【ウクライナ支援】支援対象者の一般公募「アンサングヒーロー基金開始」!
戦災復興に向けて幅広い活動をサポートすることが目的
WDRACは「支援する人を支援する」をテーマに、国際紛争によって被害を受けた地域の復旧・復興の支援をしたり、その地域から避難してきた人たちを支援している個人や団体を、日本から直接支援する市民コミュニティです。
縁の下の力持ち アンサングヒーロー
WDRACでは支援している活動者たちのことをアンサングヒーローと呼んでいます。英語圏で「功績が歌われて、称えられることはないような英雄たち」のことを指す言葉です。
これまでWDRACは避難民のシェルターを運営するアンサングヒーローやウクライナ国内へ支援物資を届ける活動をしているアンサングヒーローなど6名を支援してきました。
復興に向けて幅広い活動をサポートするために一般公募を開始
これまでWDRACが支援してきたアンサングヒーローは支援活動を通じて出会ってきました。しかしながら、戦争が長くなり現地のニーズが変わってくる中そのニーズに応えたい、また復興に向けての活動も支援していきたいとの思いから今回のアンサングヒーローの一般公募「アンサングヒーロー基金」へ踏み出しました。
復興に向けた具体的なプランや展望を持っている個人及び団体を選考し、ひとつのプロジェクトにつき10万円支援します。活動を行う地域は戦争や紛争によって影響を受けたあらゆる地域、あるいは避難民を受け入れている場所であれば問いません。
アンサングヒーロー基金詳細ページ:https://wdrac.org/news/ushero_fund_2024/
募集要項
アンサングヒーロー基金は下記の条件を満たす個人及び団体を支援します。
①復興に向けた具体的なアイディアやビジョンを持っていること
本基金は、被災地でのボランティア活動へ参加される方ではなく、復興を見据えた具体的なプランや展望を持ち、支援活動を行う方を対象とします。
例) 避難民を受け入れるだけでなく、治療や再生のための支援を行い、彼らが元の生活に戻れるような取り組みを行う。
*審査にあたり、これまでの実績等は問いません。
②WDRACの理念に共感し、対話を重ねていけること
WDRACのマニフェスト、および行動指針を理解し共感される方を求めます。
そして、現在支援を行っているアンサングヒーローとは対話を重ね、信頼や関係性を築きながら支援を行っています。
新たに対象となる方(団体)についても、対話を重ねることで、対等な関係でありながら、議論や意見交換が可能なパートナーシップを築いていきたいと考えます。
なお、今回の支援は10万円のみの支援となりますが、上記のようなプロセスを経て関係性を築くことで、その後も支援を継続する可能性がございます。
③活動地域について
活動地域は問いません。戦争や紛争によって影響を受けたあらゆる地域、あるいは避難民を受け入れる地域で復興に取り組む個人や団体が対象となります。
◆募集期間 2024年6月3日(月)から2024年6月30日(日)まで
◆支援内容 1プロジェクトにつき10万円
選考プロセス
1.エントリー
以下リンクの応募フォームに必要事項を記入しご応募ください。
・応募フォーム:https://forms.gle/KGvLAkw2DXbPyqD47
なお、応募フォームにはWDRACのWebページやマニュフェストを記載しています。まずはそれらをご確認いただき、私たちの考えに賛同したうえでご応募ください。
2.書類選考
エントリー締切り後、一週間以内に選考の結果をメールにてお知らせいたします。
3.面談
WDRACメンバーと面談を行います。*オンラインでの実施を予定。
堅苦しいものではなく、プロジェクトについて、そしてあなた自身について知るための機会としてお話ができればと思っています。
4.決定通知
面談後、一週間以内に結果をメールにてお知らせいたします。支援が決定した方(団体)とは、その後も必要に応じてオンライン等でコミュニケーションを取りながら、プロジェクトへの支援を行います。
一般社団法人戦災復興支援センター(略称:WDRAC)
2022年3月25日設立。「支援する人たちを支援する」が活動のテーマ。国際紛争による被害の復旧・復興や避難者を支援・サポートする個人や団体を直接支援することを目的にしています。
公式HP: https://wdrac.org/
寄付について
WDRACのサイトの寄付ページからクレジットカード等で寄付ができます。寄付の約7%を運営費とし、それ以外は全て支援対象者のもとに届けられます。
WDRACへの寄付は、今回のクラウドファウンディングスタイルのほかに、単発での寄付、または継続的に支援していただけるサブスクリプション寄付があります。また、「0円寄付」と言う、お金ではなく行動で支援する方法についてもHPに掲載しています。なお、WDRACでは、現地のニーズに見合った臨機応変な支援を重視していることから、物資の提供ではなく、資金の提供という形で支援者の活動を支援することに注力します。
現地の情報提供/支援対象者へのインタビューが可能
WDRACの支援対象者が撮影した写真や動画を提供できます。また、支援対象者へのインタビューも可能です。(現地や当人の状況によってはインタビューができない場合もあります。)
WDRAC代表理事 長尾彰
WDRACの代表理事は長尾彰です。組織開発ファシリテーターとして事業開発やサービス開発、社内外との横断プロジェクトを通じた組織づくりに取り組んでいます。株式会社ナガオ考務店代表取締役、一般社団法人プロジェクト結コンソーシアム理事長、学校法人茂来学園大日向小学校の理事を兼任。著書は『宇宙兄弟「完璧なリーダー」は、もういらない。』『宇宙兄弟 今いる仲間でうまくいく チームの話』(学研プラス)。
2011年3月、東日本大震災後に石巻市で子どもたちの放課後の学びと遊びの場づくりを展開する「日常支援」と子どもたちや地域の方を元気づけるイベントの企画・開催を展開する「非日常支援」を行う『 プロジェクト結(ゆい)コンソーシアム』の理事長として10年間に渡り復興支援活動に取り組みました。また2012年4月から2016年3月までは復興庁政策調査官・政策参与として政府の復興支援に貢献しました。
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