2025年大阪・関西万博でのチリの素晴らしい歩み
パビリオン来場者数は200万人を超え、161の機関と180社が参加。「テーマ解釈」部門で銅賞を受賞し、日本国内で120万米ドルを超えるメディア効果を創出しました。
4月13日から10月13日にかけて大阪 で開催された2025年大阪・関西万博へのチリの参加終了に伴い、チリ外務省当局は、160以上の国と国際機関が集結した本イベントにおける同国のプレゼンスに関する最終評価を発表しました。

建築事務所CONSTRUCTOが設計し、マプチェ族の職人が織り上げた242平方メートルの織物と、最先端の技術を用いたチリ産木材を特徴とするプロジェクト「Makün (マクン): チリのマント」により、チリパビリオンには200万人以上が来場しました。
同パビリオンは、チリに割り当てられたサブテーマ「いのちを救う (Saving Lives)」に関連した20のテーマウィークを展開し、その物語性と展示コンセプトの質が高く評価され、博覧会国際事務局(BIE)より「テーマ解釈」部門で銅賞を授与されました。
アルベルト・バン・クラベレン外務大臣は次のように述べました。「日本はチリにとって不可欠なパートナーです。政治、経済、科学、文化的な絆の深さは、万博での私たちのプレゼンスのあらゆる段階で表現されました。『Makün (マクン): チリのマント』パビリオンは、まさにそれを追求したものです。すなわち、太平洋と日本の海岸の間に象徴的な架け橋を築き、私たちが何者であるかを示すだけでなく、多国間主義とルールに基づく国際秩序にコミットする親密で尊敬すべきパートナーと共に、何を築き続けていきたいかを示すことでした。」




184日間にわたる参加評価のハイライトには、官民双方から161の団体が参加したことが挙げられます。これには、SOFOFA(チリ工業連盟)およびCPC(チリ生産貿易連盟)の代表団を含む180社のチリ企業、組織された活動に参加した478の日本および海外の関係者、そして専門セミナーへの1,700名を超える出席者が含まれます。
もう一つの重要な特徴は、常設されたワイン&ピスコ・バーで、日本の来場者から非常に好評を博し、9,000件以上の利用がありました。6ヶ月間で会場にて2,000本以上のボトルが消費されたと推定されています。
さらに、日本国内の報道によるメディア露出は、広告換算値(AVE)で1,216,383米ドルを生み出し、パビリオンの公式アカウントは36,000人以上のフォロワーを獲得し、160以上の参加国・機関の中でフォロワー数トップ5に入りました。
2025年大阪・関西万博チリ政府代表のパウリナ・ナサルは次のようにコメントしました。「万博初日から、大阪・関西万博への参加は国を挙げたプロジェクトであり、それはパビリオンの隅々で感じられました。『Makün (マクン): チリのマント』は、チリという国がその地域、コミュニティ、そして協力によって築かれていることを思い出させてくれました。一本一本の糸には物語とアイデンティティが宿り、太平洋を越えて私たちの最高の一面を伝えました。20のテーマウィーク、161の機関、180の企業、そして1,700人以上のセミナー出席者と共に、私たちは力を合わせれば、チリが力強さと真正性を持って世界にその姿を投影できることを証明しました。」

大阪におけるチリのプレゼンスのその他のマイルストーンとしては、ガブリエル・ボリッチ大統領と官民代表団が主導した5月12日のナショナルデーの祝賀、国の国土の多様性を示した13の州(全16州中)の関与、6ヶ月間で約20の芸術団体による参加などが挙げられます。また、日本の皇室より高円宮妃久子殿下、エドゥアルド・フレイ・ルイス=タグレ元大統領、そしてセバスティアン・ピニェラ元大統領夫人のセシリア・モレル氏およびご令嬢のマグダレナ氏など、著名な方々の訪問を受けました。
本イベントへのチリの参加は、チリ外務省およびチリ貿易振興局(ProChile)によって調整され、このプロジェクトを遂行するために実行ユニットが設立され、約2年間にわたり100名以上の職員が関与しました。
ProChileのイグナシオ・フェルナンデス局長は次のように表明しました。「この参加を調整することで、官民の努力を結集し、私たちの商業的潜在力、文化、イノベーションを紹介し、アジアにおける新たな機会を切り開くことができました。この成果は、チリが日本に足跡を残すためにProChileの職員がたゆまぬ努力を続けた、組織的なコミットメントの結果です。今日、私たちは一つの章を閉じますが、貿易関係、協力、そしてわが国への信頼を強化するための新たな道を切り開きます。」
パビリオンのチリへの帰還

日本へ旅し、万博終了後にチリへ戻る「遊牧するパビリオン(ノマド・パビリオン)」として構想されていた通り、外務省は式典において、ミラドール・インタラクティブ博物館(MIM)がパビリオンを受け入れ、このレガシーを市民が楽しめるよう、教育・文化・科学プロジェクトを展開することに関心を表明したと発表しました。
この提案に応じ、実現に向けた手続きが開始されています。
2025年大阪・関西万博におけるチリの最終評価は、以下のリンクからご覧いただけます: https://www.prochile.gob.cl/memoria-interactiva-osaka
チリ館の日々の情報については、以下の公式Instagramをご参照ください。
Instagram: https://www.instagram.com/expo2025chile/
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