震災を乗り越えて新たな住まいへ
DIYで挑む空き家再生のストーリー
2024年1月1日に発生した能登半島地震から一年が経ちました。この災害により多くの方が住居を失いました。今回おうちの再生工場がお話をお伺いした臼井さんもそのうちのひとりです。臼井さんは現在、仮住居にお住まいされながら、新たな居住空間を生み出すため、おうちの再生工場が提供するUQ不動産で空き家のDIYに取り組まれております。震災発生時の状況からUQ不動産を借りることになった経緯についてインタビューさせていただきました。
UQ不動産について
当社が運営する「おうちの再生工場」では、利用されていない物件や土地をセルフリノベーションすることで「個性的な空間」「自分好みの家」を実現する取り組み「UQ不動産」を展開しています。このプロジェクトは、空き家を単に解消するだけでなく、物件の再生や資源の循環利用を通じて、サステナブルな社会の構築を目指しています。
■震災直後と住宅について
地震が起きたとき、臼井さんは自宅で横になっていたそうです。「突然タンスが倒れてきましたが、何とか動くことができ、下敷きになる前に外へ逃げ出しました」と語ります。しかし、自宅は地震の被害により居住不可能な状態になりました。そして、復旧の見通しも立たない状況の中、臼井さんは金沢に拠点を移し、現在はアウトドア関連の職に就いて生活を再建しています。
■UQ不動産を借りた理由:DIYの魅力と新たな挑戦借りるきっかけ
臼井さんは、前職で培ったスキルもあり、DIYへの興味がありました。釣りやアウトドアのインストラクター資格を持ち、アウトドア全般を一人でこなせる臼井さんにとって、空き家を自分好みにカスタマイズできる機会は大きな魅力だったそうです。
「協力的な人たちも多く、みんなで空き家を楽しみながらDIYできる環境が楽しみで仕方ありません」と話されます。物件を借りるだけでなく、仲間と一緒に空き家再生を楽しむ姿勢が印象的です。
将来的には自身でDIYした家を購入することも検討しているとのことです。
■被災者支援と空き家活用の未来
震災という困難を乗り越え、空き家を通じて生活を再建した臼井さんの事例は、地域復興の新たな形を示しています。「DIYを通じて家を作る楽しさを共有しながら、空き家の魅力をもっと広めていきたい」と臼井さんは語ります。
被災者支援と空き家の流通を結びつける取り組みは、地域社会の復興と再生の象徴と言えるでしょう。臼井さんの挑戦は、新たな可能性を示す重要な一歩となっています。
■グループで取り組む“空き家再生”に向けた活動
2011年の創業当初は、投資用マンションの販売事業を中心に展開していましたが、社会課題となっている“空き家”に目を向け、2022年から空き家や古民家の再生に向けた取り組みを本格的にスタート。これまで数多くの空き家を蘇らせ、地域の活性化に貢献しています。直近では、DIY型の空き家リノベーション事業にも乗り出し、グループを挙げて空き家対策につながる活動を推進しております。
「おうちの再生工場」公式サイト:https://ouchi-no-saisei.jp/
「おうちの再生工場」公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@ouchinosaisei
【株式会社リアルエステート 概要】
社名: 株式会社リアルエステート
代表: 代表取締役 多田 茂雄
本社所在地: 大阪府大阪市中央区本町2丁目6番10号
設立年: 2011年11月
資本金: 5,000万円
事業内容: 宅地建物取引業、不動産の賃貸及び管理、不動産に関するコンサルティング等
お問い合わせ先
株式会社リアルエステート 広報部 北村
TEL:06-4400-1581 FAX:06-4708-8606
E-mail:kitamura_kano@re-estate.jp
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