スマート農業システムを開発するディーピーティー株式会社は岐阜県可児市にAIの研究棟および自社圃場を開設します
本施設では実際の農業環境を整備し、e-minoriのAI統合制御と従来制御が稼働する予定です。また、開発中のカメラも設置し、ビニールハウスで役立つ次世代のカメラシステムの検証も計画しております。当社製品のAI制御の試験をいつでも見学ができる施設としても活用することも検討中です。
開所の背景
当社では2017年から自社製品の開発に着手。当時の製品開発プロジェクトメンバーの祖父が農業を営んでおり、祖父の課題を解決したいという想いからスタートし本格的に農業分野に参入いたしました。現在販売中の『e-minori』にデータ予測処理や自動制御機能を搭載することにより、農作業の負担軽減に繋がります。例えば、ハウス内の温度を下げる際の「窓を開ける」「暖房を消す」などの複数の作業を、環境や状況を考慮し、選択肢の中からより最適な方法をAIが提案します。
このように従来の技術では難しかった環境整備を、より簡単で効果的に行うことができるようになります。
また、CO2排出削減や高騰する燃料費の削減によりコスト抑制に繋げることも可能です。
今後もご期待に応えられるよう、農作業において最適な判断をし、安価で活用できるようなシステムの開発・AI研究をおこなってまいります。
・施設概要
拠点名:ディーピーティー株式会社 AI-lab 可児研究所
所在地:〒509-0214 岐阜県可児市広見4丁目10
ビニールハウス内環境制御システム『e-minori』について
『e-minori』は、ハウス内環境の測定と制御をリーズナブルに実現する複合環境制御サービスです。ハウス内外と土壌の環境をセンサーで測定し、測定データはクラウドにアップ。
PCやスマホ等から確認できるだけでなく、PCはもちろんスマホ等の画面で制御ノードを操作して暖房機やCO2発生器、電磁弁等を遠隔操作が可能です。また、設置工事不要で、届いたその日からご利用いただけます。
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運営会社『ディーピーティー株式会社』について
愛知県名古屋市に本社を置くディーピーティー株式会社は1989年設立。社名の由来は、ひたすら夢(Dream)に向い続ける実直さと情熱(Passion)を常に持ち続ける意欲と感謝(Thanks)の心を忘れない誠実さという創業以来の経営姿勢に由来しています。
人工知能研究やスマート農業に積極的に取り組んでおり、自社開発のビニールハウス内の環境制御システム『e-minori』の販売、また農作業の効率化を目指す新たな農業支援システムの開発も進めております。そのほか、製造業への人材派遣を行う「アウトソーシング事業」や、『ジョブコンプラス』の企画運営を行う「メディア事業」、エンジニア派遣や委託先企業の技術開発を受託する「エンジニアリング事業」と3つの事業を中心に拡大を続けております。
「夢」と「情熱」と「感謝」を持って、お客様の幸せを創造することを使命とし、今後もサービスを提供していきます。
【会社概要】
社名:ディーピーティー株式会社
本社所在地:〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄3-3-21 セントライズ栄8F
代表取締役:竹本 昭生
事業内容 :人材派遣、求人サイト企画運営、開発・設計の受託、技術者派遣、自社製品開発等
設立:1989年(昭和63年)1月31日
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