトンネル」、 SENDAI座☆プロジェクト 「音楽劇 白墨の輪」「タルタロスの足湯」等多数。現在、TBCラジオCM「三丁目商店街劇場」お竜さん役で出演中。


【上演概要】
伝統芸能 上演・配信事業
『時を超えて人と神々の物語を舞う 〜能舞と地歌舞〜』より、地歌舞[JIUTAMAI]

日時 : 2021年12月14日(火)
     1.  開場 13:00 / 開演 13:30
     2.  開場 17:30 / 開演 18:00
会場 : 中央区立日本橋公会堂〈日本橋劇場〉 
     東京都中央区日本橋蛎殻町1 丁目31-1日本橋区民センター内4階
     ・東京メトロ 半蔵門線「水天宮前」駅6番出口から徒歩2分
      日比谷線「人形町」駅A2出口から徒歩5分
      東西線「茅場町」駅4-a出口から徒歩10分
     ・都営地下鉄 浅草線「人形町」駅A3・A5番出口から徒歩7分
     ・中央区コミュニティバス(江戸バス) 北循環25 「日本橋区民センター」下車0分

【チケット料金】
一般    リアル公演のみ :S席 6,000円 / A 席 5,000円
リアル公演+オンライン交流会:S席 7,000円 / A 席 6,000円
学割    リアル公演+オンライン交流会:A 席 3,000円
共通    オンライン交流会のみ:2,000円

【チケット取扱】
1. 13:30開演 URL:https://t.livepocket.jp/e/jiutamai1214_1
2. 18:00開演 URL:https://t.livepocket.jp/e/jiutamai1214_2

電話:ジャパン・ユニオン Tel. 03-3476-4422 / Fax. 03-3476-4423(
お名前・住所・電話番号・席種・人数を明記下さい)


【主催】一般社団法人 伝統文化創造推進機構
【助成】文化庁「 ARTS for the future! 」補助対象事業


◆◆団体について◆◆
「一般社団法人 伝統文化創造推進機構」(通称「伝創」) (https:// www.mpuf.org/denso)                 
MPUFのスピンオフ団体。MPUFの活動のうち伝統文化(伝統産業・伝統芸能など)に特化した組織として独立法人化した。2020年11月創設。活動実績は、京都の伝統染織産業3団体(西陣織・京友禅・丹後ちりめん)史上初の協働による、コロナ禍において継続可能な新ビジネス形態をめざすXR配信サービス事業「京都染織産業XR推進事業」プロデュース及び事務局運営、そして事業『地歌舞・古澤流 ”超時空”配信事業「舞」』を実施中である。
設立目的は、「世界人類が協働するための共通価値としての日本の伝統文化の調査研究、開発及び普及と振興に関する活動を行い、もって国民の文化芸術活動に寄与することであり、以下の事業を行う。
(1)伝統文化の次世代継承事業           
(2)伝統文化の現代技術とのコラボレーション等の開発事業
(3)伝統文化の調査・研究,および普及事業     
(4)伝統文化に関するイベントの企画及び運営
(5)その他,当法人の目的を達成するために必要な事業

「Microsoft Project Users Forum(MPUF)」(http://www.mpuf.org/) 
MPUF(マイクロソフト・プロジェクト・ユーザーズ・フォーラム)は、2003年より活動開始。会員約2万名の非営利任意団体。
新しい価値を生み出すプロジェクトをマネジメントする手法の研究、実践、参加機会を提供する事を目的に、セミナー、交流、プロジェクト、ガイド&テンプレートの開発、配布を実施。異業種コラボレーションの場としても機能し、近年、伝統産業復興プロジェクトにおいては、産官学民の力を結集する試みにより、2018年能ロボットの開発や、2018年日本茶の南米進出や日本酒の北欧4か国輸出、2018年丹後ちりめんの海外展開等、日本文化、海外をテーマとした活動において数多くの実績を残す。
VR・XRプラットフォーム実績として
2020年より、XR配信技術「MPUF XRCC」を開発試行。7月「Japan XR Science Forum」(世界初のXRプラットフォーム上での家族参加型学会。通常の3倍の参加を達成。)11月「東北大学GP-MS国際学会」、「青梅市IoT推進セミナー2020」等におけるXRプラットフォーム、提供、運営。 

地歌舞・古澤流 および 家元 古澤侑峯 (https://ufo-mai.jp/)            
日本の伝統の舞、「地歌舞 古澤流」は、地歌舞だけでなく、姫路城に伝わった「御殿舞」の流れを汲んで継承している流派です。地歌舞は、「地歌」の演奏に合わせて舞います。「地歌」が、まだ三絃(三味線)が無い室町時代に、琵琶の演奏によって始まったことから、地歌に乗せて舞う「地歌舞」もその頃から始まったと考えられています。二世家元 古澤侑峯は、地歌舞、御殿舞の動きや所作、精神を基本にしながら、源氏物語を舞にした「源氏舞54帖」の創作舞なども上演しております。宝塚本部・東京・桐生・大阪・京都で「地歌舞」と「舞体操」を教えています。能の影響を強く受けながら完成されてきた古典芸能で、「日本舞踊」や「クラシックバレエ」などが、まず「形(フォーム)」を作り上げてから、心を吹き込んでいくというやり方をしているのに比べ、地歌舞(明治以前はただ「舞」と称していました)は、「心の動き」が先行した上で、形と心がほぼ同時進行という特徴を備えています。


【本リリースに関する報道お問い合わせ先】
一般社団法人 伝統文化創造推進機構
お問い合わせ 一般社団法人 伝統文化創造推進機構 

担当:澤田 
    denso.ctc@gmail.com
    050-5532∸8134  ※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
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