2022年クラウド戦略実態レポートを発表
マルチクラウド戦略による成果を企業が認識 - 経営効率の強化に向けて、プラットフォームチームによるクラウドサービスの一元化と自動化の必要性が明らかに
マルチクラウドインフラ自動化ソフトウェアを提供する米HashiCorp(本社:米国カリフォルニア州、URL:https://www.hashicorp.com/ 、読み方:ハシコープ)は、マルチクラウドインフラの活用がビジネスに与える多大な影響と、その成果を実現するためにクラウドプラットフォームチームを一元化することの重要性を示した、「HashiCorp 2022 State of Cloud Strategy Survey(クラウド戦略実態レポート、https://www.hashicorp.com/state-of-the-cloud)」を発表しました。
今年の調査ではマルチクラウドの普及が進んでいることが明らかとなり、クラウドサービスを有益にするために共通のクラウド運用モデルを採用することで、マルチクラウド戦略が企業にもたらすメリットを示しています。また、クラウドセキュリティへの懸念やスキル不足、組織のサイロ化、クラウド環境間でのワークフローの違いなど、マルチクラウド運用に共通する阻害要因も明らかになっています。
主な調査結果は次の通りです。
調査結果では、マルチクラウドが今や企業の事実上のスタンダードであり、信頼性、デジタルトランスフォーメーション、拡張性、セキュリティおよびガバナンスがクラウドの採用戦略を牽引していることが明らかになっています。一方で、企業は依然としてマルチクラウド環境の複雑な運用に悩まされています。その結果、企業はクラウドプラットフォームチームやCCoEなどの機能を導入し、クラウドサービスの標準化やベストプラクティスと運用ポリシーの策定、セキュリティの一元管理といった重要タスクの運用を一元管理する仕組みを導入していることが明らかになりました。
回答者のほとんどは、クラウド投資に過剰なコストがかかっていると回答しており、4社に1社が年間のクラウド予算を上回っているとしています。過剰な費用の要因には、無駄なリソースやリソースのオーバープロビジョニング、必要なスキルの不足、手動によるコンテナ化などでした。クラウド投資費用が適切であると答えた回答者はわずか6%でした。
HashiCorpの共同創業者兼CTOであるアーモン・ダドガー(Armon Dadgar)は次のように述べています。「今年のState of Cloud Strategy Surveyでは、クラウドによって技術、組織設計、デリバリープロセスの新陳代謝が行われていることがわかります。マルチクラウドをメリットとしてとらえる企業は昨年の約2倍になり、企業の大半がクラウドチームを導入しています。このように専門チームとして集約することは、大規模な運用が可能となり、クラウド戦略から価値を得られます。予想通りではありますが、スキル不足がクラウドの阻害要因の上位に挙げられており、クラウドプラットフォームチームの必要性だけでなくインフラやセキュリティ自動化ツールの必要性も注目されています。」
※ 本資料は、米国カリフォルニア州にて2022年8月4日(現地時間)に発表したプレスリリース(https://www.globenewswire.com/news-release/2022/08/04/2492673/0/en/HashiCorp-Releases-2022-State-of-Cloud-Strategy-Survey-Results-Show-Organizations-See-Benefit-from-Multi-Cloud-Strategies.html)の日本語抄訳版です
調査方法
昨年に続いて2回目となるState of Cloud Strategy Surveyでは、HashiCorpの顧客データベースから回答者層を拡大させて独自の分析を加えるために、Forrester Consulting社に調査を委託しています。Forrester Consulting社では、北米、欧州、中東、アフリカ、アジア太平洋地域の従業員数1,000人以上の様々な業種の企業に所属する、1,039人の実務担当者および技術的な意思決定を行う人々を対象にオンライン調査を実施しました。
関連資料
HashiCorpについて
HashiCorpは、マルチクラウドのインフラ自動化ソフトウェアにおけるリーディングカンパニーです。提供するソフトウェア製品群は、あらゆるインフラのプロビジョニング、セキュリティ、ネットワーク、アプリケーション開発などクラウドでのアプリケーション提供に関わる重要なプロセスを自動化するために、一貫性のあるワークフローと標準化されたアプローチを採用することを可能にします。HashiCorpのオープンソースツールには、Vagrant™、Packer™、Terraform®、Vault™、Consul®、Nomad™、Boundary、Waypoint™があり、それぞれオープンソース版、エンタープライズ版、マネージドクラウドサービス版として提供しています。HashiCorpはサンフランシスコに本社を構え、世界中に拠点を置いています。社員のほとんどがリモートワークにて就業し、世界各地から戦略的にビジネスを展開しています。
今年の調査ではマルチクラウドの普及が進んでいることが明らかとなり、クラウドサービスを有益にするために共通のクラウド運用モデルを採用することで、マルチクラウド戦略が企業にもたらすメリットを示しています。また、クラウドセキュリティへの懸念やスキル不足、組織のサイロ化、クラウド環境間でのワークフローの違いなど、マルチクラウド運用に共通する阻害要因も明らかになっています。
主な調査結果は次の通りです。
- 81%がマルチクラウドを採用:回答者の60%が既にマルチクラウドインフラを採用しており、21%が今後12ヶ月以内に採用を予定していると回答しました。
- 90%がマルチクラウドが有効であると回答:マルチクラウド戦略を既に採用しているという回答者の多くが、企業の経営目標の促進や達成にマルチクラウドが有益であると実感しています。
- 86%がクラウドプラットフォームチームを導入:組織内でクラウドサービスの運用を実現するためには、クラウドプラットフォームチームやクラウドセンターオブエクセレンス(CCoE)などの一元化したチームが必要であると認識しています。
- 94%がクラウド投資予算を超過:回答者のほとんどは、クラウドへの投資は避けられないものであると考えています。予算を超過する主な理由として、無駄なリソース、リソースのオーバープロビジョニング、必要なスキルの不足などが挙げられています。
- マルチクラウドの阻害要因上位はスキル不足:スキル不足がセキュリティリスクを悪化させ、過剰な費用発生や企業のマルチクラウド運用を妨げていると指摘しています。
調査結果では、マルチクラウドが今や企業の事実上のスタンダードであり、信頼性、デジタルトランスフォーメーション、拡張性、セキュリティおよびガバナンスがクラウドの採用戦略を牽引していることが明らかになっています。一方で、企業は依然としてマルチクラウド環境の複雑な運用に悩まされています。その結果、企業はクラウドプラットフォームチームやCCoEなどの機能を導入し、クラウドサービスの標準化やベストプラクティスと運用ポリシーの策定、セキュリティの一元管理といった重要タスクの運用を一元管理する仕組みを導入していることが明らかになりました。
回答者のほとんどは、クラウド投資に過剰なコストがかかっていると回答しており、4社に1社が年間のクラウド予算を上回っているとしています。過剰な費用の要因には、無駄なリソースやリソースのオーバープロビジョニング、必要なスキルの不足、手動によるコンテナ化などでした。クラウド投資費用が適切であると答えた回答者はわずか6%でした。
HashiCorpの共同創業者兼CTOであるアーモン・ダドガー(Armon Dadgar)は次のように述べています。「今年のState of Cloud Strategy Surveyでは、クラウドによって技術、組織設計、デリバリープロセスの新陳代謝が行われていることがわかります。マルチクラウドをメリットとしてとらえる企業は昨年の約2倍になり、企業の大半がクラウドチームを導入しています。このように専門チームとして集約することは、大規模な運用が可能となり、クラウド戦略から価値を得られます。予想通りではありますが、スキル不足がクラウドの阻害要因の上位に挙げられており、クラウドプラットフォームチームの必要性だけでなくインフラやセキュリティ自動化ツールの必要性も注目されています。」
※ 本資料は、米国カリフォルニア州にて2022年8月4日(現地時間)に発表したプレスリリース(https://www.globenewswire.com/news-release/2022/08/04/2492673/0/en/HashiCorp-Releases-2022-State-of-Cloud-Strategy-Survey-Results-Show-Organizations-See-Benefit-from-Multi-Cloud-Strategies.html)の日本語抄訳版です
調査方法
昨年に続いて2回目となるState of Cloud Strategy Surveyでは、HashiCorpの顧客データベースから回答者層を拡大させて独自の分析を加えるために、Forrester Consulting社に調査を委託しています。Forrester Consulting社では、北米、欧州、中東、アフリカ、アジア太平洋地域の従業員数1,000人以上の様々な業種の企業に所属する、1,039人の実務担当者および技術的な意思決定を行う人々を対象にオンライン調査を実施しました。
関連資料
- HashiCorp 2022 State of Cloud Strategy Survey(クラウド戦略実態レポート)(英語):https://www.hashicorp.com/state-of-the-cloud
- Forrester Consultingによる調査「マルチクラウド運用の可能性に関する報告」(英語):https://www.datocms-assets.com/2885/1659554932-unlocking-multiclouds-operational-potential-forrester-hashicorp.pdf
- HashiCorpブログ(英語):https://www.hashicorp.com/blog/hashicorp-state-of-cloud-strategy-survey-2022-multi-cloud-is-working
HashiCorpについて
HashiCorpは、マルチクラウドのインフラ自動化ソフトウェアにおけるリーディングカンパニーです。提供するソフトウェア製品群は、あらゆるインフラのプロビジョニング、セキュリティ、ネットワーク、アプリケーション開発などクラウドでのアプリケーション提供に関わる重要なプロセスを自動化するために、一貫性のあるワークフローと標準化されたアプローチを採用することを可能にします。HashiCorpのオープンソースツールには、Vagrant™、Packer™、Terraform®、Vault™、Consul®、Nomad™、Boundary、Waypoint™があり、それぞれオープンソース版、エンタープライズ版、マネージドクラウドサービス版として提供しています。HashiCorpはサンフランシスコに本社を構え、世界中に拠点を置いています。社員のほとんどがリモートワークにて就業し、世界各地から戦略的にビジネスを展開しています。
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