旅行会社向けクラウドサービス『マタタビ Suite』アルプス・トラベル・サービス株式会社の導入事例を公開

月に4〜5人日かかっていた請求処理を90％自動化！システムに業務をあわせた改革で、業務フローの標準化を実現

株式会社アジェンダ

2025年7月22日 11時30分

https://www.agenda.co.jp/products/travel/matatabi/case/alpstravel/

旅行会社向けクラウドサービス『マタタビ Suite』の開発・販売を行っている株式会社アジェンダ（本社：北海道札幌市、代表取締役社長：伊藤智裕）は、アルプス・トラベル・サービス株式会社（本社：東京都大田区、代表取締役社長：林宏介）に導入された『マタタビ Suite』の導入事例インタビューを2025年7月22日（火）に公開いたしました。

『マタタビ Suite』導入の背景

同社では、旧基幹システムがOSのアップデートに非対応であると判明したことをきっかけに、システム刷新を決断。過去には、業務に合わせた過度なカスタマイズにより運用トラブルが頻発した経験があり、今回は「既製品のシステムに業務を合わせる」という方針への転換が図られました。

選定のポイントとなったのは、親会社が求めるコーポレートガバナンス要件への対応力。『マタタビ Suite』が、実務面での要件を過不足なく満たせる唯一の選択肢として、導入が決定されました。

『マタタビ Suite』で得られた効果

１．経理業務の自動化で、月間4～5人日分の手作業を削減

従来、仕入先からの請求書対応には毎月数千件の手作業が発生し、月に4〜5人日分の工数がかかっていました。導入後は、請求書の90%以上が自動でマッチングされるようになり、大幅な作業時間の削減を実現。さらに、入金照合もURL共有により営業担当が自ら対応できるようになり、経理と現場の連携もスムーズになりました。

２．書類対応の電子化によりペーパーレス化を実現、業務の“見える化”も加速

請求書・領収書・納品書などの帳票類はすべてメール送付に移行し、紙・トナー・郵送費などのコストを削減。書類保管スペースの削減にもつながりました。また、未請求一覧や手配件数が画面上で一目で把握できるようになり、業務分担や進捗確認も円滑になるなど、「業務の見える化」が加速しています。

３．ミスの予防とリアルタイムな数値管理で、業務の質とスピードを両立

承認機能とTODOリストによって、入力・手配ミスを大幅に削減。特に、発券などの期限はシステムが自動で拾い、赤文字で注意喚起されるため、人的な見落としを防止できます。また、予約から発券、売上登録までの工程が連動し、リアルタイムで業績を把握可能に。急な業績のブレも少なくなり、業務進行と数値管理の両面でタイムリーな対応が実現しています。

旅行会社の業務改革を実現する「マタタビ Suite」

『マタタビ Suite』は、旅行会社向けの基幹システムとして国内初の完全クラウドサービスです。インフラをオンプレミスからクラウドに移行することで、コスト削減と安全かつ安定した運用の両立を実現しました。

本製品には弊社が独自に発明した多数の仕組み（※）が搭載されており、業務効率化はもちろん、ペーパーレス化の実現、セキュリティの強化にも貢献します。さらに、承認機能と厳格なプロセス管理により、入力ミスや手配ミスを未然に防ぎ、内部統制とガバナンスを強化。予約から売上までの工程連動により、リアルタイムで業績を把握できるようにすることで、迅速な経営判断をサポートします。

今後もさらなるデジタルトランスフォーメーションを推進し、旅行会社の業務改革を実現することで、業務効率化や経営改善に寄与し続けます。

（※）3つの特許および1つの意匠を取得済み（特許第7482458号、特許第7427178号、特許第7388663号、意匠登録第1711993号）