地域の廃プラスチックを、地域を守る防災インフラへ。InnovateXが再生建材「EcoBorn」の防災家具シリーズを開発

平常時はベンチや縁台、災害時はかまどや備蓄拠点に。防災と資源循環を一つの公共家具でつなぐ3製品を企画

InnovateX株式会社

InnovateX株式会社(本社:茨城県東茨城郡城里町、代表取締役:潮来 喜久夫)は、混合・複合廃プラスチックを活用した再生建材「EcoBorn(エコボーン)」による「EcoBorn防災家具シリーズ」の企画・開発を進めています。

第一弾として開発するのは、平常時は公共空間の家具として使い、災害時には用途を切り替えられる次の3製品です。

  • 座面を外すとかまどとして使用できる「EcoBorn防災かまどベンチ」

  • 座面下に防災用品を備蓄できる「EcoBorn防災収納ベンチ」

  • 東屋と一体化し、地域の備蓄拠点となる「EcoBorn防災収納縁台」

公園や学校、庁舎、避難所などで日常的に使われる家具に防災機能を持たせることで、防災設備を倉庫に保管するだけでなく、街の中で普段から目に触れ、使われる存在にすることを目指します。

同時に、従来は再資源化が難しかった廃プラスチックを、地域で長く使われる公共資産へ転換します。

※掲載画像は開発中のイメージです。製品の仕様・形状は、検証を経て変更となる場合があります。

平常時の家具が、災害時の地域拠点に変わる普段は家具。災害時には「防災設備」へ

EcoBorn防災かまどベンチ

平常時のベンチ全景
座面を外し
かまどに
座面を外し、かまどとして使用する状態

平常時は屋外ベンチとして使用します。災害時には座面を取り外し、内部の金属製かまどに寸胴鍋などを設置して、炊き出しや湯沸かしに活用する構造を想定しています。

かまどを構成する金属部分については、防災ベンチの製作実績を持つ株式会社テクノ芳賀(福島県)と連携し、実用性、安全性、耐久性を考慮した仕様の検討を進めています。

EcoBorn防災収納ベンチ

通常のベンチとして使用している状態
座面下の収納部を開いた状態

平常時はベンチとして使用しながら、座面下の収納スペースに調理器具、非常食、救急用品などを備蓄します。災害時には、その場で収納部を開け、必要な物資を取り出せる構造を想定しています。

EcoBorn防災収納縁台(東屋一体型)

東屋と縁台の全景
天板を開いていない状態
天板を開き、備蓄品を取り出す状態

平常時は東屋の下に設置する休憩用の縁台として使用します。災害時には天板を開け、内部に備蓄した飲料水、非常食、救急セット、工具、照明などを取り出せる構造を想定しています。

防災設備を「保管する」だけでなく、「日常で使う」

一般的な備蓄品や防災用品は、倉庫などに保管されるため、普段は住民の目に触れる機会が多くありません。

EcoBorn防災家具シリーズは、平常時から公園での休憩、子どもの見守り、住民同士の交流、公共施設での待ち時間などに使われます。そして災害が発生した際には、同じ場所で炊き出しや物資提供を支える設備へと役割を切り替えます。

日常と災害時を分断せず、「普段から使われているものが、非常時にも地域を支える」公共空間づくりを目指します。

再生建材「EcoBorn」で、防災と資源循環をつなぐ

家具の主要部材には、InnovateXが開発する再生建材「EcoBorn」を使用します。

EcoBornは、素材や性質の異なるプラスチックが混ざり合い、従来は再資源化が難しかった混合・複合廃プラスチックなどを、独自の配合技術によって建材として再設計するものです。

InnovateXは、廃プラスチックを再生素材に戻すだけでなく、ベンチや縁台、テーブルなど、社会の中で実際に使われ続ける製品まで設計することを重視しています。

本シリーズでは、これまで処理の対象だった廃プラスチックを、平常時には公共家具、災害時には地域を支える設備として活用します。環境対策と防災対策を別々に進めるのではなく、一つの公共資産として統合する試みです。

EcoBorn防災家具シリーズの5つの特徴

  1. 平常時は公共家具

    公園、庁舎、学校、病院、商業施設、避難所などで、ベンチや縁台として日常的に使用することを想定しています。

  2. 災害時は防災用途へ転換

    かまどや収納庫として、炊き出しや備蓄品の提供に活用できる仕様を検討しています。

  3. 再生建材EcoBornを使用

    再資源化が難しかった廃プラスチックを、長く使われる公共家具へ転換します。

  4. 防災と資源循環を一つの設備で実現

    二つの社会課題を、公共空間に設置する一つの設備としてつなぎます。

  5. 存在と用途が日常から見える

    普段から人の目に触れ、使われることで、地域住民が設置場所や役割を認識しやすい防災設備を目指します。

地域の廃材を、地域を守る公共資産へ

InnovateXが目指すのは、防災家具を単体で販売することだけではありません。

自治体、廃材を排出する企業、製造事業者、施設運営者などと連携し、地域から出た廃プラスチックをEcoBornへ再資源化し、防災家具として地域の公共空間へ戻す循環モデルの構築を目指します。

地域の廃プラスチック → EcoBornへ再資源化 → 防災家具を製造 → 地域の公共空間へ設置 → 平常時は家具、災害時は防災用途に活用

廃棄物を地域の外へ出して処理するだけでなく、地域の中で新しい役割を持つ公共資産へ変える。「地域の廃材から、地域を守る防災インフラをつくる」仕組みを、自治体や企業とともに広げていきます。

代表コメント

InnovateX株式会社 代表取締役 潮来 喜久夫

「私たちは、廃プラスチックを『処理するもの』ではなく、『社会に残す資産』へ変えたいと考えています。

普段は誰かが座って休んでいるベンチや縁台が、災害時には温かい食事をつくり、必要な物資を届ける場所になる。その家具が、これまで再資源化の難しかった廃プラスチックから生まれている。

資源循環と防災を別々に考えるのではなく、一つの社会インフラとしてつなぐ。EcoBorn防災家具シリーズを、その考え方を目に見える形で示す製品にしていきたいと考えています」

今後の展開

InnovateX株式会社は、再資源化が難しい混合・複合廃プラスチックなどを再生建材「EcoBorn」へ転換し、建材、公共家具、外構材などとして社会実装する事業を展開しています。

再生素材をつくることだけをゴールとせず、実際に社会で長く使われる製品や用途まで設計することを重視しています。「EcoBorn」を素材ブランド、公共家具などの社会実装を「RELENX」ブランドとして展開し、廃棄物を社会資産へ変える循環モデルの構築を進めています。

InnovateX株式会社について

InnovateX株式会社は、リサイクルが困難な混合・複合廃プラスチックなどを再生建材「EcoBorn」へ転換し、建材、公共家具、外構材などとして社会実装する事業を展開しています。

リサイクルを「再生素材を作ること」で終わらせず、実際に社会で使われる“出口”まで設計することを重視しています。

「EcoBorn」を素材ブランド、公共家具などの社会実装を「RELENX」ブランドとして展開し、廃棄物を社会資産へ変える循環モデルの構築を進めています。

会社概要

会社名:InnovateX株式会社

代表者:代表取締役 潮来 喜久夫

所在地:茨城県東茨城郡城里町

事業内容:廃プラスチックを活用した再生建材の開発・製造・販売、企業廃材を活用した建材化・製品化支援、公共空間・施設向け製品の企画提案など

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会社概要

InnovateX株式会社

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URL
https://innovatex.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
茨城県東茨城郡城里町下古内1682-6
電話番号
029-291-3871
代表者名
潮来喜久夫
上場
未上場
資本金
-
設立
2024年08月