【富山県初】イントレプレナー推進事業”イントレパスとやま”成果報告会開催|インターウォーズが支援

富山県から委託を受け、インターウォーズがAI活用を取り入れた運営・伴走支援を実施。県内企業10社11名が富山県に内在する企業内資源や基盤を活用した新規事業の立案に挑戦、成果を最終発表会で発表しました。

インターウォーズ株式会社

『イントレパスとやま』令和7年度イントレプレナー推進事業

インターウォーズ株式会社は、富山県より受託した「令和7年度イントレプレナー推進事業」の一環として、令和7年10月29日(水)、立山町「Healthian-wood(ヘルジアンウッド)」にて成果報告会(最終プレゼンテーション)を開催いたしました。

本報告会では、県内企業10社・11名のイントレプレナー(社内起業家)が、AI活用や地域課題の解決に向けた新規事業プランを発表し、2か月間の伴走支援による成果と今後の展望を共有しました。

地域産業の変革を目指す2か月のイントレプレナー育成プログラム

本報告会は、県内企業の社員が「イントレプレナー(社内起業家)」として、実際に新規事業を構想し、短期間で仮説検証に挑戦した成果を披露する場として実施されました。

インターウォーズ株式会社は本事業を富山県より受託し、全2か月間にわたり、「構想フェーズ」と「実証フェーズ」の2ステップを通じて、実践的な事業開発の伴走支援を提供。参加者同士のディスカッションをコアにしながら、『イントレAI(e-learning AI システム)』を活用し、座学にとどまらず、仮説立案から社内提案準備まで一貫した支援を行いました。

プログラム全体像|構想→検証→最終発表までを短期集中で実施

AI活用と地域課題から生まれた多様な事業構想──今、求められる企業内変革の視点

2か月間のプログラムを経て発表されたのは、企業の内側から生まれた多様な新規事業の構想でした。医療・介護、子育て、教育、インフラ、外国人材の活用、健康や暮らしの質の向上、さらにはAIや空間情報といった先端技術の活用まで、取り組みの領域は多岐にわたります。

いずれのプランも、現場での検証や顧客ヒアリングを通じて課題を具体化し、自社ならではのアプローチで解決策を模索してきたものです。地域に根ざした企業の社員が自らの意志で変革を起こす──その姿勢が、どの発表にも共通していました。

オブザーバーに株式会社MAE 代表 前田大介氏をお招き

最終審査会には、開催地Healthian-wood(ヘルジアンウッド)を運営する株式会社MAE 代表取締役社長・前田大介氏にオブザーバーとしてご参加いただき、全体の発表を受けて、イントレプレナーへの総評と温かいご講評をいただきました。

参加者の視点や着眼点の多様性、地域に根ざした課題設定、そして限られた期間の中で実現した事業構想の可能性について、前田氏ならではの視座から講評が行われました。

本日ご登壇された皆さんのプレゼンテーションからは、それぞれの現場視点に基づいた強い問題意識と、課題解決に向けた熱意が感じられました。地域に根ざしながらも、スタートアップ的な発想を持ち、アグレッシブに挑戦されていることに大きな可能性を感じています。

また、私自身も過去に企業経営に関わる中で、困難な状況から再スタートを切った経験があり、今回の取り組みには特別な思いがあります。

イントレプレナーとして社内からイノベーションを生み出す文化が、今後の富山の産業を支える力になることを確信しています。引き続き皆さんの挑戦を応援しています。

― 株式会社MAE(Healthian-wood運営)代表取締役社長 前田 大介 氏

講評では、イントレプレナーとしてのあり方や、今後事業化へ向けて取り組むべき視点についても言及があり、会場にとって深い学びと気づきをもたらす時間となりました。

企業・参加者から寄せられた声

■経営層の声:高まる期待と評価

当日の発表を受け、参加企業の経営層からは、以下のような声が寄せられました。

  • 「受講前と比べて視座が大きく変化しており、わずか2か月でここまで成長するとは正直驚いた」

  • 「発表内容の完成度が非常に高く、参加者の本気度と事業化への熱意が強く伝わってきた」

  • 「異業種ならではの視点から、新たな発想や気づきを得ることができた」

  • 「イントレプレナー(企業内起業)の可能性を実感した」

  • 「富山県にこれほどの熱量を持った人材がいることに希望を感じた」

これらのコメントから、本プログラムが組織全体のマインドセットや事業推進に波及している様子がうかがえました。

参加者の声:企業内から芽生える“変革”の兆し

発表を終えた参加者からは、本プログラムを通じて得た気づきや変化について、次のような声が寄せられました。

  • 「これまで“挑戦”は経営層のものという意識が強かったのですが、自分たちにも変化を起こせるという自信につながりました。日常業務では得られない視点や刺激に溢れた貴重な時間でした」

  • 「最初は“新規事業”という言葉に戸惑いもありましたが、社内にある課題や資源を見つめ直す中で、少しずつ“自分ごと”として捉えられるようになっていきました。業種の異なる他社との対話が多くの気づきをくれました」

  • 「普段は社内で意見をぶつけ合う機会が少ないので、こうした環境がありがたかったです。社内提案に向けたストーリーの組み立て方や、伝え方の重要性など、実践的な学びが詰まっていました」

こうした声から、参加者が“社内起業家”としての視点を育み、自社や地域への新たな価値提案に向けて一歩踏み出したことがうかがえます。

地域企業が描く“未来”に、注目を──イントレプレナーの挑戦を未来へつなげる

2か月間にわたり挑戦してきた企業の新規事業構想には、地域課題へのまなざし、現場のリアル、そして未来への可能性が詰まっています。本成果報告会が、新たなビジネスや共創の契機となることを期待しています。

今回の成果報告会は単なるゴールではなく、イントレプレナーたちの挑戦の“はじまり”でもあります。プログラムを通じて芽生えた事業構想や気づきが、今後各企業の中で育まれ、社会実装へ向けた動きにつながっていくことが期待されます。

インターウォーズ株式会社は今後も、地方企業における社内起業家の育成と地域発イノベーション創出を支援してまいります。富山から始まる新しい挑戦が、地域経済の活性化と持続可能な社会づくりの一助となるよう、引き続き伴走してまいります。


成果報告会 開催概要

イベント名:令和7年度 イントレプレナー推進事業 成果報告会

開催日:令和7年10月29日(水)13:00〜17:20(開場 12:30)

会場Healthian-wood(ヘルジアンウッド)

   〒930-3213 富山県中新川郡立山町日中上野57-1

主催:富山県

運営・伴走支援インターウォーズ株式会社

■当日の様子

企業の経営層や地域関係機関、支援者など多様な立場の方々にご来場いただき、発表後には活発な質疑応答や交流が行われました。富山県内における新規事業創出の動きが、企業間・世代間を越えて広がり始めていることを実感できる1日となりました。

参加企業一覧(五十音順・全10社)

株式会社安全性研究センター

イセ株式会社

学校法人浦山学園

金森産業株式会社

株式会社広貫堂

株式会社寺島コンサルタント

北陸電力株式会社

ユニバーサルホールディングス株式会社

株式会社ライズウィル

株式会社リッチェル

会社概要

社名:インターウォーズ株式会社(INTERWOOS CO., LTD.)

設立:1995年4月

所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座6-13-16 ヒューリック銀座ウォールビル9階

代表者:代表取締役社長 吉井 信隆

事業内容:企業内起業家育成プログラムの運営、新規事業開発支援、インキュベーションスペースの企画運営、経営人材紹介・投資事業

URLhttps://www.interwoos.com

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会社概要

インターウォーズ株式会社

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URL
https://www.interwoos.com/
業種
サービス業
本社所在地
東京都中央区銀座6-13-16 銀座ウォールビル9F
電話番号
03-3543-7800
代表者名
吉井 信隆
上場
未上場
資本金
3757万円
設立
1995年04月