108 ART PROJECT 苫小牧プロジェクトのご案内
~苫小牧市の「ウォーカブルなまちづくり」に向けて~
第12弾目となる本プロジェクトは、ウォーカブルなまちづくりを目指す苫小牧市が実施する自動運転バス実証運行に使われるバスをキャンバスに、今回で2回目の参加となるアーティスト・原游さんが外装をラッピングしました。また内装は、原游さんと市内の中学生が共同で「苫小牧に住む不思議な生き物とその足跡」をワークショップで制作しました。
作品タイトルは「スタスタ トコトコ 苫小牧」、カラフルで楽しいバスが、苫小牧のまちなかを回遊します。
自動運転バスの実証運行は、「とまこまい版 MaaS 構想」策定に向けた取組みで、「新たなモビリティサービスの導入に関する調査研究」の一環として、将来的な実装化に向けた効果検証のために行われます。
実施期間は9月20日から10月15日の約1か月間、苫小牧駅と海の駅ぷらっとみなと市場の間を定常運行します。
アーティストと市内の中学生達が装飾したバスに、多くの市民や観光で訪れた方に乗っていただき、108 ART PROJECTがまちに賑わいと豊かさをもたらす一助となることを願っています。
アーティストのコメント
今回は自動運転バスのラッピングということで、不思議な生き物が人を乗せて市内を行き交うというイメージで作りました。バスのフロントは顔を手で隠していて、サイドは足、バックは尻尾です。恥ずかしがり屋で、まだ生まれたばかりの生き物です。自動運転バスというものも生まれたばかりのテクノロジーなのでそこを重ねました。
バスの中には中学生が考えた生き物がいます。生き物の中に住んでいる生き物です。
アーティストプロフィール
原 游/Hara Yu
東京都生まれ。2002年に東京藝術大学大学院美術学部美術科油画専攻修士課程修了。
2000年より全国様々な拠点にて原倫太郎と共に個展を開催。瀬戸内国際芸術祭2022など、国内外から注目を集める多数の芸術祭に参加。「遊び」をテーマに作品を展開。
「アートコネクト東銀座」プロジェクトでは、歴史ある東銀座の魅力を、光と音、和と雅で彩るアートを表現した。日本の代表的な絵本を自動翻訳サイトで英語に翻訳し、更に日本語に再翻訳した奇想天外な逆翻訳が紡ぎ出すシュールな絵本「匂いをかがれるかぐや姫 日本昔話Remix」(マガジンハウスから刊行)のイラストを担当するなど、様々な活動の場を広げている。
実証運行・展示の概要
運行期間:2023年9月20日(水) 14:00〜16:00
2023年9月21日(木)~10月15日(日) 10:00~16:00
運行ルート:苫小牧駅前(市街地エリア)~「海の駅ぷらっとみなと市場」
(ウォーターフロントエリア)間を1日5便運行。1便当たり11 人(オペレーター含む)乗車可能。
主 催:苫小牧市
協 力:BOLDLY株式会社
企 画:108 ART PROJECT事務局、株式会社アートフロントギャラリー
108 ART PROJECTについて
様々な垣根を超え、皆が気づき、感動し、インスピレーションを得るアートをテーマとして、2021年に開始したプロジェクト。人々が自分たちの街やコミュニティに興味を持つきっかけを創出すると共に、共感する物語を
紡ぎながら様々な領域の企業や自治体そして人々を繋ぎ、その時代に合った価値を共に創るネットワークを
生み出すことを目指している。
108 ART PROJECTのHPでは、描かれたアートの一部を再利用可能な素材で制作するといったSDG’sへの取り組みや、プロジェクトのプロセスやアーティストのインタビューなどを撮影したムービーや写真なども公開しています。
トップパートナー企業:西尾レントオール株式会社、株式会社乃村工藝社、TSP太陽株式会社
日本たばこ産業株式会社
サイトアソシエイツ:株式会社大林組、前田建設工業株式会社
アートディレクション:株式会社アートフロントギャラリー
アドバイザー:佐藤優(神戸芸術工科大学)
ウェブサイト https://www.108art.ne.jp
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