美容クリニック集客の実態を可視化 流入経路別の「LINE登録後予約率」を公開
自社運営の美容クリニックでLINE登録4,980件を分析。Meta広告・Instagram・HP経由で予約への進み方に差
株式会社エフェクトプロは、自社運営の美容クリニックにおける2026年1月1日から4月30日までの集客データをもとに、Meta広告・Instagram・ホームページ(HP)の流入経路別に「LINE登録後、実際の予約までどの程度進んだか」を集計しました。
対象となった3経路のLINE登録数は合計4,980件。
LINE登録後の予約率を流入経路別に見ると、Meta広告経由15.6%、Instagram経由39.0%、HP経由49.9%となり、同じLINE登録でも、その後の予約への進み方に差が見られました。
なお、ここでいう「予約」は、無料カウンセリングなどの予約ではありません。施術内容や料金を確認したうえで行われる有料の美容施術予約を対象としています。
今回のデータからエフェクトプロでは、美容クリニックのWEB集客を広告のCPAやLINE登録単価だけで判断するのではなく、Instagram、ホームページ、Googleビジネスプロフィールなど、患者が予約前に確認する情報まで含めて集客導線を整えることが重要だと考えています。
LINE登録後予約率は、Meta広告15.6%・Instagram39.0%・HP49.9%
2026年1月1日から4月30日までの期間について、LINE登録の流入元ごとに、その後の予約状況を集計しました。
Meta広告経由
LINE登録数:3,666件
予約数:573件
LINE登録後予約率:15.6%
Instagram経由
LINE登録数:562件
予約数:219件
LINE登録後予約率:39.0%
HP経由
LINE登録数:752件
予約数:375件
LINE登録後予約率:49.9%
3経路合計
LINE登録数:4,980件
予約数:1,167件

予約率は、各流入経路の予約数 ÷ 各流入経路のLINE登録数 × 100で算出しています。
LINE登録数そのものを見ると、Meta広告経由が3,666件と最も多く、新規ユーザーとの接点をつくるうえで広告が大きな役割を担っています。
一方、LINE登録後の予約率を見ると、Instagram経由、HP経由のユーザーがMeta広告経由を上回りました。
今回の結果から見えてくるのは、「LINE登録を何件獲得できたか」だけでは、その後の予約状況までは分からないという点です。
「LINE登録数」だけを見ると、集客の本当の成果が見えにくい
WEB広告では、CPA(顧客獲得単価)やコンバージョン数が主要な運用指標として使われます。
例えば広告からLINE登録を獲得している場合、「LINE登録が何件発生したか」「LINE登録1件あたりの広告費はいくらか」といった数字を確認します。
しかし、美容クリニックではLINE登録したすべてのユーザーが、そのまま予約するわけではありません。
LINE登録後に料金を確認する人もいれば、Instagramを見る人、ホームページを確認する人、Googleでクリニック名を検索する人もいます。
そのためエフェクトプロでは、LINE登録を最終成果とせず、その後に実際の予約まで進んだかを確認しています。
今回のデータでも、流入経路によってLINE登録後の予約率に違いが確認されました。
美容クリニックの集客では、広告管理画面上のコンバージョンだけでなく、「その後、何件が予約まで進んだのか」までを見ることが重要です。
広告は新規接点をつくり、InstagramやHPは比較・検討時の情報源になる
今回の結果だけを見て、「Meta広告よりInstagramやHPの方が優れている」と結論付けることはできません。
Meta広告経由では3,666件のLINE登録があり、Instagram経由562件、HP経由752件と比較して、新規ユーザーとの接点を生み出す量では大きな役割を果たしています。
一方、広告を見て初めてクリニックを知ったユーザーと、自らInstagramやホームページまで確認してLINE登録したユーザーでは、LINE登録時点の検討度が異なる可能性があります。
美容クリニックを検討するユーザーは、一つの媒体だけを見て予約を判断するとは限りません。
広告でクリニックを知る → InstagramやHP、口コミなどを確認する → LINE登録 → 予約
と、複数の情報に触れながら検討するケースも想定されます。
そのため、今回の数値は各流入経路と予約率の関係を示したものであり、特定の媒体が予約率を高めたという因果関係を示すものではありません。
エフェクトプロでは、広告単体だけでなく、広告を見たユーザーがその後に確認する情報まで含めてWEB集客全体を整えることを重視しています。
Instagramは「バズ」より、予約前に確認したい情報を積み上げる
対象クリニックのInstagramは、フォロワー約3,000人規模です。
大規模なフォロワー獲得や、投稿ごとのバズを狙うことだけを目的とした運用ではありません。
重視しているのは、クリニックを検討しているユーザーがInstagramを訪れた際に、
-
どのようなクリニックなのか
-
院内やスタッフはどのような雰囲気なのか
-
施術についてどのような情報があるのか
-
料金や予約について何を確認できるのか
など、予約前に知りたい情報へアクセスできる状態をつくることです。
広告を見たユーザーが、その場ですぐ予約するとは限りません。
広告接触後にInstagramを確認し、クリニックについて理解を深めたうえでLINE登録・予約へ進むことも考えられます。
エフェクトプロではInstagramを単なる認知媒体ではなく、比較・検討時にクリニックの情報を確認する接点の一つとして運用しています。
ホームページでは「患者が確認したい情報」を基準に改善
ホームページも、デザインの派手さそのものを目的にはしていません。
重視しているのは、既存ユーザーの閲覧状況や導線を確認しながら、
「予約を検討している患者は何を知りたいのか」
を基準に情報を整理することです。
施術内容、料金、来院までの流れ、よくある疑問、クリニック情報など、検討時に必要となる情報へアクセスしやすい状態をつくります。
今回の集計では、HP経由でLINE登録した752件のうち375件が予約に進み、LINE登録後予約率は49.9%でした。
この結果だけからホームページ自体が予約率を高めたと断定することはできません。
一方で、ホームページを訪れたうえでLINE登録するユーザーは、すでに情報収集や比較・検討を進めている可能性があります。
そのためエフェクトプロでは、広告予算を増やすだけでなく、広告を見た後に検索・閲覧されるホームページの情報整備も集客施策の一部と捉えています。
Googleビジネスプロフィールや口コミも、予約前の確認情報として整備
美容クリニックを検討する際、Instagramやホームページだけでなく、Google検索やGoogleマップ上の情報、口コミなどを確認するユーザーもいます。
対象クリニックでは、Googleビジネスプロフィールの基本情報を整備するとともに、施術後の患者へ口コミ投稿を案内するオペレーションを継続しています。
特別なキャンペーンを一度実施するのではなく、日常業務の中で継続的に情報を整えていく取り組みです。
広告を見たユーザーがクリニック名を検索した際に、ホームページ、Instagram、Googleビジネスプロフィールなどで必要な情報を確認できる。
エフェクトプロでは、こうした予約前に確認される情報の整備もWEB集客の一部として考えています。
美容クリニック集客は「広告CPA」だけではなく、予約までを見る
広告CPAが上昇すると、「広告の成果が悪くなった」「広告費を減らした方がいい」と判断しがちです。
しかし、広告で初めてクリニックを知り、その後Instagramやホームページ、口コミなどを確認し、別の経路からLINE登録・予約へ進むユーザーがいる場合、広告管理画面だけではユーザーの検討行動すべてを捉えられません。
そのためエフェクトプロでは、
広告接触 → 情報収集・比較検討 → LINE登録 → 予約
までを一つの集客導線として捉えることを重視しています。
広告は新しいユーザーとの接点をつくる。
Instagramでは継続的に情報を確認できる状態をつくる。
ホームページでは検討に必要な情報を整理する。
Googleビジネスプロフィールでは検索時に必要な基本情報を確認できるようにする。
それぞれを別々の施策として考えるのではなく、患者が予約を決めるまでに触れる情報を一体的に設計するという考え方です。
派手な施策より、「患者が知りたい情報がある状態」をつくる
今回のデータからエフェクトプロが改めて重視しているのは、集客施策を広告だけで完結させないことです。
広告運用の改善はもちろん重要です。
一方で、広告を見たユーザーが、その後Instagram、ホームページ、Google検索などを通じてクリニックについて確認することを前提にすると、広告以外の情報整備も集客の一部になります。
必要なのは、すべての媒体で派手な施策を行うことではありません。
患者が知りたい情報を、必要な場所に、分かりやすく掲載すること。
その積み重ねによって、広告から予約までの導線全体を整えていく。
エフェクトプロでは今後も、広告のクリック数やLINE登録単価だけではなく、その後の予約・契約などの事業成果まで確認しながら、美容・クリニック領域のWEBマーケティングを改善していきます。
今回公開したデータについて
集計主体
株式会社エフェクトプロ
対象
自社運営の美容クリニック
集計期間
2026年1月1日〜2026年4月30日
対象経路
Meta広告、Instagram、ホームページ
対象LINE登録数
合計4,980件
対象予約数
合計1,167件
予約率の算出方法
各流入経路の予約数 ÷ 各流入経路のLINE登録数 × 100
予約の定義
無料カウンセリング等ではなく、施術内容・料金を確認したうえで行われた有料の美容施術予約
※本データは自社運営の特定クリニックにおける実績です。美容医療・美容クリニック全体の傾向を示すものではありません。
※流入経路ごとの予約率には、ユーザーの検討度、流入時点の認知状況、接触した情報など複数の要因が影響するため、各媒体そのものによる因果関係を示すものではありません。
株式会社エフェクトプロについて
株式会社エフェクトプロは、WEB広告運用、マーケティング戦略、ランディングページ制作、ショート動画、広告クリエイティブ、LPOなどを通じて企業の顧客獲得を支援するWEBマーケティング会社です。
広告管理画面上のCPAやコンバージョンだけでなく、その後の問い合わせ、予約、来店、契約などの事業成果まで確認しながら、WEBマーケティング全体の改善を行っています。
会社概要
会社名: 株式会社エフェクトプロ
代表取締役: 渡邉風太・川越翔貴
WEB広告事業所在地: 大阪府大阪市北区天神西町6-7 グランシティビル大阪 2F
事業内容: WEBマーケティング事業
コーポレートサイト: https://effect-pro.co.jp/
本件に関するお問い合わせ
株式会社エフェクトプロ
広報・問い合わせ窓口
E-mail: honbu@effect-pro.co.jp
美容クリニックのWEB集客、流入経路別データ、広告・Instagram・ホームページを含めた集客導線設計に関する取材についても、上記窓口にて受け付けています。
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