ハチ駆除依頼が増加している地域とは?2025年4〜5月の最新データから、依頼増加の要因と該当地域を公開

直近2ヶ月に問い合わせのあった約2000件を分析。人口10万人あたりの最多は群馬県の2.8件。都道府県別では東京都、市区町村別では浜松市という結果に。山間-都市境の環境と高温・多雨が増加要因と指摘。

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BEST株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:大澤 竜、以下当社)は、最適な情報をみなさまに提供し、安心して暮らしていける社会をつくるため、ハチ駆除を含む家庭で起こるさまざまなトラブルを解決しています。


当社の運営するハチ駆除専門のサービス「ハチお助け本舗」において、収集したハチの駆除に関するデータ(2025年4月から2025年5月に当社サービスに入電のあったデータ)を集計・分析し「ハチ駆除依頼が増加中の地域」についてのデータを公開いたします。

【調査概要】

調査対象:2025年4月から2025年5月に当社サービスに問い合わせのあった1,976件

調査期間:2025年4月から2025年5月

調査機関:自社調査

調査・集計方法:単純集計、クロス集計

有効回答数:1,976件

人口10万人あたりのハチ駆除依頼が増加している都道府県は群馬県!

全国47都道府県を対象とした集計により、人口10万人あたりのハチ駆除依頼件数において、群馬県が2.8件で最多という結果が明らかになりました。この数値は全国平均の1.5件を大幅に上回っており、地域によるハチ駆除需要の顕著な差が浮き彫りとなっています。

上位地域の多くは、山間部や丘陵地帯を多く抱えることが特徴的です。これらの地域では豊かな自然環境が保たれており、ハチの生息に適した森林や里山が広がっています。

群馬県は、関東平野の北西部に位置し、上毛三山などの山地と平野部の境界に多くの住宅地があります。このような地理的特徴により、自然環境と人間の生活圏が近接しているため、ハチと人間の接触機会が増加し、駆除依頼の増加につながっていると分析できます。

期間中の純粋な依頼件数最多は東京都!直近依頼が多かったのは足立区と世田谷区という結果に!

人口10万人あたりの比率では群馬県が上位を占める一方で、期間中の純粋な依頼件数を見ると、東京都が最多件数を記録していることが明らかになりました。グラフは東京都内での依頼件数上位の地域をグラフ化したものです。

東京都は最も人口が多く、その分依頼総件数が増えるのは当然といえるものの、都心部に近ければ近いほどハチ被害からは縁遠い感覚を持たれる方も多いと思います。実情は、渋谷区など東京の中心に位置する区からの駆除依頼もあり、どこに住んでいてもハチ被害に遭う可能性があることを知っておくことが大切です。

山間部などの被害が目立つハチ被害ですが、港区や世田谷区など都心に分類される地域からの駆除依頼もあります。都市部にお住まいの方も、営巣に注意が必要です。

全国を対象に駆除依頼件数の多い市区町村を集計した結果は浜松市が26件で最多。

駆除依頼件数を全国の市区町村別で見ると、最多は浜松市という結果になりました。今回の集計は2025年4月-5月の期間を対象としていますが、以前集計したこちらのプレスリリース「人口10万人あたりのハチ駆除依頼件数(対象:県庁所在地と政令指定都市)」でも、浜松市は平均の2倍以上の数値を記録しており、ハチ被害が非常に多い地域という結果がわかります。

浜松市の南部地域と北部地域の境目は非常に自然豊かな地域であり、動植物の生息域と人間の生活圏が密接しているため、ハチの被害が多くなりやすい傾向にあります。

また、浜松市は2020年8月には41.1度を記録した非常に気温の高い地域です。ハチは気温が高くなるほど活動が活発になるため、気温が上がりやすい浜松市では、早い時期から被害が多くなる傾向にあると考えられます。

さらに、静岡県は全国的にも年間降水量が多い地域の一つであり、豊富な降水量がハチの餌資源となる花蜜や樹液の供給にも繋がっています。加えて、人口が一定密度以上存在するエリアでは、人間の生活圏とハチの活動域が重なりやすく、接触機会が増加することで被害のリスクも高まります。

こうした気温・降水量・人口密度といった複合的な要因により、浜松市近隣では他地域よりも頻繁にハチ被害が発生する可能性があり、より一層の警戒が必要です。

駆除依頼が増加している地域の傾向は?

調査データを地理的観点から分析すると、ハチ駆除依頼が多い地域には明確な傾向が見られます。上位にランクインした都道府県の多くは、山間部と平野部が接する境界に位置していることがわかります。これらの地域では、標高差のある多様な地形が存在し、ハチの生息に適した環境条件が整っており、人間の生活圏が近いことが駆除依頼増加の主要因となっていると推察できます。

群馬県、茨城県、栃木県といった関東地方の県が上位に位置しており、従来の農地や山林が住宅地に転換される過程で、既存の生態系と新しい住環境が混在する状況が生まれている傾向がみてとれます。開発により生息地を失ったハチが、住宅地の軒下や庭木に営巣場所を求める結果、人間との接触機会が増加しているのでしょう。

また、駆除依頼が増加している地域では一戸建て住宅の比率が高く、庭付きの住宅が多いことも駆除依頼増加の要因となっています。庭木や物置、カーポートなど、ハチが営巣しやすい構造物が住宅周辺に多数存在することで、被害が顕在化している状況が見受けられます。


【BEST株式会社について】

会社名:BEST株式会社

代表:大澤 竜

所在地:神奈川県横浜市

設立:2004年

事業内容:ライフメディア事業

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住宅・マンションその他
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横浜市西区北幸2-10-33 MIテラス横浜西口ビル9F
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大澤 竜
上場
未上場
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設立
2004年06月