今年はインボイス制度開始で早めの確定申告処理が必要な中、着手している人はわずか11% 「確定申告と子育て支援に関する調査」
~子持ちフリーランスの9割が、さらなる支援を要望~
■調査概要
調査期間 :2023年6月28日~29日
調査方法 :インターネット
調査会社 :楽天インサイト
調査対象者 :フリーランスでお子様がいない全国の20~60代男女(200名)
フリーランスで未就学児~大学院生・浪人生のお子様を持つ全国の20~60代男女(200名)
《調査サマリー》
・すでに2024年の確定申告に取り掛かっているフリーランスはわずか11%!
・確定申告の作業を始めるタイミングは直前~申告期限内の1月~3月が44%と半数近くを占める
・確定申告が面倒に感じている人も8割と大半を占める。
・フリーランスが負担に感じる会計業務は「確定申告」が半数を占める結果に。
・確定申告に割く時間が削減できたときに取り組みたいことトップ3は
1位「仕事とプライベートのバランスを整え、充実した生活を送る」
2位「専門スキルの向上や学習に時間を費やす」
3位「家事(掃除・洗濯・料理など)の時間を増やす」
・子育てをしながら働くフリーランスに対する、
自治体や国からの支援が足りていないと考える人は87.5%と大多数を占める形に
《すでに2024年の確定申告に取り掛かっているフリーランスはわずか11%!》
2024年の確定申告に向けて、レシートの保管など、準備を進めている人は約35%と一定数いますが、すでに取り掛かっているフリーランスはわずか11.5%にとどまっています。そして全く進めていない人は53.8%と、半数以上の人が確定申告の準備を進めていないことが分かりました。
《確定申告の作業を始めるタイミングは直前~申告期限内の1月~3月が44% 》
また、例年確定申告作業を始めるタイミングについては、申告期間直前の1月、申告期間内の2月~3月に始める人が約44%と半数近い人が直前まで作業をしないということが分かりました。
2024年の確定申告はインボイス制度が施行されてから初めての確定申告となるため、例年と違った申告になる方もいらっしゃると思われますので早め早めの準備が重要となります。
《確定申告が面倒に感じている人も8割と大半を占め、
フリーランスが負担に感じる会計業務は「確定申告」が半数を占める結果に》
確定申告を面倒に感じる人は約8割と大半を占め、さらに会計業務の中で負担が大きい業務についても半数が確定申告と、いかに確定申告がフリーランスにとっての重荷であることが分かります。
《確定申告に割く時間が削減できたときに取り組みたいことトップ3は
「仕事とプライベートのバランスを整え、充実した生活を送る」、「専門スキルの向上や学習に時間を費やす」、「家事(掃除・洗濯・料理など)の時間を増やす」》
もし確定申告に割く時間が削減できたときに取り組みたいことをお聞きすると、「仕事とプライベートのバランスを整え、充実した生活を送る」と「家事(掃除・洗濯・料理など)の時間を増やす」が1位と3位に入ったことから、ワークライフバランスを整えたいという意向と、「専門スキルの向上や学習に時間を費やす」が2位に入り、リスキリングやキャリアアップを目的とした勉強をしたいという方が多数を占めました。
また、お子様を持つフリーランスに注目をすると、未就学児のお子様を持つフリーランスの方は「子どもと過ごす時間を増やしたい」という方がお子様を持つフリーランスのうち約半数を占める結果となりました。
《子育てをしながら働くフリーランスに対する、
自治体や国からの支援が足りていないと考える人は87.5%と大多数を占める形に》
政府が「骨太の方針」で子育て支援策を発表するなど、少子化対策は最大注力事項となっています。
しかし、中でも特に足りていないと考えるのは、フリーランスで働く子育て世代への支援です。現在フリーランスの人口は約1600万人と言われ、今後も働き方の多様化で増加が見込まれ、日本経済を支える大きな労働人口になっていきますが、産休育休が無かったり、育児休業時の給付金制度も無く、経済的支援が制限されていることで出産をためらったり、産後の無理な早期仕事復帰の問題、会社員と比べ収入の不安定さなどが課題になっています。
子育てをしながら働くフリーランスに対する、自治体や国からの支援が足りていないと考える人は87.5%と大多数を占める形になっています。
「骨太の方針」等では、フリーランス・事業者間の適正取引や育児期間中の保険料免除などの記述はあったものの、ライフイベント前後でも安定した事業や収入を持続できるサポートが足りているとは言えません。
自由回答では、産休育休が無い不満をはじめ産後は収入が途切れるのですぐ働かないといけない不満や、「インボイス制度が不安」「フリーランスは一人なので税制変化などの情報が入ってこない」「信用が無くお金が借りられず口座も作れない」など様々な悩みが集まっています。
◆考察
今回の調査を通じて、確定申告は直前に対応するものという傾向が強いことが改めて認識でき、確定申告は負担になる、面倒であるという思いが強くなっています。
しかし、会計情報は本来、フリーランスが事業への融資や援助、安定した受注を受けるための重要な信用情報となるため、確定申告をはじめとする会計業務はスムーズ、正確に処理をして少しでも作業や時間に余裕ができ、生産的な活動に集中できることを応援したいと考えています。
また、お子様を持つフリーランスの方は、子育て支援が不足している、もっと家族との時間を増やしたいという傾向があることを受け、会計バンクでは、「すべてのフリーランスへ会計を通して新しい出会いを創造し支援すること」を目指していることから、子育てを頑張るパパ・ママのフリーランスに向けた支援を加速していくべきと考えています。
日々の仕事や子育ての合間で会計業務を行うには手間がかかり、経理担当者や税理士に相談したくても相談できる相手がいないため、敬遠されがちな業務という認識を改善すべく、会計に関する悩みの解決を目的にしたパパ・ママ向けのセミナーや相談会を実施するなど、今後もフリーランスの家庭が安心して事業継続や子育てを営めるための、会計基盤づくりに貢献してまいります。
参考資料
■スマホ会計FinFinとは
スマートフォンだけで一番かんたんに全自動で確定申告を完結できる、を開発コンセプトにした会計アプリで、忙しいフリーランスの皆様をバックアップする様々な機能を備えています。仕訳の自動化を極力行うとともに、独自の対話型UXUIを搭載しています。
スマホ会計FinFin:https://www.finfin.jp/sp-kaikei/
■スマホインボイスFinFinとは
会計バンクの「スマホインボイスFinFin」は、請求書や領収書の作成・管理をスマホひとつでスマートに行えるアプリです。シンプルな機能を追求しており、かんたんに運用できます。
スマホインボイスFinFin:https://www.finfin.jp/sp-invoice/
■会計バンク×ツナグ 子育て世代のフリーランスに向けた応援イベントを実施!
会計バンクでは、「すべてのフリーランスへ会計を通して新しい出会いを創造し支援すること」を目指しており、保育所を併設したワークスペースを運営し子育ても仕事も諦めない社会の実現を目指すツナグの思いに共感し、ツナグを利用する子育てフリーランスを主な対象とした本イベントを共同開催します。セミナー講師も、子育て中のママ税理士が務めます。
名称: 会計バンク×ツナグ フリーランス集合!
気軽に税理士に相談もできる会計ミーティング in 足立
日時: 2023年7月19日(水) ①11:00~12:30 ②15:00~16:30
会場: コワーキングスペース ツナグ(東京都足立区弘道1-5-20)
東武鉄道伊勢崎線「五反野駅」徒歩4分
講師: 久保佑紀 税理士(久保佑紀税理士事務所)
内容: ・会計バンク・コワーキングスペース ツナグ 挨拶
・ママ税理士による、限られたスキマ時間を有効活用した経理処理や、
確定申告、インボイス対策など、子育て世代が知っておきたい会計情報や
テクニックなどを解説するセミナー
・税理士に会計の悩みを相談できるフリータイムあり
■会計バンクについて
会計バンク株式会社は、ソリマチグループから生まれたフィンテックベンチャーとして、スマホ一つで会計処理ができるアプリ「スマホ会計FinFin」「スマホインボイスFinFin」をはじめとして、すべてのフリーランスへ新しい出会いを創造する社会基盤づくりを目指し活動しています。
社名 :会計バンク株式会社
所在地 :東京都千代田区大手町1-6-1大手町ビル FINOLAB
代表者 :代表取締役 反町 秀樹
設立 :2017年3月21日
資本金 :5000万円
事業内容 :金融連携サービスの開発・販売
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