キアゲン、デジタルPCRによる高精度の疾患遺伝子研究に向けた新試薬を市場投入
重点戦略であるデジタルPCRの応用分野を拡張し、医療分野への貢献と事業成長を両立
株式会社キアゲン(本社:東京都中央区、代表取締役社長ユストゥス・クラウゼ・ハーダー、以下キアゲン)は、重点戦略の一つであるデジタルPCRの応用をさらに拡張する試薬の販売を2022年11月28日より開始しました。発売した製品は、がんなどの疾患に関わる遺伝子変異の研究に向けたdPCR CNV Probe Assaysです。
PCRは、ごく微量な検体・サンプルからDNAを検出する技術です。細菌やウイルスの検出、遺伝子の研究などが可能で、基礎研究から医学・臨床研究、診断目的の検査、環境分野(環境DNAや微生物のモニタリング)、農業分野まで幅広く活用されています。普及が加速しているデジタルPCRは、リアルタイムPCRよりもはるかに優れた精度と感度が特徴で、研究や応用における質や利便性の飛躍的向上が期待されています。
キアゲンはデジタルPCRを企業戦略で最も重要な内の一つと位置付けており、各分野ごとのニーズや課題に併せてカスタマイズしたキットを展開することで、デジタルPCRの導入や活用を促進し、医療分野への貢献と事業成長の両立を図る考えです。
■ dPCR CNV Probe Assays
~ ヒトゲノムの 200 以上のターゲット配列に対応した検証済みアッセイ試薬 ~
がんをはじめとする遺伝子疾患の研究分野では、PCR検査などにより、ヒトゲノム上に起きた突然変異やより大きな染色体レベルでの構造変化を解析し、治療薬の開発や診断、治療方針の判断などに用いられてきました。従来は、リアルタイムPCRが用いられていましたが、近年、デジタルPCRにより遺伝子変異の高精度検査*1が可能となったことで、その研究は日進月歩で進化しています。
一方で、検出したい遺伝子等に応じてPCR試薬・アッセイを至適化するのは、ターゲット遺伝子によって工夫が必要であり、多くは研究者が自身でアッセイをデザインし、自家調整して実験や検査を行っています。
今回発売されたdPCR CNV Probe Assaysは、キアゲン製QIAcuityデジタルPCRシステム*2用のPCR試薬で、がん研究や疾患に関わる目的領域のコピー数変異の解析を目的に、ヒトゲノムの200以上のターゲット配列を対象としています。また、全てが評価済みレディメイドのアッセイ試薬で、がんにおけるコピー数変異研究に向けて、特異的、正確、再現性よく工数削減や簡便性、ひいては研究の効率向上を提供します。
<参考資料>
■脚注
*1 : 主要な解析手法の1つであるコピー数多型解析では、リアルタイムPCRは2倍以下の差は検出できなかったが、デジタルPCRでは1.1倍の差を識別することができる。
*2 : パーティショニング、PCR、イメージングの工程を2時間、全自動で処理するオールインワン設計のデジタルPCRシステム
■詳細情報:
dPCR CNV Probe Assaysについては ➡ https://go.qiagen.com/PCR_dPCR_new_product_1128_NB
製品のお問い合わせ先 : 株式会社キアゲン マーケティング・コミュニケーション
Email: info-jp@qiagen.com
詳細はこちら http://www.qiagen.com/jp/
QIAGENのサンプル調製テクノロジーは、血液、組織その他の物質からDNA、RNAやタンパク質を単離処理し、バイオ分子を可視化、分析可能な状態で検出します。そのサンプルを、バイオインフォマティクスソフトウェアやその知識ベースを用いて分析することで、関連したデータを実用可能な価値ある知見として解釈することができます。また、QIAGENの持つ自動化ソリューションにより、一貫したワークフローとして効率的かつ効果的な研究プロセスを実現します。
QIAGENは分子診断(ヒューマン・ヘルスケア)やライフサイエンス(アカデミア、創薬研究開発、産業アプリケーション、法医学など)に従事されている世界中500,000名以上の顧客のみなさまにこれらのソリューションを提供しています。
売上高は約18億7千万ドルでフランクフルト証券取引所およびニューヨーク証券取引所に上場。35ヵ国、6,200名以上の社員が所属しています。(2022年6月30日の時点)
詳細はこちら http://www.qiagen.com
キアゲンはデジタルPCRを企業戦略で最も重要な内の一つと位置付けており、各分野ごとのニーズや課題に併せてカスタマイズしたキットを展開することで、デジタルPCRの導入や活用を促進し、医療分野への貢献と事業成長の両立を図る考えです。
■ dPCR CNV Probe Assays
~ ヒトゲノムの 200 以上のターゲット配列に対応した検証済みアッセイ試薬 ~
がんをはじめとする遺伝子疾患の研究分野では、PCR検査などにより、ヒトゲノム上に起きた突然変異やより大きな染色体レベルでの構造変化を解析し、治療薬の開発や診断、治療方針の判断などに用いられてきました。従来は、リアルタイムPCRが用いられていましたが、近年、デジタルPCRにより遺伝子変異の高精度検査*1が可能となったことで、その研究は日進月歩で進化しています。
一方で、検出したい遺伝子等に応じてPCR試薬・アッセイを至適化するのは、ターゲット遺伝子によって工夫が必要であり、多くは研究者が自身でアッセイをデザインし、自家調整して実験や検査を行っています。
今回発売されたdPCR CNV Probe Assaysは、キアゲン製QIAcuityデジタルPCRシステム*2用のPCR試薬で、がん研究や疾患に関わる目的領域のコピー数変異の解析を目的に、ヒトゲノムの200以上のターゲット配列を対象としています。また、全てが評価済みレディメイドのアッセイ試薬で、がんにおけるコピー数変異研究に向けて、特異的、正確、再現性よく工数削減や簡便性、ひいては研究の効率向上を提供します。
<参考資料>
■脚注
*1 : 主要な解析手法の1つであるコピー数多型解析では、リアルタイムPCRは2倍以下の差は検出できなかったが、デジタルPCRでは1.1倍の差を識別することができる。
*2 : パーティショニング、PCR、イメージングの工程を2時間、全自動で処理するオールインワン設計のデジタルPCRシステム
■詳細情報:
dPCR CNV Probe Assaysについては ➡ https://go.qiagen.com/PCR_dPCR_new_product_1128_NB
製品のお問い合わせ先 : 株式会社キアゲン マーケティング・コミュニケーション
Email: info-jp@qiagen.com
- 株式会社キアゲンについて
詳細はこちら http://www.qiagen.com/jp/
- QIAGENについて
QIAGEN N.V(本社:オランダ)は、Sample to Insight ソリューションを提供するリーディング・グローバル・プロバイダーとして、研究者のみなさまが生体試料サンプル(Sample)から価値ある生物学的知見(Insight)を得ることに貢献しています。
QIAGENのサンプル調製テクノロジーは、血液、組織その他の物質からDNA、RNAやタンパク質を単離処理し、バイオ分子を可視化、分析可能な状態で検出します。そのサンプルを、バイオインフォマティクスソフトウェアやその知識ベースを用いて分析することで、関連したデータを実用可能な価値ある知見として解釈することができます。また、QIAGENの持つ自動化ソリューションにより、一貫したワークフローとして効率的かつ効果的な研究プロセスを実現します。
QIAGENは分子診断(ヒューマン・ヘルスケア)やライフサイエンス(アカデミア、創薬研究開発、産業アプリケーション、法医学など)に従事されている世界中500,000名以上の顧客のみなさまにこれらのソリューションを提供しています。
売上高は約18億7千万ドルでフランクフルト証券取引所およびニューヨーク証券取引所に上場。35ヵ国、6,200名以上の社員が所属しています。(2022年6月30日の時点)
詳細はこちら http://www.qiagen.com
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像