シロアリが活発に動き出すスウォーム（群飛）を前に シロアリ防除のプロフェッショナル アサンテが日本の文化や景観を守る「木の文化継承プロジェクト」を始動！
プロジェクト成功祈念の祈祷を神田明神にて実施し、シロアリ探知犬が「隨神門」を調査 アサンテ「木の文化継承プロジェクト」発足記者発表会
シロアリ対策をはじめとした総合ハウスメンテナンスサービスを提供する株式会社アサンテ（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：宮内 征）（以下アサンテ）は、約半世紀にわたりシロアリの被害から木造家屋を守ってまいりました。
一般の方がお住まいの家屋はもちろんのこと、日本の歴史的な建築物や文化財の多くは木で作られており、日本の文化や伝統は木に支えられてきたと言っても過言ではありません。しかし、木造建築には常にシロアリ被害に遭うリスクがあり、定期的なメンテナンスが欠かせません。
そこで、アサンテでは、これまで培った技術とノウハウを活かして日本が世界に誇る歴史的木造建築や桜の名所などをシロアリなどの害虫から守る「木の文化継承プロジェクト」を発足。立春が過ぎシロアリが活発に動き出すスウォーム（群飛）の季節が近づく2025年3月12日（水）に、天平２年創建、1300年以上の歴史ある神田明神（東京都千代田区）にてプロジェクト発足記者発表を実施いたしました。当日は、成功を記念し神田明神よりご祈祷をいただき、プロジェクトの第1弾として神田明神 隨神門にて、シロアリ探知犬による調査も行いました。
本プロジェクトでは、趣旨にご賛同いただける歴史的木造建築や住民に愛される桜の木などを対象に、シロアリ生息調査と防除施工、クビアカツヤカミキリの駆除施工などを実施する予定です。
暖かくなるこれからの時期は、普段は目に付かない床下や壁の中などに生息しているシロアリが羽アリとなって飛び立つことで、シロアリ被害に気付くチャンスですが、あまり知られていないのが現状です。シロアリ被害の実態や対策の重要性を皆さまに知っていただく機会としたいと考えております。
木の文化継承プロジェクト実施目的
アサンテが50年にわたり培ってきた技術とノウハウを活かして日本各地の歴史的木造建築や桜の木を守り、日本の木の文化を未来に継承することを目的としたプロジェクト。同時に、シロアリ被害のリスクと対策の重要性を広く啓発し、巨大地震発生時の家屋倒壊抑制による減災や、家屋の長寿命化による森林資源伐採の抑制や廃棄物削減で地球環境保護に貢献することを目的とする。
【木の文化継承プロジェクトの3つの柱】
イベント当日の様子
記者発表会当日は、神田明神によるプロジェクト成功に向けたご祈祷からはじまり、アサンテ代表取締役社長の宮内 征の開催ご挨拶、ご協力をいただいた神田明神 権禰宜の加藤 哲平様よりお言葉をいただいた後、アサンテ常務取締役 中尾 能之よりプロジェクトの趣旨をご説明しました。発表会の後は、アサンテ探知犬チーム「くんくんズ」のシロアリ探知犬サラとアリスの姉妹犬による、隨神門のシロアリ生息調査も行われ、プロジェクトの成功に向けて機運を高めました。
登壇者コメント
【株式会社アサンテ 代表取締役社長 宮内 征】
当社は、50年以上にわたりシロアリの予防と駆除を事業の主力に据え、これまで60万軒を超える木造家屋にサービスを提供してまいりました。日本には、優れた技法が用いられた、美しく・歴史ある木造建築が数多く残っていますが、残念なことに、シロアリ被害と無縁ではありません。過去には、京都の桂離宮や、清水寺、奈良の薬師寺の塔などでシロアリの甚大な被害が見つかり、修復を余儀なくされています。また、春の風物詩である「お花見」の名所では、近年生息域が急拡大している特定外来生物の被害によって桜の木が衰弱し、枯れています。このような状況を見聞きする中、私たちの害虫防除技術で、日本が誇る木の文化を守り、後世に伝えていくお手伝いができないかと考え、本プロジェクトの立ち上げに至りました。
【神田明神 権禰宜 加藤 哲平様】
この度はアサンテ様の「木の文化継承プロジェクト」の始まりの地に、当社を選んでいただきましたこと誠にありがとうございます。奈良時代の天平2年（730年）に創建されました当社は、5年後の令和12年に創建1300年を迎えます。この記念すべき年を迎えるにあたり、御社殿や境内の文化財を守っていくためのプロジェクトを行なっており、そうした点でも、アサンテ様の取り組みは非常に共感できるものでございました。当社の建物は過去の震災、戦争により焼失の被害にみまわれ、その度に地域の皆様とともに再建をしてきた歴史がございます。本日くんくんズに調査いただく隨神門は、昭和50年に昭和天皇御即位50年の記念として建立された比較的新しい木造建築です。私たちは、この建造物を次の世代へと大切に繋げていく責務がございます。この度いただきましたこのご縁を大切に、ぜひアサンテ様の知見を今後もお貸しいただければと存じます。
春はシロアリが飛び立つ季節、最近見た羽アリは、あなたの家を食べているシロアリかも？
日本で建物に大きく被害を与えているシロアリは主にヤマトシロアリとイエシロアリの2種類です。1年中、床下や壁の中で活動していますが、ヤマトシロアリの場合は4月〜5月（東北地方は6月）、イエシロアリの場合は、5月〜7月に、羽アリとなって大量に飛び立ちます。家の中や周りで羽アリが発生しているのを見たら、シロアリの巣があるかもしれません。
株式会社アサンテの公式サイト・公式SNS
公式サイトでは、木の文化継承プロジェクトについても、今後発信してまいります。
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公式YouTubeチャンネル「シロアリ出没注意 アサンテチャンネル」 https://www.youtube.com/@noah_asante.termite
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Xシロアリ探知犬ノア@アサンテ https://x.com/noah_asante
シロアリ探知犬について
シロアリを人間が目視で見つけるためには、家屋外周の調査のほか、実際に床下に人が入る必要があります。そんな中、人間が床下に入るための動線を確保しにくい状況で活躍するパートナーがいます。それが、人間の100万倍の嗅覚を持つ「シロアリ探知犬」です。日本ではまだまだ知られていない職業犬ですが、中古物件を売買する時にシロアリがいるかどうかの検査証明が必要になるアメリカでは数百頭が活躍しているといわれています。アサンテでも4頭のシロアリ・トコジラミ探知犬が探知犬チーム「くんくんズ」として日々活躍しています。SNSでも情報発信を行っておりますので、ぜひフォローください。
※シロアリ探知犬は頭数が限られているため、催事出展時期などは対応できない場合もございます。
株式会社アサンテについて
アサンテは1970年に三洋消毒社として東京都府中市にて創業し、以降半世紀以上にわたってシロアリ対策をはじめとした総合ハウスメンテナンスサービスを提供する事業会社です。「人と技術を育て、人と家と森を守る」を経営理念として掲げ、お客様の安全と安心、ならびに木造家屋の長寿命化を実現し、ひいては環境保全や我が国の「木の文化」を守ることを目標としています。
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