クルマのビッグデータ×マインクラフトでつくる、新しい交通安全教室開催
─共愛学園前橋国際大学・エアロトヨタ・前橋市による産学官連携取組─
エアロトヨタ株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長 加藤浩士、以下「エアロトヨタ」)および共愛学園前橋国際大学(所在地:群馬県前橋市小屋原町、学長 大森昭生、以下「前橋国際大学」)は、2025年12月3日(水)、同年4月より共同で進めてきた取組成果を活用し、前橋市内の小学校において交通安全教室を開催します。
交通安全教室では、マインクラフト※1で再現した小学校周辺の仮想空間上で、児童自らキャラクターを操作しながら、ゲーム感覚で交通ルールを学びます。さらに、実際にまちを走るクルマから集めた走行データ(ビックデータ)より抽出した通学路上の危険箇所(ヒヤリハット)を仮想空間上で実際に体験することで、児童の交通安全につながる新たな気づきを促します。
交通安全教室で活用するコンテンツの画面イメージ


【取組概要】
本取組は、前橋市が推進する通学路の交通安全確保の関連取組の一環として、前橋市および永明小学校の協力により実現したものです。交通安全教室で活用するコンテンツは、前橋市の3D都市モデル※2やエアロトヨタがクルマのビッグデータから作成した通学路上のヒヤリハット情報などを活用し、前橋国際大学がマインクラフト上で永明小学校周辺の仮想空間を再現したものです。授業では、永明小学校の児童が自ら操作し、近隣に開通した環状交差点(ラウンドアバウト)の利用方法や通学路上のヒヤリハットなどの身近な危険を仮想空間上で体験することにより、新たな気づきや学びを得ることを目指します。
なお、本取組の結果は、共愛学園前橋国際大学デジタル共創研究センター地理空間情報・ラボとして、取りまとめや公表を行っていく予定です。
【実施者について】
エアロトヨタは、「空にさきがけ未来をひらく」を企業理念とし、トヨタグループが目指すMobility for ALLの一翼として、クルマが生み出すビッグデータと地理空間情報を組み合わせた自治体の交通安全対策検討支援の事業を通じ、安心安全な社会の実現に貢献します。
前橋国際大学は、「共愛・共生の精神」を基本理念とし、地域の皆様に大学の研究成果をお伝えすると同時に、学生たちの地学一体な学びや、本学の行動指針の1つである「地域との共生」に適った教育の実践に取り組みます。
※1 ブロックでできた3Dの仮想世界を舞台に、自由な建築や冒険が楽しめるゲームで、国内の多くの教育現場で論理的思考や協調性を学ぶためのツールとして活用されています。
※2 全国200都市以上で整備されている、現実のまちを再現した3Dの建物などのデータで、まちづくりや防災など幅広い分野の取組に活用されています。
【本件に関するお問い合わせ先】
<交通安全啓発コンテンツに関すること>
共愛学園前橋国際大学 国際社会学部 地域共生研究センター
メール:dccrc-info@c.kyoai.ac.jp
電話:027-266-9051
<ヒヤリハットデータおよび取材希望に関すること>
エアロトヨタ株式会社 空間情報事業本部 営業統括部 イノベーション推進室
メール:116120@aerotoyota.co.jp
電話:049-256-7862
一般車両の走行データを活用した道路見守りサービスについて:
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