【CURATION⇄FAIR Tokyo】2月4日より赤坂プリンス クラシックハウスで蓮沼執太・五月女哲平による展覧会が開催。2月8日・2月9日、九段会館テラスでは5つのトークプログラムを展開!
メイン会場のkudan houseでは展覧会を2月1日(土)〜16日(日)、アートフェアを2月22日(土)~24日(月・祝)まで開催。
2025年2月1日(土)より「CURATION⇄FAIR Tokyo」の展覧会パートが開幕いたしました。
2月4日(火)から2月7日(金)の4日間は赤坂プリンス クラシックハウスで展覧会「共振、または1930」を開催します。
本展は、音楽家・蓮沼執太と美術家・五月女哲平の二人による展覧会です。クラシックハウスの細部にまでわたる優美な空間の中に、二人は大胆な抽象性を導入します。蓮沼は音=空気の波を、五月女は色=光の波を会場内に構成します。それらは波長によって共振し、館内に新しい知覚の層が出現します。
優美な歴史的建造物とアーティストによる感性的な造形が響き合う、特別な「出来事」をぜひご体験ください。
また、サテライト会場となるザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町,ラグジュアリーコレクションホテルでは展覧会「Timeless」を開催しておりますので併せてお楽しみください。
【「共振、または1930」概要】
会期:2025年2月4日(火)〜2月7日(金)10:00 – 19:00
会場:赤坂プリンス クラシックハウス 2階
【「Timeless」概要】
会期:2025年2月1日(土)〜2月24日(月・祝)※宿泊者以外は10:00 – 19:00まで。
会場:ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町, ラグジュアリーコレクションホテル 36階ロビー
※「赤坂プリンス クラシックハウス」展覧会のご入場にはCURATION⇄FAIR Tokyoのいずれかの入場券が必要になります。
※「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町, ラグジュアリーコレクションホテル」の展覧会は入場無料です。
2月8日(土)・2月9日(日)の2日間は、九段会館テラスで意見交換と交流の場を創出するトークプログラムを開催。文化人類学の視点から「日本・東アジアのアート」を考察する石倉敏明氏と藪本雄登氏のセッションや、国内外のアートフェアで活躍するギャラリストの視点から「良い作品はどう見極められるのか」について語り合うセッション、シニアアドバイザー山本豊津氏による「資産とアート」に関するセッションなど、5つのプログラムが決定いたしました。
事前予約制で、「CURATION⇄FAIR Tokyo」のいずれかのチケットをお持ちの方は無料でご参加いただけます。
【トークプログラム概要】
会期:2025年2月8日(土)・2月9日(日)
会場:九段会館テラス コンファレンス&バンケット 3F 301-杏
(東京都千代田区九段南1丁目6-5)
入場料:無料、事前予約制
申し込み:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeqylu-hXWKl02IjsCLaDe2byGWgszxGQXb-GEHv2aPtRC2rg/viewform
※ご入場にはCURATION⇄FAIR Tokyoのいずれかの入場券が必要になります。
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出助成】
後援:千代田区
<トークプログラムスケジュール>
【2月8日(土)】
①13:00〜14:15「文化人類学の視点から見る日本・東アジアのアート」
<登壇者>
石倉 敏明(芸術人類学者、秋田公立美術大学准教授)
神話や宗教を専門とし、アーティストとの協働制作を行うなど、人類学と現代芸術を結ぶ独自の活動を展開している。第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展において、日本館代表作家として、美術家の下道基行、作曲家の安野太郎、建築家の能作文徳らと協働で『Cosmo-Eggs|宇宙の卵』を発表。共著に『Lexicon 現代人類学』(奥野克巳共編、以文社、2018年)、『動物のことば 根源的暴力を超えて』(鴻池朋子共著、羽鳥書店、2016年)、『〈動物をえがく〉人類学 人はなぜ動物にひかれるのか』(山口未花子・盛口満共編著、岩波書店、2024年)など。
藪本 雄登(アウラ現代藝術振興財団代表、紀南アートウィーク実行委員長) ※オンラインでの参加
1988年生まれ。タイ/インド在住。 大学卒業後、カンボジアで法律事務所を起業し、アジア太平洋地域で事務所を展開。その後、十数年に渡り、カンボジア、タイやインド等に居住し、事業展開する傍ら、各地のアーティスト、キュレーター等への助成やコレクションを行っている。アジアのアーティスト、キュレーター・ネットワークであるプロダクション・ゾミアを結成し、「水の越境者(ゾーミ)たち-メコン地域の現代アート-」展(大阪)、「アナルコ・アニミズム -まつろわぬ生命-」展(宮城)を企画。タイ・チェンライで開催されるタイランドビエンナーレ2023で「ゾミア・パビリオン」を担当予定。アジア地域の神話等に関心を持ち、秋田公立美術大学 複合芸術研究科(博士課程)にて、東南アジアの山地民と芸術に関する研究を行っている。
岩田 智也(「さかむきの砂」キュレーター)
東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科修了。キュラトリアル・スタディーズを研究する一方、広く人間を超えた他者との理解(不)可能性について展覧会実践を通して模索。また、アジア各地のローカルのアートシーンにおけるオルタナティヴとインスティテューションのダイナミズムについてのリサーチを行う。2022年4月より、キュラトリアル・スペースThe 5th Floorのディレクターを務める。また、「Gwangju Biennale Academy International Curator Course」(光州、2024年)、「2024 Workshops for Emerging Arts Professionals: New Flows」(Para Site:香港、2024年)等の国際的なプログラムやシンポジウムに参加。
②14:45〜16:00 「良い作品はどう見極められるのか/ギャラリストの視点」
<登壇者>
大柄 聡子(Satoko Oe Contemporary)
東京・清澄白河に2016年に設立された現代美術のギャラリー「Satoko Oe Contemporary」ギャラリスト。展示室内を窺えるガラス張りのファサードのギャラリーは、街の人々や社会の記憶に残る場所として存在する空間を目指している。
鐘ヶ江 英夫(KANEGAE<KOGEI Next>)
京都大徳寺総門の正面に店を構える「KANEGAE<KOGEI Next>」ディレクター。時代屏風、近代美術工芸品、提げ物などを中心に現代美術まで多岐の分野にわたり取り扱う。「仕事の良さ、面白さ」を基準とするもの選びの姿勢を貫いている。
ローゼン・美沙子/ジェフリー(MISAKO & ROSEN)
東京・大塚にて創業19年の現代美術ギャラリーMISAKO & ROSENのオーナーディレクター。
国内外を問わず国際的なアーティストの展覧会を多く開催。アートバーゼル香港やフリーズアートフェアといった海外のアートフェアに勢力的に参加している。
世界中を周りながら、国内の情報を海外へと発信している。
【2月9日(日)】
①10:30〜11:45 「キュレーター トーク」
<登壇者>
遠藤 水城(「美しさ、あいまいさ、時と場合に依る」キュレーター)
2004年、九州大学比較社会文化研究学府博士後期課程満期退学。art space tetra (2004年・福岡)、Future Prospects Art Space (2005年・マニラ)、遊戯室 (2007年・水戸)などのアートスペースの設立に携わる。 2005年、若手キュレーターに贈られる国際賞「Lorenzo Bonaldi Art Prize」を受賞。2007年、Asian Cultural Councilフェローとして米国に滞在。2017年、ヴェトナムはハノイに新しく設立されたVincom Center for Contemporary Artの芸術監督に就任。国際美術評論家連盟会員。京都造形芸術大学客員教授。
兼平 彦太郎(「Pocket full of sparks それは小さいのに、とても大きい。」キュレーター)
近年の主な企画やプロジェクトに『Kairanban #1』(2024、Keijiban、オリヴィエ・ミニョンとの共同編集)、恵比寿映像祭2024「月へ行く30の方法」(2024、東京都写真美術館、共同キュレーター)、「至るところで 心を集めよ 立っていよ」(2022、SCAI PIRAMIDE / Yutaka Kikutake Gallery、東京、ゲスト・キュレーター)など。このほか、インディペンデント・パブリッシャーとしてジェイ・チュン & キュウ・タケキ・マエダ、増本泰斗、岩間朝子、高見澤ゆうなどのアーティスト・ブックやzine、印刷物の企画・発行も手がける。
岩田 智也(「さかむきの砂」キュレーター)
②12:15〜13:30 「資産の条件」
<登壇者>
山本 豊津(東京画廊+BTAP代表)
武蔵野美術卒業後、衆議院議員村山達雄氏の秘書を経て、東京画廊に参画、2000年より代表を務める。世界中のアートフェアへの参加や展覧会や都市計画のコンサルティングも務める傍ら、日本の古典的表現の発掘・再発見や銀座の街づくり等、多くのプロジェクトを手がけている。他、若手作家の育成や大学・セミナーなどの講演等、アート活性に幅広い領域で活動している。著書に「アートは資本主義の行方を予言する」(PHP新書)「コレクションと資本主義」(角川新書)「教養としてのお金とアート」(KADOKAWA)。
田中 靖浩(作家、公認会計士)
外資系コンサルティング会社などを経て独立開業。経営コンサルティング・執筆・講演から、落語家・講談師との共演まで幅広く活躍。
「会計・経営」分野と「歴史・アート」を縦横無尽に往き来するセミナーを、早稲田大学エクステンションセンター、NHKラジオ「歴史再発見」などで展開している。ビジネス書、アート・歴史書、児童書など単著30冊以上。近著「会計の世界史」(日経BP)は日本のみならず海外各国でヒット中。ほかに「名画で学ぶ経済の世界史」(マガジンハウス)、「教養としてのお金とアート」(山本豊津氏との共著、KADOKAWA)などの著作がある。
③14:00〜15:15 「資産としてのアート」
山本 豊津(東京画廊+BTAP代表)
宮津 大輔(コレクター、大学教授)
アート・コレクター、横浜美術大学 教授、森美術館 理事。1963年東京都出身。東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科アートプロデュース専攻 後期博士課程修了 博士(学術)。広告代理店、上場企業の広報・人事管理職を経て大学教授に転身。横浜美術大学第三代学長として改革を推進し、コロナ禍におけるV字回復を達成。また、既存の芸術祭とは異なる「紀南アートウィーク2021」や「“Fukuoka Art Next” Week 2022・2023」の芸術監督として、斯界に新風を吹き込む。他方、世界的な現代アートのコレクターとしても知られ、台北當代藝術館(台湾・台北)での大規模なコレクション展(2011 年)や、福岡アジア美術館とのコラボレーション展(2022年)などが大きな話題となった。近著に『新型コロナはアートをどう変えるか』『アート×テクノロジーの時代』(以上、光文社新書)『現代アート経済学Ⅱ-脱石油・AI・仮想通貨時代のアート』(ウェイツ)など。
トークプログラム会場 <九段会館テラス>
トークプログラムの会場は、kudan houseから徒歩約7分の場所にある「九段会館テラス」。
1934年(昭和9年)に軍人会館として竣工し戦後は劇場、宿泊施設、宴会場として長く愛されてきた旧九段会館の一部を保存・復原すると共に、解体部分に地上17階地下3階の新築棟を増築。2019年には保存部分が登録有形文化財に登録されています。
■ CURATION⇄FAIR Tokyo 展覧会会期開催中
2月1日より展覧会会期が開幕した「CURATION⇄FAIR Tokyo」。メイン会場kudan houseにて「美しさ、あいまいさ、時と場合に依る」「Pocket full of sparks それは小さいのに、とても大きい。」「さかむきの砂」の3つの展示をご覧いただけます。
■ 2月22日(土)からはアートフェア「Art Kudan」を開催
会期: 2025年2月22日(土) 〜 2月24日(月・祝)10:00 – 18:00(最終入場17:30)
会場: kudan house(東京都千代田区九段北1-15-9)
出展ギャラリー:ANOMALY、HAGIWARA PROJECTS、ギャラリー広田美術、KANEGAE<KOGEI Next>、KAYOKOYUKI、KOKI ARTS、小山登美夫ギャラリー、ロンドンギャラリー、MA2Gallery、MISAKO & ROSEN、無人島プロダクション、中長小西、TARO NASU、Satoko Oe Contemporary、しぶや黒田陶苑、ギャラリー 志、瞬生画廊、東京画廊+BTAP、Wa.gallery、WAITINGROOM、古美術 柳
◾️チケット情報
チケットサイト:https://curationfair.square.site/
Exhibition Ticket |
販売期間 |
価格(税込) |
---|---|---|
当日 |
2月1日(土)〜2月16日(日) |
一般:2,500円 学生・障がいのある方:1,500円 千代田区在住・在勤の方:2,200円 |
Art Fair |
販売期間 |
価格(税込) |
---|---|---|
前売 |
1月15日(水)〜2月21日(金) |
3,000円 |
当日 |
2月22日(土)〜2月24日(月) |
一般:3,500円 学生・障がいのある方: 2,000円 千代田区在住・在勤の方:3,200円 |
※前売券は一般のみとなります。
※前売券の販売は2月21日(金)までとなります。
◾️会場構成について
<展覧会・アートフェア会場> 一般非公開の「kudan house(九段ハウス)」
登録有形文化財である<旧山口萬吉邸>をリノベーションした会員制のビジネスイノベーション拠点。日本を代表する3人の建築家(内藤多仲氏、木子七郎氏、今井兼次氏)によって建てられたこの邸宅は、美しい曲線を施したデザインと鉄筋コンクリートの黎明期の代表作として、日本の歴史に名を刻む名建築です。普段は一般公開されていない重厚かつ繊細な佇まいの歴史的空間で、アーティストの創造性と対話し、新たなインスピレーションを得る、特別な「時間」をご体験ください。
<サテライト展覧会会場>
都心の5つ星ホテル「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町, ラグジュアリーコレクションホテル」
地上約180mから、都心の眺望とともに豊かな自然とアートを感じさせるデザインと、ラグジュアリーな空間が広がるプリンスホテルの最上級ホテルです。マリオット・インターナショナルの最上級ブランド「ラグジュアリーコレクション」に東京で唯一加盟。「フォーブス・トラベルガイド 2024」のホテル部門において、4年連続最高ランクの5つ星を獲得。自然光が降り注ぐ高層階に足を踏み入れた瞬間から、絶景とアートが融合した特別な空間が広がります。
※サテライト会場は入場無料となりますが混雑時には展示をご覧いただくまでお待ちいただく場合がございます。予めご了承ください。
<サテライト展覧会・レセプション会場>
歴史と浪漫を感じる「赤坂プリンス クラシックハウス」
赤坂・紀尾井町でひときわ美しい存在感を放つ洋館。1930年に旧李王家の邸宅として建設され、その後「赤坂プリンスホテル旧館」として長年多くの人に親しまれ、2011年に東京都指定有形文化財に指定されました。大規模な保存改修工事を経て、2016年に「赤坂プリンス クラシックハウス」として新たな歴史を歩みはじめました。
通常時は見ることができない2階の寝室や書斎・談話室などプライベートな暮らしの空間を軸に設計された同館で特別なひとときをお楽しみください。
※「赤坂プリンス クラシックハウス」展覧会のご入場にはCURATION⇄FAIR Tokyoのいずれかの入場券が必要になります。混雑時には展示をご覧いただくまでお待ちいただく場合がございます。予めご了承ください。
【開催概要】
名称:CURATION⇄FAIR Tokyo
会期:2025年2月1日(土)〜2月24日(月・祝)
会場:
・kudan house(東京都千代田区九段北1-15-9)
・ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町, ラグジュアリーコレクションホテル
(東京都千代田区紀尾井町1-2)
・赤坂プリンス クラシックハウス
(東京都千代田区紀尾井町1-2 東京ガーデンテラス紀尾井町内)
・九段会館テラス(東京都千代田区九段南1丁目6-5)
主催:ユニバーサルアドネットワーク株式会社、東邦レオ株式会社
特別協力:
協力:
オフィシャルホテルパートナー:
オフィシャルメディアパートナー:
制作協力:
WEB:https://curation-fair.com/
チケットサイト:https://curationfair.square.site/
<展覧会>
内容:古美術、近代、現代美術の企画展
会場および会期:
[メイン会場]
kudan house
2025年2月1日(土)〜2月16日(日)10:00 – 19:00(最終入場 18:30)
※1月31日(金)は、プレス・関係者向けの特別内覧会を実施します。
[サテライト会場]
ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町, ラグジュアリーコレクションホテル 36階ロビー
2025年2月1日(土)〜2月24日(月・祝)※宿泊者以外は10:00 – 19:00まで。
赤坂プリンス クラシックハウス
2025年2月4日(火)〜2月7日(金)10:00 – 19:00
ロジスティクスパートナー:株式会社 帝国倉庫
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出助成】
後援:千代田区
<アートフェア>
内容:コマーシャルギャラリー・美術商によるアートの見本市
会場:kudan house(東京都千代田区九段北1-15-9)
会期:2025年2月22日(土)〜2月24日(月・祝) 10:00 – 18:00(最終入場17:30)
※2月21日(金)は、プレス・関係者向けの特別内覧会を実施します。
<トークプログラム>
内容:アーティスト、キュレーター、美術館関係者によるトークセッション
会場:九段会館テラス コンファレンス&バンケット 3F 301-杏(東京都千代田区九段南1丁目6-5)
会期:2025年2月8日(土)・2月9日(日)
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出助成】
後援:千代田区
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