Earth hacksと大阪府、脱炭素推進のための事業連携協定を締結
Earth hacksが提供するCO2e排出削減率を示したマーク「デカボスコア」 大阪府内で栽培・生産された農畜林水産物「大阪産(もん)」20商品以上で導入決定
本協定では、大阪府域で栽培・生産される農産物、畜産物、林産物、水産物である「大阪産(もん)」*1へ、Earth hacksが提供する、環境に配慮した商品やサービスにCO2e*2を従来の製品と比較し、削減率(%)を表示する「デカボスコア」*3の導入を進める活動だけでなく、脱炭素に関する取り組みをZ世代と共創するイベント「デカボチャレンジ」の大阪開催、生活におけるCFPに着目した教育プログラムの共同実施などを行っていく予定です。
事業連携協定の締結式典では、特別ゲストとして元プロ野球選手の糸井嘉男氏が登場し、デカボスコアを導入したい商品として「お肉」を挙げ、大阪府の脱炭素推進について「大阪産(もん)がデカボスコアによってどんどん盛り上がっていってほしい」と期待感を語りました。
*1大阪産(もん)とは、大阪府域で栽培・生産される農産物、畜産物、林産物、水産物と、それらを原材料として使用した加工品のことです。
*2 CO2e とは、CO2 相当量に換算した値のこと
*3デカボスコア:脱炭素化の意味のDecarbonizationを使った名称
■事業連携協定の詳細
共催イベントの実施や各々が持つ広報媒体を通じたCFP関連情報の相互発信
共創イベント「デカボチャレンジ」の大阪開催
府SNSやメルマガ、「デカボメディア」での相互発信
府内事業者等におけるCFP算定・表示の支援
府内事業者のCFP算定支援(サプライチェーン全体での見える化モデル事業者、大阪産(もん)・大阪産(もん)名品事業者等)
府内CFP算定事業者の「Earth hacks Mall」出品支援
府が実施する施策・イベント等でのCFP啓発
大阪産(もん)関連イベントでのEarth hacks出展
生活におけるCO2に着目した教育プログラムの共同実施
CFPの普及に向けた調査研究・ノウハウ共有
■大阪府環境農林水産部 部長 原田行司よりコメント
大阪府では、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、2025年大阪・関西万博も契機とし、府民、事業者、行政等が一丸となった取り組みを進めています。その一つとして、府民に環境に配慮した消費行動をとっていただけるよう、昨年度から、大阪産(もん)の農産物に、生産や輸送に伴うCO2排出量を可視化するカーボンフットプリントを表示する実証などを行っています。このたび、Earth hacks株式会社と連携し、カーボンフットプリントを活用した「デカボスコア」と呼ばれるCO2削減率を可視化した指標を用いて、生活者の脱炭素行動の促進に取り組むことになりました。このデカボスコアを通じ、脱炭素社会の実現に向けた取組みが一層加速していくことを期待しています。
■Earth hacks株式会社 代表取締役社長 関根澄人よりコメント
Earth hacksは生活者一人ひとりの主体的なアクションによって、脱炭素社会を推進していくための生活者共創型プラットフォームとして、「デカボスコア」の提供を含め様々なサービスを展開しております。今回の大阪府様とのお取り組みではデカボスコアを通して大阪産(もん)の環境価値の見える化をするなど多方面から大阪府の魅力を広げていく活動に貢献してまいります。
■デカボスコアを導入した大阪産(もん)の商品(一部)
・合同会社知己/吹田くわいワールドコネクトコーラ
・ファームスギモト/なす
・有限会社誠商会/練り天ぷら玉ねぎ
参考情報
<会社概要>
・会社名:Earth hacks株式会社
・事業内容:環境に配慮した商品又はサービスの提供
①CO2排出削減量の計算/デカボスコア提供
②マーケティング支援
③EC運営・販売
④見本市やイベント開催
⑤新規共創支援 等
・設立日:2023年5月16日
<共創型プラットフォーム「Earth hacks」について>
「Earth hacks」は、Z世代をはじめとする脱炭素に関心がある方や、まだよく知らないという方にも脱炭素に向けた活動を身近に感じてもらえるよう、自分の生活にも取り入れたいと思えるライフスタイルやエシカルな商品の情報を提供したり、生活者の声をもとに、脱炭素関連商品・サービスや事業の開発を目指す共創型のプラットフォームです。
CO2eを従来の製品と比較し、削減率(%)を表示するというユニークなアプローチ「デカボスコア」を企業や団体に提供しています。「Earth hacks」サイト内ではデカボスコアと共に環境価値の高い商品を紹介するなど、企業主体ではなく、Z世代をはじめとした生活者が楽しみながら脱炭素に貢献できる仕組みを提供しています。また、実際のビジネス課題を通じて社会課題の解決を考え、企業と学生が共創するビジネスコンテストプログラム「デカボチャレンジ」も実施し、企業とZ世代の脱炭素社会に資するビジネス共創を促進する取り組みも行っています。他にも、行政・地方自治体に向けソリューションとして「Earth hacks for Local」の提供を開始しています。
□ウェブサイト:https://earthhacks.jp/
□Instagramアカウント:https://www.instagram.com/earthhacks.jp/
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