「HOLBEIN ART FAIR 2022」開催のお知らせ

現代アートの作り手をサポートする株式会社プラスアートは、ホルベインと共に、渋谷・+ART GALLERYにて、企画展”HOLBEIN ART FAIR 2022”を昨年に続き今年も開催致します。

株式会社プラスアート

2022年8月15日(月)〜2022年9月11日(日)の期間で、現代アートの企画展「HOLBEIN ART FAIR 2022」が渋谷スクランブルスクエア14F・+ART GALLERYにて開催!4週にわたり21名の作家が新作含む100点の作品展示を行います。また、ホルベインの画材体験などアートに書いて、触れて、楽しめる展示となっております。アート初心者でも楽しめる入場無料の開放的なギャラリーに是非お越しください!
現代アートの作り手をサポートする株式会社プラスアート(所在地:東京都渋谷区、代表:新田卓)は、創業120余年の歴史を持つ世界的画材メーカー・ホルベイン画材株式会社(所在地:大阪府中央区、代表:川見良夫)と共に、渋谷スクランブルスクエア14階にある「+ART GALLERY」にて昨年に引き続き、2022年8月15日(月)より企画展”HOLBEIN ART FAIR 2022”を開催することをお知らせいたします。今回の展示企画のコンセプトは「Possibility of painting(絵具の可能性)」です。

HOLBEIN ART FAIR 2022 Main VisualHOLBEIN ART FAIR 2022 Main Visual

■コンセプト:Possibility of painting(絵具の可能性)
ホルベインは日本を代表する画材展であり、特に「絵具」をメイン商材として取り扱っております。【絵具】をというメディアがアートにおいてどこまでの表現を可能にするのか、またその絵の具が表現できる可能性を本展示で楽しんでいただけましたら幸いです。

■企画概要
本展示企画では、総勢21名の作家が参画し、4週間にわたって総数100点以上を展示いたします。展示されている作品は全て購入可能であり、+ART GALLERYのスタッフが作品をご案内いたします。ホルベインが開催する美術界の発展を願い国内の作家活動を支援する「ホルベインスカラシップ」も第35回目を迎える中、歴代のスカラシップ生だけでなく新進気鋭の作家も登場する本展示企画は毎週が必見です。

また、ホルベイン画材株式会社の商品を試作・体験できるスペースの展開や、ホルベインスタッフに直接お話を伺える機会などを提供する予定です。
作品の購入は、現地とオンラインショップにてご購入が可能です。作品の詳細やご案内をご希望の方はオンラインショップよりお問い合わせいただけましたら、対応させていただきます。

■出展作家とスケジュール
1st Week|2022年8月15日(月)〜2022年8月21日(日)  
初英佳 / 濱口綾乃 / 福田紗也佳 / 興梠優護 / 井上光太郎   

2nd Week|2022年8月22日(月)〜2022年8月28日(日)  
田岡智美 / 香月恵介 / 森島里香 / 古川あいか / 松本菜々

3rd Week|2022年8月29日(月)〜2022年9月4日(日)  
福本健一郎 / 深田桃子 / 渡部未乃 / 須貝旭 / 福田絵理

4th Week|2022年9月5日(月)〜2022年9月11日(日)  
SAKAMOTO ENTERTAINMENT / 大塚孝太郎 / 菊地虹 / 鈴木初音 / 安田悠|Yu Yasuda / 榊貴美
※在廊日は各作家様のSNSをご参照ください。
 


・会期:2022年8月15日(月)〜9月11日(日)、営業時間10:00 - 21:00
※新型コロナウイルスの影響で営業時間変更の可能性あります。随時公式ホームページよりご確認ください。
・入場:無料
・住所:渋谷スクランブルスクエア ショップ&レストラン 14F (150-0002 東京都渋谷区渋谷2丁目24−12)
・アクセス:JR 渋谷駅(山手線・湘南新宿線) 、東京メトロ 渋谷駅(副都心線・半蔵門線・銀座線)、東急線渋谷駅(東横線、田園都市線)より各30秒〜1分程度
・主催・企画:ホルベイン画材株式会社、株式会社プラスアート
・協力:株式会社レ・クリエーション

 

会場|+ART GALLERY会場|+ART GALLERY


■作品販売に関して
作品は購入可能で、期間中ネットでも販売!
+ART Online Store:https://pls-art-shop.com/

展示会場で展開する画材はホルベインオンラインショップの購入も可能です。
ホルベインオンラインショップ:https://holbein-shop.com/

■作家・作品紹介
※下記コメントは、作家からの公式コメントではなく、主催者からのコメントであり、主観が多分に含まれていることをご了承下さい。

1st Week|2022年8月15日(月)〜2022年8月21日(日)  
▷初英佳 / 濱口綾乃 / 福田紗也佳 / 興梠優護 / 井上光太郎   

1週目参加者の代表作品1週目参加者の代表作品


<コメント>
1周目は、ホルベインスカラシップより初英佳(第31回)、濱口綾乃(第34回)、福田 紗也佳(第28回)、興梠優護 (第24回)、井上光太郎(29回)らが参加。

初英佳:画面に対峙し、筆を着地させる瞬間の高揚感を、鮮度高く落とし込み、快(美)と不快(醜)を相反せずに共存させることで、様々な矛盾を受容する姿勢を表現する。力強い表現と色彩豊かな表現が見どころ。

濱口綾乃:「絵画ならではのアンバランスさを持った作品を描きたい」といい、植物をモチーフとしながら植物画を描かいていない。絵画空間の中に歪みを与え、見えないものすらも絵画上に表現をしており、見ていて飽きない。

福田紗也佳:赴いた土地の景色から殯(もがり=葬送儀礼)の感覚を見つけ平面作品を制作する。作家本人の目で見て感じたストーリと作品が時空を超えて表現されていて、解読するのが楽しい作品。

興梠優護:人体のモチーフを軸に、光・色彩・視覚といった曖昧で移ろいゆくものに着目して絵画性の拡がりを探る試みを行う。吉井和哉「みらいのうた」のジャケットビジュアルなども担当。記号で表現される様々なシリーズ作品も必見。

井上光太郎:「私は鑑賞者をそのいくばくかの暗闇にいざないたい。」と、人や家、木などのモチーフを使いながら、物理的に見えているもの以外の「暗闇」に目を向け、単に畏怖の念を与えるだけではない、人の孤独に寄り添う暗闇を表現している。孤独の中にある静謐さや焦燥感などの感情が作品から伝わってくる。


2nd Week|2022年8月22日(月)〜2022年8月28日(日)  
▷田岡智美 / 香月恵介 / 森島里香 / 古川あいか / 松本 菜々

2週目参加者の代表作品2週目参加者の代表作品

※古川あいかさんの作品はYasuyuki Deguchi さんによって撮影されています。

<コメント>
2周目は、ホルベインスカラシップより田岡智美(第33回)、香月恵介(第32回)、森島里香(第32回)、古川あいか(第26回)、松本菜々(第24回)らが参加。

田岡智美:平面/立体、アナログ/デジタルなどの形式にとらわれず複雑な情報、素材、パーツをひとつづつ組み合わせコーディネートする感覚で作品を制作していく捉われないスタイルが特徴的であり、常に作品スタイルが更新され続け、いい意味で「裏切り」を与えてくれる。

香月恵介:モニターに映し出された画像をその表示構造、つまり赤青緑の色彩のみ(画素、ピクセル)で再現した「ピクセルペインティング」を主軸として平面作品を展開。画像は主にモネやターナーの絵画を採用しているが、これは光を描いた著名な画家の作品を現代の光学技術の成果たるモニター(発光する画像)へ召喚し、さらにはその画像を描くことによって現代の視覚や光を再考するためであるとし、独特な絵画表現を行なっている。

森島里香:雑誌の切り抜きやネットの画像などを使いコラージュをしたものを、そして、写真を撮ったものを描くといういう方法で作品を制作している。即興的で感覚を大事にしているコラージュと大胆と繊細さを重ね合わせたペインティングのどちらも楽しめる鮮やかな作品を展開。

古川あいか:文化庁、ポーラ美術振興財団の支援を受けドイツに滞在後、現在は東京・ライプツィヒ・ブリュッセルにて国際的に活動中。主なモチーフは、実在する日常の一部を切り取った、剥いだ布団や枕等の“布の皺”である。我々の身の回りに常に自然と発生している“皺”を組み合わせている。圧倒的な作画力で皺をアートへと昇華させている国内外で評価されている作画力・表現力は必見です。

松本菜々:主に平面、絵の具、オブジェクト、物語、イメージ、空間を用いて制作を行い、2.5次元の感覚へと誘ってくれる。イメージと事物との間にある因果的、もしくは非合理的な関係性を絵画の問題とともに再構成しており、作品や制作意図から感じるメッセージなども楽しみたい。


3rd Week|2022年8月29日(月)〜2022年9月4日(日)  
▷ 深田桃子 / 渡部未乃 / 須貝旭 / 福田絵理 / 福本健一郎

3週目参加者の代表作品3週目参加者の代表作品


<コメント>
3周目は、ホルベインスカラシップより、深田桃子(第34回)、渡部未乃(第34回)、須貝旭 (第30回)、福田絵理(第32回)、福本健一郎(第32回)らが参加。

深田桃子:絵画制作を中心に、ささやかな関係性や自在な身体、他者と自分の境、触れ合いの曖昧さなどを描く。シェイプで力強い線で、スタイリッシュな表現の中に感情を持たせてくれる作品を是非ご高覧いただきたい。

渡部未乃:近年は⽇本橋三越にて個展開催や壁画制作など精力的に活動を続けている。植物や海など鮮やかな⾃然を直線的に描くことで、⾃然と⼈⼯、有機と無機、具象と抽象といった対極な関係性の中間に存在する絵画を描く。色鮮やかな植物などの表現と人工的な直線的な線が、新鮮さを感じさせてくれる。

須貝旭:「経年劣化」をテーマに時間を経るごとに見た目が変化する。時間とともに銀箔が錆び、オイルが黄変し、サイアノタイプが褪せていくことで、当初の銀色に輝く画面は少しずつ変色するため、数カ月、数年、あるいは数十年後に、作品がどのような姿となっているのか、正確に予想することはできない。絵画のなかに封じ込められ停止した時間ではなく、これから来る過去、通り過ぎた未来、あるいは、おぼろげで掴み取ることのできない「いまこの瞬間」を常に楽しめる作品。

福田絵理:現実ではない、見えない世界を平面作品で描く。目には見えない人の心、精神または神様の様な存在、蒸気や空気などを「見える、感じられる形にする事」でこの世界をより深く認識しようと試みている。油絵具で表現する暗闇の中のぼやけた存在は少し愛おしく感じられる。

福本健一郎:古今東西の博物図鑑、様々な民族のタペストリー、土や海の微生物、身の回りの観葉植物などの形や色から着想を得て、太古から続く人類の創作物と自然との関係に想いを馳せながら絵画や彫刻作品などを制作。昨年の出展でも一輪挿しや古物の植物図鑑を絵画作品のメディアで扱うなどユニークかつ制作ストーリを多分に含んでいる。

  
4th Week|2022年9月5日(月)〜2022年9月11日(日)  
▷SAKAMOTO ENTERTAINMENT / 大塚孝太郎 / 菊地虹 / 鈴木初音 / 安田悠|Yu Yasuda / 榊貴美

4週目参加者の代表作品4週目参加者の代表作品


<コメント>
4周目は、ホルベインスカラシップより、安田悠|Yu Yasuda(第22回)、榊貴美(第23回)らが参加。その他、最終週には「次世代の作家輩出」という想いも込め、スカラシップ奨学生以外の注目の作家SAKAMOTO ENTERTAINMENT、大塚孝太郎、菊地虹、鈴木初音が参加。

SAKAMOTO ENTERTAINMENT:素材を研究し続け、それらを作品に昇華している。バーチャルヒューマンの「imma」が卒制で制作した輪ゴムで編んだオレンジ色のドレス服を着たことなどで一時メディアでも話題になったが、素材の良さを活かした作品制作が多く、作品制作における素材の使い方は驚かされるばかり。今回はミカンの皮から形どったシェイプドキャンパス作品で、彼女の特徴でもある原色のオレンジ色の作品は彼女のエンタメ世界観に誘ってくれる。

大塚孝太郎:黒を基調として”暗闇”を描く。彼曰く、暗闇の中にいるときに感じる「フォーカスされていない空間」にどこか心地良さを感じるそうだ。見ていて「落ち着く暗闇」の色使いが素敵であり、その絵画の中に引き込まれたいとすらお思うほど。作品自体は空間を引き締めてくれるような作風でぜひ白壁に相性のよい作品となっている。

菊地虹:紙やコルクを貼りこみながら、色を鮮やかに用いた抽象・半抽象絵画を主に制作している。意図せずに反応的に描く線や形を紡いで作品としていき、その作品にしか出ないのが作品の特色。全体的に暖かさや元気を与えてくれる印象であり、遊び心を常に忘れないご本人の人間性も作品から垣間見えます。最近では、お笑いコンビEXITの兼親大樹が執筆した小説の装画に抜擢されたことで話題を呼んだ。

鈴木初音:鈴木さんは実際に農業をおこなっており、人と植物の双方がどの様に作用するのかを検証し、その過程で得られた素材(土や石灰)を用いて「描く」という制作活動を通して、自然とヒトの関係についてを作り手の視点から捉えていきたいと考えている。作品はスグラフィートという、フレスコ画の応用技法を用いて制作を行なっており、まるで壁画のような作品。石灰を使用し、空気中の二酸化炭素と結合して硬化するまでの限られた時間のなかで、即興的なタッチで制作する作品の中にあらゆる生命がつながり合い影響し合う世界を閉じ込めているとはいえ、即興的な作品とは思えないほど繊細な作品。

安田悠|Yu Yasuda:時間や空間の流れ、風景を連想させる流動的な世界と色彩が特徴的な国内外で活躍する美術作家。形あるものや思考が多様化し変化を続けていく様を絵画空間で捉えようとするとき説明的な要素をどのくらい削ぎ落とし境界線をどこに置くかを意識している。境界線が曖昧な混じり合う色使いが見ているものを引き込んでいき、ずっと見ていられるような作品は表現技術や切り取り方が熟練されていることがわかる。

榊貴美:「こども」という存在(アイコン)を、様々な事物とともに、表現の器、鏡のような装置として描く。一目で榊さんの作品であるとわかる色使いや作品で、カラフルな色彩がいろいろな純粋無垢な感情を秘めているのではないかと感性に訴えてきます。国内外での展覧会等多数の参加しており、展覧会だけでなくクリエイティブユニットS+N laboratoryを結成し、別分野でも活動の幅を広げている。

■「ホルベイン・スカラシップ」とは

第35回ホルベイン・スカラシップ奨学生を募集中!第35回ホルベイン・スカラシップ奨学生を募集中!

「ホルベイン・スカラシップ」は若きアーティストを支援する奨学生制度です。

ホルベイン・スカラシップ奨学制度は、優れた芸術作品の創造と美術界の発展を願い、国内で活動する作家を支援するためのCSR活動として発足いたしました。当奨学制度では、作品の形態を問わず色材(油彩・アクリル他)を必要としている作家に対して、ホルベインの取り扱う多様な材料・用具を提供することでその活動を支援いたします。受賞者と当社とのより密接な関係性を構築することをミッションとして掲げ、新製品の開発にご意見やアイディアを取り入れたり、当社のイベントやオンライン企画などで発表の場を設けたり、相互により能動的で、対等な関係でスカラシップに参加していただきます。

1986年に第1回ホルベイン・アクリラ奨学制度として運営を開始して以来、のべ1000名以上の奨学生を認定しています。2003年には、芸術文化の振興発展に高く貢献した企業や団体に与えられる「メセナ賞(新世代支援賞)」を受賞しています。ホルベイングループでは今後も一層の努力を重ね、企業活動を通じて芸術文化の発展振興に寄与する活動を推進して参ります。

現在、第35回 ホルベイン・スカラシップ奨学生募集中であり、締め切りは2022年8月末までです。
申込締め切り日 2022年8月31日(水)※消印有効
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【第35回ホルベインスカラシップの詳細は下記URLよりご覧ください!】
https://www.holbein.co.jp/scholarship/
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【主催】

ホルベイン画材株式会社(主催ホルベイン画材株式会社(主催

株式会社プラスアート(主催)株式会社プラスアート(主催)



【協力】

株式会社レ・クリエーション(協力)株式会社レ・クリエーション(協力)



■取材・お問い合わせ
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
+ART GALLERY 運営事務局 広報担当
電話:070-3540-2511 メールアドレス:ml@pls-art.com
※掲載

■HP/SNS 情報
ホルベイン

HP:https://www.holbein.co.jp/
オンラインショップ:https://holbein-shop.com/
Instagram :https://www.instagram.com/holbein_art/
Twitter : https://twitter.com/HolbeinArt
Youtube :https://www.youtube.com/channel/UCGeANPugv7Q_c2LlZ4w9MHw

株式会社プラスアート
HP:https://pls-art.com/
Instagram :https://www.instagram.com/plsart.inc/
Facebook :https://www.facebook.com/plsartcom
Twitter : https://twitter.com/plsart_company

渋谷スクランブルスクエア
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会社概要

株式会社プラスアート

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URL
https://pls-art.com/
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区神宮前6-23-4 桑野ビル
電話番号
070-3540-2511
代表者名
新田卓
上場
未上場
資本金
100万円
設立
2020年09月