無線エネルギーのスタートアップ企業が国際コンソーシアムと共に技術を進歩させる
INFRGY社が日本市場への進出のため東京のNirvana Consultant社と契約を締結
INFRGY LLCは、革新的な無線電力伝送システムを導入するため、Nirvana Consultant株式会社と提携します。無線周波数を電力に変換するこの技術は、最近、ハワイ州元知事のジョン・ワイヒー氏が出演するビデオで実演されました。
元ハワイ州知事とInfrgyの共同設立者
ビデオ: https://youtu.be/rZDETxhhZig
Nirvana Consultant株式会社の創業者である原 貴悌氏は、この技術の将来性について、「この革新的なシステムを日本に紹介できることを、大変光栄に思います。」と述べています。また「電力消費の革新的技術で日本のインフレの抑制にも寄与できる」と続けています。
この事業は、インドを拠点に研究開発を行う国際的な取り組みです。最近、Infrgyはカシミール大学工科大学と提携し、無線エネルギー技術のさらなる開発に合意しました。Rouf Ul Alam Bhat教授の指導の下、両者はより長距離かつ高出力の無線エネルギーハーベスティングおよび無線電力伝送技術の開発を目指しています。
この革新的な技術は、無線周波数(RF)を使用可能な電力に変換することができます。カシミール大学との共同研究では、周囲に存在する無線周波数を収集し出力を生み出す研究をしており、市場性のあるソリューションのテスト、文書化、開発の強化を目指しています。INFRGYの技術は物理的な接続を必要とせずにデバイスに電力を供給し、バッテリーの充電を可能にするための革新的なソリューションで現在注目を集めています。
無線電力伝送のパラダイムシフト
レーザー、マイクロ波、赤外線を使った無線エネルギーの伝送方式の開発が進められていますが、大きな制約があります。これらの多くのシステムは、送信機と受信機の間に遮るものがない見通し線を必要とし、一点から一点へのエネルギー伝送に限られるため、日常的に使うには実用的ではありません。しかし、INFRGYのシステムは、安全な無線周波数(RF)技術を使うことでこれらの制約を克服し、より汎用性が高く、効率的で安全な無線電力供給方法を実現しました。無線周波数(RF)技術は障害物の影響を受けにくく、物理的な接触を必要とせず、複数のデバイスに同時に電力を供給することができます。
INFRGYの共同設立者であるParvez Rishiは、この技術の将来性に大きな期待を寄せています。「無線周波数は、ラジオ、テレビ放送、携帯電話ネットワークなど、様々な用途ですでに私たちの生活に欠かせないものとなっています。その無線周波数を無線電力伝送に利用することは、ごく自然な流れと言えるでしょう。この技術は拡張性が高く、効率的であり、正確な位置合わせや物理的な接触を必要とせずにデバイスに電力を供給することができます。」
家電製品の新境地
INFRGYの無線電力伝送システムは、様々な分野で活用できる可能性を秘めています。スマートフォン、タブレット、ノートパソコン、ウェアラブルデバイスといった、普段私たちが使う電子機器を、コンセントに接続したり充電パッドに置いたりすることなく、充電できるようになるでしょう。この革新的な技術は、IoT(モノのインターネット)デバイス、スマートホーム、さらには産業機器に電力を供給することにも役立つと考えられます。
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