全国初となる移動型無人コミュニティフリッジ「FOOBOUR(フーバー)」が8月28日、ついに佐賀県にて始動
〜いつでも、どこでも「食」の支援を〜
一般社団法人ピースボート災害支援センター(以下、PBV)(代表理事・山本隆、東京都新宿区)は佐賀県・大町町と包括連携協定を締結し、「いつも(平常時)」のひとり親家庭の食の支援と、度重なる「もしも(災害時)」の災害対応を地続きでフェーズフリーに実現するため、キッチンカーを活用した「FOOBOUR(フーバー)」というプロジェクトに取り組んでいます。
2024年1月、能登半島地震の発災を受けてPBVはキッチンカーを佐賀県から石川県珠洲市に派遣。避難所や福祉施設、孤立集落などでの食事支援や物資支援で活躍しています。そして、2019年に発災した九州北部豪雨からまる5年を迎える8月28日に、キッチンカーは"全国初となる移動型無人コミュニティフリッジ"*1「FOOBOUR ‐おおまち港‐」として、ひとり親家庭の支援を佐賀県大町町にて開始します。
*1=「コミュニティフリッジの全国ネットワークを運営する(一社)北長瀬エリアマネジメントの見解」
◆フードトラックを活用した「FOOBOUR(フーバー)」プロジェクト
このプロジェクトは、支援を必要とする人々が食品を手に入れられる「港」となることを目指して、Food(食事)+Harbour(港)を組み合わせた造語「FOOBOUR(フーバー)」と名づけました。本プロジェクトをご支援いただける「ふるさと納税の寄付」も受け付けています。
「いつも(平常時)」は佐賀県内のひとり親世帯(100〜200世帯/月)へ、「コミュニティフリッジ(公共冷蔵庫)」とも呼ばれる無人の移動型フードバンクとして食料品・日用品などを提供し、「もしも(災害時)」には日本国内の被災地にて、温かい食事(最大2,000食/日)を届けます。
◆コミュニティフリッジの仕組みで、ひとり親家庭の支援を開始
コミュニティフリッジ(公共冷蔵庫)は、食料品・日用品の支援を必要とされる家庭が、時間や人目を気にせず、24時間都合が良いときに物資を取りに行くことができる仕組みです。
児童扶養手当を受給しているひとり親世帯(現時点では、大町町町民に限る)を対象とし、フーバーに保管されているフードプレゼンターから提供いただいた寄付品(食料・日用品)を無料で持ち帰ることができます。8月28日に「FOOBOUR -おおまち港-」を開始します。
FOOBOUR -おおまち港-
日時:8月28日(水) 14時に開始
場所:849‐2021 佐賀県杵島郡大町町大町5000
大町町総合福祉保健センター美郷 裏手側駐車場内
PBVスタッフが取材にお応えします。ご希望の方は問い合わせ先までご連絡ください。
◆共にひとり親家庭を支える、フードプレゼンター企業を募集しています
「FOOBOUR -おおまち港-」でひとり親家庭を支援するため、食料・日用品などを提供してくださる企業を募集しています。ご協力いただける企業は、ピースボート災害支援センター九州・中国地方支部(佐賀事務所)までご連絡ください。
◆ピースボート災害支援センター(PBV)
PBVは「人こそが人を支援できる」をテーマに、国内外の災害支援活動や災害に強い社会作りに取り組む非営利団体です。2011年の設立以来、海外26カ国、国内70地域で災害支援活動を実施してきました。佐賀県では、2019年、2021年の水害支援を大町町にて実施し、それを機に2023年2月に佐賀市内に事務所を設置し、本事業に取り組んでいます。
<本リリースに関するお問い合わせ>
一般社団法人 ピースボート災害支援センター 九州・中国地方支部(佐賀事務所)
住所:〒840-0027 佐賀県佐賀市本庄町本庄1313 佐賀女子短期大学3号館内
E-mail:saga@pbv.or.jp WEB:https://pbv.or.jp
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