年収が高い方は投資型の資産運用を行っている割合が高い!?投資経験者の方の成功体験と失敗体験!資産運用に関する男女500人アンケート調査結果

個人向け金融サービスから、金融・保険業界の企業向けのコンサルティングと多種多様なサービスを展開する株式会社ヒューネルは、男女500人を対象に「資産運用に関するアンケート調査」を実施いたしました。

株式会社ヒューネル


近年は投資家の裾野が一気に拡大していて、投資未経験の方は周囲で株や投資信託の話しを耳にすると、何となく焦りを感じる時もあるのではないかと思います。

実際にはどのくらいの方が投資を行っているのでしょうか?今回は気になる資産運用の実態について、500人の男女に対してアンケート調査を行いました。

●回答者の属性
今回アンケートに回答してくれた方の、性別と年齢の割合は以下の通りです。

 

 

●現在投資型の資産運用を行っている方の割合は57%


男女500人に「現在、投資信託を行っていますか?」と質問したところ、「行っている」と答えた方は全体の57%でした。

既に半数以上の方が、何らかの形で投資家デビューを済ませている訳です。ではこの方達は、一体どんな形の資産運用を行っているのでしょうか?

●メインで運用中の資産運用の種類!第1位は「株式投資」第2位は「投資信託」


資産運用を行っている284人に対して、「メインで運用中の資産運用の種類」を複数回答してもらったところ、第1位は「株式投資」、第2位は「投資信託」でした。

3位以下には、iDeCo、FX取引、仮想通貨、外貨預金などが続きます。複数回答ではありますが、1位と2位との合計が全体の8割以上を占めています。

つまりよく行われる資産運用としては、株式投資もしくは投資信託が一般的なんですね。

●株式投資
特徴:自分で銘柄を選んで投資する
メリット:株主になると配当金や株主優待を受けれる

●投資信託
特徴:運用のプロに投資を任せる
メリット:分散投資でリスクを減らせる

●資産運用の目的!第1位は「老後の生活資金の為」


資産運用を行っていると回答した284人にその目的を訊ねたところ、第1位の回答は「老後の生活資金の為」でした。

2019年6月に公表された金融庁の金融審議会市場ワーキング・グループの報告書「高齢社会における資産形成・管理」を基にした報道で老後は2,000万円必要と騒動になったこともあり、老後の生活については色々と言われていますから、「自分の老後は大丈夫なのか」心配になることもあるでしょう。

今回のアンケート対象者の過半数が30代と40代であることを考えると、若いうちから老後の為に資産運用する方が多い結果となっています。

1位と2位の回答はこの通りとても現実的ですが、3位から6位までは「投資の勉強」「株式優待を得る為」「子供の教育資金の為」「レジャーや旅行資金に充てる為」と、比較的余裕のある回答が続きます。

資産運用の目的が現実路線一本かというとそうでもなく、楽しみながら運用をしている方もいらっしゃいます。
次にグラフには記載されていませんが、その他の回答も見てみましょう。

【資産運用の目的その他の回答】
・FIREするため
・節税の為
・貯金だと使ってしまうのが不安だから
・経済的自立の為

ここで最近よく見かける「FIRE」とは何なのか、簡単に解説しておきましょう。

FIRE(ファイア)とは、”Financial Independence, Retire Early movement”の頭文字をとったもので、2010年頃に欧米で流行り出したライフスタイルです。

直訳すれば「経済的自立と早期退職」ですが、退職後の不労所得を得るために、貯蓄を第一目標に掲げるのがこのムーブメントの特徴です。

貯蓄の目標金額は日本円では1億円とも言われていて、多くの場合は仕事に加えて資産運用が必要となります。もちろん貯蓄額を達成した後も、所得を得るために資産運用とは縁が切れません。

悠々自適な生活と言っても、資産運用で継続的な利益を上げるためには、日々の情報収集や分析が欠かせないのです。

●資産運用でよく利用する情報源は「WEBサイトやSNS」が圧倒的に多い


では今回のアンケートで現在投資型の資産運用を行っている方達は、どこで運用のための情報を得ているのでしょうか?

そこで「資産運用でよく利用する情報源」を訊ねてみると、金融機関もしくはそれ以外の「WEBサイトやSNS」という回答が圧倒的に多く、これだけで全回答の8割を占めていることが分かります。

FPなど専門家に相談している人は10人と少なく、多くの方は独学で資産運用を始めていることが伺えます。

●投資型資産運用を行っていない方で投資に興味がある方は9割


さて次にご紹介するのは、「資産運用を行っていない」と回答した216人に対するアンケート結果です。その結果によると、なんと運用をしていない方の9割が「資産運用に興味を持っている」と答えています。

一方で「興味がない」と答えた方は19人で、今回のアンケート対象者500人の中ではたったの3.8%に過ぎません。残り96.2%の方が資産運用に興味を持っていて、その半数以上が既に運用を始めている訳です。

では資産運用に興味があっても手を出せない理由とは、一体何なのでしょうか?

●興味を持ちながらも資産運用を行っていない理由!第1位は「リスクが心配」


運用に興味があると答えた197人に、なぜ投資をやらないのか理由を訊ねると、回答結果の第1位は「リスクが心配」でした。そして第2位の回答が「投資の知識がなく不安」です。

確かに資産運用にはリスクがつきものです。しかし、このリスクについての知識を身につけない限り、心配や不安を手放すことはできないでしょう。

1位と2位は心理的な要因ですが、第3位には「投資に回す資金が少ない」という、現実的な問題が食い込んできます。

確かに金銭的に余裕のある方が資産運用は始めやすいのは事実ですが、投資は少額から始められますのでまとまった資金がなくてもスタートできます。

●年収が高い方は資産運用を行っている割合が高い
「年収と資産運用の割合」の回答からは、確かに年収の高い方は資産運用を行っている割合が高いという結果がでています。

 

年収 投資してる方の割合
100万円未満 42.9%
100万~200万円未満 51.7%
200~400万円未満 51.7%
400~600万円未満 63.2%
600~800万円未満 65.3%
800~1,000万円未満 90.0%
1,000万円以上 69.2%

 

最も割合が高いのは800〜1,000万未満の年収の方で、なんと9割の方が資産運用を行っています。
そして年収100万円未満から年収1,000万未満までは、年収が高いほど、資産運用する人の割合も増えていきます。

しかし年収が1,000万以上になると、資産運用する人の割合がガクッと落ち込みます。それでも7割近い人が資産運用をしているのですが、割合が落ち込む理由は、老後の資産に心配のない人が増えるせいかもしれません。いずれにしても興味深い結果です。

●クレジットカードで投資信託の積み立て投資やポイントを使って投資信託を購入できる
株や投資信託は、実は最低100円からの運用が可能です。今は主婦の方や学生の方が、手軽に投資家デビューできる時代なのです。

そのきっかけとなるのがクレジットカードで、近年、証券会社と提携することによって会員に資産運用サービスを提供するカード会社が増えてきています。以下がそのカード会社と証券会社の一覧です。

 

クレジットカード ポイント 投資会社
楽天カード 楽天ポイント 楽天証券
au PAYカード Pontaポイント auカブコム証券
エポスカード エポスポイント tsumiki紹介
三井住友カード Vポイント SBI証券
イオンカード WAON POINT WealthNavi
東急カード TOKYU POINT SBI証券
タカシマヤカード タカシマヤポイント SBI証券
dカード dポイント 日興フロッギーTHEO+
セゾンカード 永久ポイント セゾンポケット

 

これらのサービスを利用すると、ポイントで運用の疑似体験ができたり、またクレジットカードを使って運用することでポイントを貯めたり、貯めたポイントを運用に利用することができます。

サービス内容はカード会社によって異なりますが、スマホで100円から積立投資ができるなど、いずれも初心者には優しい設計になっています。

リスクの高い資産運用にはなかなか手が出せませんが、貯めたポイントやお小遣い程度の資金なら、誰でも気軽に投資してみようという気になることでしょう。

●投資経験者の方の成功体験
では最後に、実際に投資している方の実体験をご紹介しましょう。今回のアンケート回答者には、資産運用を始めたばかりで失敗も成功もないという回答が目立ちました。

それだけ初心者が多いということですから、これから資産運用を始める方にはとても参考になることでしょう。まずは成功体験からご紹介します。

【成功体験】
・お小遣いで投資して多少お金が増えた
・大きな額ではないが少しずつ増えている
・投資信託で放っておいても利益が出る
・極端に増えていないが株式優待が楽しみ
・株で200万円程の利益が出た
・コモディティETFを買って暴落前に売り抜けた
・読みが当たり大量購入して成功
・ビットコインで大儲け
・積立NISAは一喜一憂しないことが大切
・ローリスクローリターンでも安定第一で運用している
・もっと早く始めればよかった

全体的には値動きに一喜一憂しないなど、やはり安定志向が成功の秘訣のようです。少額の投資でも、コツコツ続けて利益が出ると嬉しいものですよね。

ここに至るまでに小さな失敗を重ねて、ようやく自分に合う運用の形を見つけたという方もいらっしゃいました。

成功体験を教えてくれた方の中には、株主優待を推す方も結構いらっしゃいました。株主優待とは、一定数以上の株主に対して自社製品やクーポンなどが配布されるサービスのことです。

配当金とは別ですから、確かにお得感がありますね。また数は少ないですが、大きな勝負に出て成功した方もいらっしゃいました。

また、「もっと早く始めるべきだった」「もっと投資すればよかったと」いう意見も複数見られました。

●投資経験者の方の失敗体験
次は投資経験者の方の失敗体験をご紹介します。失敗体験と言っても「もっと儲かるはずだったのに」という内容が多く、大損害を喰らったという話しはそれほど多くありません。

【失敗体験】
・預金が減って投資から切り崩しをしてしまった
・仮想通貨の暴落で損害が出た
・高値を追いすぎて塩漬け状態でにっちさっちも行かない
・FXで調子に乗って数分で10万円失った
・今まで順調だったのにコロナで損失が出た
・ウクライナ問題で持ち株が全面的に下落
・暴落時に慌てて売って結果的に損した
・損切りできずFXで大損した
・株価が数倍になったのに売る前に買値に戻った
・勧められた株を購入して損をした
・投資インフルエンサーの話を鵜呑みにしてしまった
・オススメ銘柄を買うと必ずマイナスになる
・人気ユーチューバーの発言をマーケットに当てはめて失敗した
・適当に株を買ったらその会社が倒産した

資産運用するなら、世界情勢にも気を配る必要があるんですね。当然のことですが、コロナ禍やウクライナ問題も株価に大きな影響を与えています。

売りのタイミングや買いのタイミングを読み間違えたことが原因で、投資に失敗した例も数多く見られます。

投資のタイミングを見定めるためにも、やはり情報源は大事ですね。でも情報を鵜呑みにして失敗した体験談も多い為、注意が必要です。

何を情報源にするにしても、最終的には自分自身の判断で行うのが資産運用なんですね。

●誰もが気楽に投資家になれる時代
人生100年時代を迎えて、「健康寿命」だけでなく「資産寿命」も伸ばさなければならない時代となり、近年多くの方が投資を行っています。

今は誰もが気軽に投資家になれる時代です。初心者の方は手軽にできる「少額投資」から始めてみてはいかがでしょうか?

●調査概要
調査日:2022年9月28日~2022年9月29日
調査方法:インターネットによる選択・記述式回答
調査人数:500人

■株式会社ヒューネルについて
「経営陣と従業員一人一人が、全人格をかけて、一人一人のお客様・お取引先様と強い信頼関係を構築し、新しい価値を創造していく。Human Channelとして、現状に飽くことなく、新しい価値を創造し、必要な人にお届けしつづける。」を企業理念に、良質で満足度の高いサービスを提供しています。

URL:https://www.hunel.co.jp/

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会社概要

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業種
金融・保険業
本社所在地
東京都文京区小石川2-1-2 ユニオン小石川ビル705
電話番号
03-4530-0790
代表者名
長谷部周平
上場
未上場
資本金
9850万円
設立
2006年09月