“まちなか生活”でやりたいことを実現する場 神楽坂で初となる、まちの交流イベントスペース
2022年7月、『神楽坂コモンズ1st』を開設しました。ここは、まちのPR・情報センターであり、イベントギャラリーであり、サロンや教室も開催する交流拠点です。
一般社団法人 新宿NPOネットワーク協議会は、東京都新宿区神楽坂の元老舗呉服店を借り上げ、『神楽坂コモンズ1st』を開設しました。ここは、まちの交流拠点であり、神楽坂を訪れる人々も迎えるコミュニティの場です。人は人と新しくつながったり、知らないことを体験したり、心地よいと思える居場所が必要です。どんな人も気軽に立ち寄れるようなスペースをつくっていきます。
神楽坂という街
神楽坂駅は東京メトロ東西線が走り、徒歩圏内には都営大江戸線の牛込神楽坂駅、JR総武線、東京メトロ東西線の飯田橋駅もある、利便性の高い場所にあります。
神楽坂は古き良き文化とモダンが融合し、どちらも楽しむことのできる希少な街です。
由緒正しい赤城神社や善國寺毘沙門天等の寺社、矢来能楽等の文化施設など、散策が楽しい街である一方、路地や横丁が多く、個性的な飲食店が多いことも街の魅力になっています。
また、新しい商業活動のチャレンジエリアともなっており、神楽坂の多面性につながっているのです。
『神楽坂コモンズ1st』立ち上げの背景
しかし、残念ながら、都市計画道路、開発計画、ナショナルチェーンなど、次から次へと神楽坂を変容させてしまう事業は後を絶たず、経済合理主義の開発型計画の広がりで、街や地域の活動自体は減少してしまいました。
特に、地価や家賃高騰が進む状況は厳しく、神楽坂においてもコミュニケーションの場である施設の存在は、ほとんどなくなってしまっています。
『神楽坂コモンズ1st』とは
そこで、まちの交流イベントスペース 『神楽坂コモンズ1st』は、2つの大きな目標を掲げて開設、活動を開始しました。
1.まちの集会や会合、寄合い、サロンの場であり、休憩もできる場をつくること。
2.神楽坂の中のまちづくり施設の役割を担うこと。
まちづくり施設とは、まち全体、商店街や個店等の広報・PRを発信し、まちの案内所、散策情報の拠点であること、コミュニケーションの場であること。同時に各種イベント、展示、催事も行い、教室・稽古等の場でもあります。『神楽坂コモンズ1st』は、民間施設でありますが、市民のための共有施設でもあります。いわば、第3の暮らしの場、市民の交流の場です。多くの人や団体、企業に活用いただき、都市型コミュニティを醸成していくためのモデル拠点となることも目的としています。
これまでの実績
2022年7月の開設から現時点までの約半年で、次のような実績を積み上げてきました。
・教室や会合、会議へのスペース貸出
・着物や書など、日常生活に文化をつなげるための連続講座の開催
・年配者が主催する500歳サロンの開催
・NPOによるまちなか市民塾の開催
・伝統芸能の稽古への貸出
・まちの案内所、散策情報提供、まちあるきマップの配布とガイド活動
・地域活動情報の広報パンフレットスタンドの設置
・神楽坂情報を集めた図書、歴史写真、刊行物等の配架
・地方の工芸品の紹介、NPO活動、SDGs等に関する情報提供
新企画として、映画鑑賞歴75年の講師が語る、世界の名作映画めぐり等を実施予定です。
ほかにも、年代を超えて参加いただけるイベントを策案中です。
今後も地域活動やその担い手である住民や関係者たちの地域を思うエネルギーを形にする、そのような場所へと発展させていきます。
https://www.snponet.net/kagurazaka-commons
◆◆市民みんなから支えられる施設を目指して◆◆
『神楽坂コモンズ1st』の運営資金をクラウドファンディングサイト
『READYFOR』にて募集しています。
2023年2月17日(金)~3月31日(金)
ぜひ、街のコミュニケーション拠点の存続を応援してください。
https://readyfor.jp/projects/kagucommo1
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像