「いのちのセミナー」会場開催のお知らせ
オンラインライブ配信も実施します
新型コロナウイルス感染症の状況等を踏まえ、昨年より定員を増やし、ご参加いただきやすくいたしました。WEB配信の利便性を活かした参加方式も選択いただけます。
講師には看護師でパラリンピアンの伊藤真波氏を迎え、困難に直面しても夢を諦めず、自分らしく生きてきたこれまでを語っていただきます。講師によるヴァイオリン生演奏にもご期待ください。
※ 2023年度第2回として開催。第1回いのちのセミナーはYouTubeによる録画配信を6月中旬に公表・同日配信開始予定です。
1.開催日時 2023年7月23日(日)13:30 ~ 15:00
2.講 師 伊藤 真波 氏
(日本初 義手の看護師/北京・ロンドンパラリンピック競泳 日本代表)
3.演 題 あきらめない心
看護学生として夢に向かっていた20歳の時、不慮の事故によって右腕の切断を迫られ、目標も失いかけた。健常者と同じことができないのを理由に嫌なことから逃げ続けていた時期も あったが、兵庫県立総合リハビリテーションセンターの先生のおかげで、看護師として必要な動作ができる『看護師専用の義手』を作ることができた。苦しいリハビリの中、自分の障害を受け入れ懸命に頑張っている人たちの姿に触れ、「強い人間になりたい」と思えるようになっていった。看護師になる夢を諦めず、復学して勉強に励み、水泳もリハビリとしてやり始めた。
傷跡も隠すことなくありのままの自分の姿で、練習に励み、パラリンピックという世界の舞台に出場することもできた。不便なこともあるけれど、今は自分なりの方法で育児にも励んでいる。人には他人に言えない傷がある。大切なもの、大切な人を知ることで、人は他人に優しくできる。
改めて振り返り、どのような状況にあっても、前向きに生きることで道は開けることを多くの皆さんに伝えたいと思います。ヴァイオリンの生演奏とともにお届けします。
4.会 場 松下IMPホール(JR/京阪 京橋駅より徒歩10分)/オンラインライブ配信実施
5.参加方式 以下のどちらかを選択の上、財団ホームページ
(https://www.jrw-relief-f.or.jp/seminar/inochi/)よりお申込みください。
◇会場での参加(定員800名/参加無料)
※応募者多数の場合は抽選となります。
◇オンラインライブ配信による参加(応募者全員視聴可/参加無料)
※お申し込み後、配信URLを送付します。※ご視聴にかかる通信料はご負担ください。
6.応募期間 会 場/5月16日(火) ~ 6月27日(火)
オンライン/5月16日(火) ~ 7月13日(木)
7.講師プロフィール
1984年 静岡県生まれ 5歳より水泳を始める
2000年 静岡県立清水西高等学校 衛生看護科 入学
2003年 静岡県 医師会看護専門学校 入学
2004年 交通事故に遭い右腕切断
兵庫県立リハビリテーション中央病院にて義手製作に取り掛かる
2007年 神戸百年記念病院 入職
2008年 北京パラリンピック 100m平泳ぎ 4位 100mバタフライ 8位
2010年 アジアパラ競技大会100m 平泳ぎ 2位
2012年 ロンドンパラリンピック 100m平泳ぎ 8位
現在は神戸百年記念病院を退職し、育児をしながら講演活動を行う。
8.主催等
主催/公益財団法人JR西日本あんしん社会財団
協力/西日本旅客鉄道株式会社
9.お問い合わせ
JR西日本あんしん社会財団事務局
TEL06-6375-3202(平日10:00~17:00) E‐mail:info@jrw-relief-f.or.jp
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