フェアナビ、三重県桑名市公式ホームページに試験導入、ウェブアクセシビリティ向上を目指した実証実験開始
障害や年齢に関係なく誰もが平等にウェブサイトを利用できる社会を目指し、1行で、ウェブをバリアフリー化するフェアナビを提供
導入の背景
フェアナビは、1行で、ウェブをバリアフリー化するサービスです。 KANNONは、フェアナビの普及を通して、障害や年齢に関係なく誰もが平等にウェブサイトを利用できる社会を目指しています。
この度、試験導入・実証実験を行う桑名市は、豊富な観光資源に恵まれた三重県下屈指の観光都市であり、機械・金属系を中心とする工業都市でもあります。
桑名市は、2024年(令和6年)3月に「くわなスタートアップ・オープンフィールド戦略」を策定し、桑名をフィールドとした課題の解決や新たなチャレンジを通じて、スタートアップとの共創を生み出し続けることを理念とした「くわなスタートアップ・オープンフィールド」の構築を目指しています。
フェアナビは「てんかん」や「失読症」などに対応している点や、一度設定を行うと再度同じウェブページを訪れた際に再設定が不要である点など、現在の桑名市のホームページにはない強みを有していると評価いただき「全ての人にやさしい社会」の実現のため、今回のフェアナビの導入と実証検証を行う運びとなりました。
記者会見の様子
2024年4月5日、桑名市役所で行われた記者会見で、KANNON代表の山下がフェアナビの導入に関する発表を行いました。
会見の冒頭では、伊藤市長から実証実験に至った経緯についての説明がありました。伊藤市長は、2024年1月31日に桑名市で開催されたくわなスタートアップサミット「開国~KAIKOKU~」での発表を契機に、桑名市が全国で初めて「フェアナビ」を自治体ホームページ全体に導入することを決定したと説明。市が発信する情報へアクセスしやすくするために桑名市役所として尽力してきたことを強調されていました。
続いて、KANNON代表の山下がフェアナビの機能や導入におけるサービスの詳細について発表いたしました。山下の説明後、複数の報道機関から実証実験に対するご質問をいただきました。
ウェブアクセシビリティとは
ウェブアクセシビリティとは、いわゆる「ウェブページのバリアフリー化」です。
高齢者や障害者を含め、誰もがホームページ等で提供される情報や機能を支障なく利用できることを意味します。
令和6年4月1日施行、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(以下、障害者差別解消法)の改正により、全事業者に「合理的配慮の提供」が法的に義務化されました。この改正に伴い、ウェブサイトで障がい者に配慮する「ウェブアクセシビリティ」が事業者に求められています。
参考文献:https://www.soumu.go.jp/main_content/000543284.pdf
KANNONについて
合同会社KANNONは、「情報格差をなくす」のミッションに掲げる、ITスタートアップです。
▫️ 合同会社KANNON
▶︎ URL:https://kan-non.jp/
▶︎ 代表:山下青夏
▶︎ 本社:愛知県名古屋市中村区名駅4丁目24番5号第2森ビル401
▶︎ 事業内容:1行で、ウェブをバリアフリー化するサービス「フェアナビ」の開発・販売
▫️ お問い合わせ先
▶︎ 電話番号:070-2038-3736
▶︎ メールアドレス:sugawara.k@kan-non.jp
▶︎ 担当者:菅原
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