【全国40代〜60代男女550人に聞いた!】「体調不良…いざという時、どこへ行く?」約4割が”かかりつけ医なし”と回答。中高年の地域医療への不安と期待を探る〜ときわ台ときわ通りクリニック調べ

身近な医療ほど選べていない? 病院選びで最も重視されている条件とは…

医療法人社団武蔵

”かかりつけ医と地域医療”に関する意識調査より

厚生労働省は近年、「かかりつけ医機能の強化」を重要政策の一つとして掲げています。高齢化が進む中、病気やケガの早期発見・重症化予防を担う存在として、地域に根差した医療機関の役割はますます大きくなっています。

一方で、実際の生活者からは「どの病院に行けばいいのかわからない」「診療科の違いが難しい」「初診はハードルが高い」といった声も多く聞かれます。特に40〜60代は、生活習慣病や関節の不調、慢性的な痛みなどが現れやすい世代であり、医療との関わりが増える時期でもあります。

医療機関が“選べる時代”になったからこそ、選択の迷いや不安が生じているのではないか。こうした中高年層のリアルな受診行動と心理を可視化し、地域医療の課題と可能性を考えるため、ときわ台ときわ通りクリニックは、全国の40〜60代男女550名を対象に「”かかりつけ医と地域医療”に関する意識調査」(インターネット調査)を実施しました。

<調査概要>

調査概要:”かかりつけ医と地域医療”に関する意識調査

調査期間:2025年12月11日

調査機関:WEBアンケート(設問選択・記述式)

調査対象:日本全国在住の40〜60代の男女

調査人数:550人

【40〜60代男女への”かかりつけ医と地域医療”に関する意識調査】概要まとめ

  1. 約4割が「かかりつけ医を持っていない」状態にあり、いざという時の相談先が定まっていない

  2. かりつけ医選びにおいて、最も重視されているのは「家から近いこと」

  3. 初診時の最大の不安は「どの診療科に行けばよいかわからないこと」

  4. 地域の病院・クリニックに対する最大の不満は「待ち時間の長さ」で、過半数が感じている

  5. 今後の地域医療に最も求められているのは「受診しやすい時間帯の拡大」


 約4割が「かかりつけ医なし」──“困ったときの相談先”が定まっていない実態

「かかりつけ医がある」と回答した人は59.7%だった一方、「ない」と回答した人は40.3%にのぼりました。40〜60代という医療との接点が増えやすい世代でありながら、約4割が特定の相談先を持っていないことが明らかになっています。この結果からは、「病院に行く必要性は感じているが、継続的に通う医療機関を決めきれていない」層が一定数存在することがうかがえます。医療機関の数が多い都市部ほど選択肢が多く、かえって“決められない状態”に陥っている可能性も考えられます。また、症状が出た時のみ医療機関を探す受診行動は、初診時の不安や受診の遅れにつながりやすく、結果として重症化リスクを高める要因にもなり得ます。地域において、日常的に相談できる「かかりつけ医」の存在をどう認知・定着させていくかが、今後の大きな課題といえるでしょう。


病院選びで最重視されるのは「近さ」──通いやすさが信頼形成の第一歩に

かかりつけ医を選ぶ決め手として最も多かったのは「家から近い」(50.6%)でした。次いで「医師・スタッフに信頼がある」(29.9%)が続き、「専門性が高い」(3.8%)や「口コミや評判が良い」(2.5%)などは少数にとどまりました。この結果は、中高年層にとって医療機関選びが「特別な場所」ではなく、「生活の一部」として捉えられていることを示しています。慢性的な痛みや定期的な通院が想定される世代にとって、移動の負担が少ないことは継続受診の前提条件といえます。また「信頼できる医師・スタッフ」が重視されている点からは、専門性の高さ以上に、丁寧な対応やコミュニケーションを通じて築かれる“人としての信頼”が、かかりつけ医選択の重要な要素であることがうかがえます。地域医療においては、高度な医療技術だけでなく、日常的に通いやすい環境づくりが欠かせないといえそうです。


「どの診療科に行けばいいかわからない」が最多──初診前の“迷い”が受診の壁に

初診で病院を受診する際に最も不安に感じることとして、「どの診療科に行けばよいかわからない」が31.6%で最多となりました。次いで「医師と合うかわからない」(21.2%)、「どれくらい待つかわからない」(20.3%)が続いています。医療情報が身近にあふれる一方で、自身の症状がどの診療科に該当するのかを判断するのは依然として難しいことが、この結果から読み取れます。特に症状が曖昧な場合、受診先を迷うことで受診自体を先延ばしにしてしまうケースも少なくありません。また、「医師と合うかわからない」という不安が2割を超えている点は、医療において技術だけでなく、説明のわかりやすさや対話姿勢が重視されていることを示しています。初診時の心理的ハードルを下げる情報発信や受け皿づくりが、今後の地域医療には求められます。


最大の不満は「待ち時間」──通院しづらさが医療離れを招く可能性も

地域の病院・クリニックに対する不安や不満として最も多かったのは「待ち時間が長い」(53.2%)でした。次いで「予約が取りにくい」(13.1%)、「診療時間が合わない」(12.7%)、「費用がわかりにくい」(12.5%)などが続いています。半数以上が待ち時間に不満を感じていることから、医療機関の混雑や時間的負担が、受診意欲を下げる要因になっていることがうかがえます。特に仕事や家庭の都合を抱える40〜60代にとって、通院にかかる時間は大きなストレスになりやすく、症状が軽度の場合には「受診しない」という選択につながる可能性もあります。一方で、約4人に1人が「特に不満はない」と回答している点は、満足度の高い医療機関が確かに存在していることも示しています。地域内での医療体験の差が、かかりつけ医の有無や受診行動に影響している可能性が考えられます。


求められているのは「受診しやすさ」と「丁寧な説明」──地域医療への期待

今後の地域医療に求めるものとして最も多かったのは「受診しやすい時間帯の拡大」(31.8%)でした。次いで「医師の説明の丁寧さ」(19.4%)、「専門的な診療科・検査設備の充実」(13.1%)、「予約・受付のデジタル化」(11.6%)が続いています。この結果からは、単に医療機関の数を増やすだけでなく、「利用しやすい医療体制」が強く求められていることがわかります。特に時間的制約のある世代にとって、診療時間の柔軟性は重要な判断材料となります。また「医師の説明の丁寧さ」が2割近くを占めている点は、治療内容への納得感や安心感が、継続的な受診や信頼関係の構築に直結していることを示しています。地域医療の質は、設備や専門性だけでなく、生活者目線での“わかりやすさ”と“通いやすさ”によって評価される時代に入っているといえるでしょう。


まとめ

今回の調査から明らかになったのは、医療機関が身近に存在している一方で、40〜60代の約4割が「いざという時に相談できるかかりつけ医」を持っていないという実態です。医療との接点が増えやすい世代でありながら、受診先が定まっていない人が少なくなく、症状が出てから初めて病院を探すケースが多いことがうかがえます。

また、かかりつけ医を選ぶ決め手として最も重視されていたのは「家から近いこと」で、専門性や評判以上に、日常生活の中で無理なく通えるかどうかが重要視されていました。一方で、初診時には「どの診療科に行けばよいかわからない」「医師と合うかわからない」といった不安が多く、医療機関の敷居の高さが受診行動をためらわせる要因になっていることも明らかになっています。

さらに、地域の病院・クリニックに対する不満としては「待ち時間が長い」が突出して多く、時間的な負担が通院の妨げになっている実態が浮かび上がりました。忙しい世代ほど症状を我慢しがちになり、不調を抱えたまま日常生活を続けてしまうリスクも考えられます。一方、今後の地域医療に求めるものとしては「受診しやすい時間帯の拡大」や「医師の説明の丁寧さ」が上位を占めており、生活者が医療に対して“高度さ”よりも“わかりやすさ”や“通いやすさ”を重視していることがうかがえます。

ときわ台ときわ通りクリニックでは、こうした結果を踏まえ、症状の大小にかかわらず気軽に相談できる地域のかかりつけ医として、早期から適切な医療につなげる体制を重視しています。体の痛みや違和感を「よくあること」として放置せず、地域の皆様の健やかな生活を支えてまいります。


「この不調、どこに相談すればいい?」に応える地域クリニック

◼︎「疲れが取れない」「体が重い」「なんとなく調子が悪い」

こうした“はっきりしない不調”を抱えながら、受診先に迷っている方は少なくありません。

また体調の変化を感じつつも、忙しい日常の中で不調を後回しにし、症状が慢性化したり、別の不調につながったりする方も多くいます。

◼︎ 不調の背景は、一つとは限りません

身体の不調は、加齢だけでなく、姿勢や生活習慣、筋力バランスの乱れ、ストレス、季節の影響など、複数の要因が重なって起こることがあります。そのため、「ここが痛い」「ここが悪い」とはっきり言えない状態こそ、早めの相談が大切です。

◼︎ 幅広い視点で“最初の相談先”に

ときわ台ときわ通りクリニックでは、整形外科(リハビリ)を中心に、内科・皮膚科・漢方内科まで幅広い診療体制を整えています。症状だけを見るのではなく、生活背景や体質も踏まえながら、不調の原因を多角的に捉え、必要に応じて適切な診療につなげています。

◼︎ 「通いやすさ」と「相談しやすさ」を大切に

予約制によるスムーズな受診体制により、忙しい方でも通院しやすい環境を整えています。「どの診療科に行けばいいかわからない」「この程度で受診していいのか不安」といった声にも寄り添い、地域のかかりつけ医として安心して相談できる存在を目指しています。

\不調は身体からの小さなサインです!/

我慢を続ける前に、まずは一度相談してみませんか?

ときわ台ときわ通りクリニックは、日常の不安や不調に寄り添い、健やかな生活を支える身近な医療パートナーであり続けます。


ときわ台ときわ通りクリニック 天井 周 医師 プロフィール

福井医科大学(現福井大学医学部)卒業

同大学附属病院皮膚科助手を経て国立療養所北潟病院皮膚科などに勤務。

2012年 紫峰の森クリニック(つくば市)漢方外来担当。

2015~2019年 学芸大漢方クリニック院長

2020年~ 東銀座タカハシクリニック、紫峰の森クリニック(皮膚科・漢方内科)

「病気を治す」だけでなく、みなさまが少しでも「本当の健康」に近づくことができるよう、お手伝いしていきたいと思います。

天井周医師よりコメント

今回の調査から、体調に不安を感じていても「どこに相談すればよいかわからない」と感じている方が少なくないことがわかりました。特に中高年層では、痛みや不調を年齢のせいと考え、受診を後回しにしてしまう傾向が見受けられます。しかし、日常的な疲れや身体の違和感は、早めに相談することで重症化を防げるケースも多くあります。かかりつけ医は、症状の大小に関わらず気軽に相談でき、必要に応じて専門医療につなぐ役割を担っています。当院では、患者様一人ひとりの生活背景に寄り添いながら、地域に根ざした医療を提供してまいります。「この不調はどこに相談すればいいのだろう」と迷ったときこそ、まずは”地域のかかりつけ医”として気軽にご相談いただければと思います。

ときわ台ときわ通りクリニック

所在地:東京都板橋区常盤台3-1-16 ときわ3116ビル 2階

アクセス方法:東武東上線「ときわ台駅」徒歩3分、「上板橋駅」徒歩14分

診療内容:整形外科(リハビリ)/漢方内科/内科/皮膚科/自由診療/健康診断

ときわ台ときわ通りクリニックは、患者さまの早期回復と生活の質向上を目指し、多様な機器と広いスペースを備えた充実した治療環境を提供しています。広々とした待合室や落ち着いた診察室、豊富な検査機器を完備し、精度の高い診断と治療を実現。医療、リハビリ、予防ケアの各専門スタッフが連携し、一人ひとりの状態や要望に寄り添った包括的なサービスを提供しています。


調査内容詳細

 Q1. あなたには“かかりつけ医”(定期的に相談できる病院・クリニック)はありますか?

はい:59.7% 

いいえ:40.3%

 Q2. かかりつけ医を選ぶ決め手となる、最大のポイントはなんですか?

TOP3 ①家から近い:50.6% ②医師・スタッフに信頼がある:29.9% ③診療が早い・予約が取りやすい:6.2%

Q3.“初診”で病院に行く際、最も不安に感じることは何ですか?

TOP3 ①どの診療科に行けばよいかわからない:31.6% ②市医師と合うかわからない:21.2% ③どれくらい待つかわからない:20.3%

Q4. 地域の病院・クリニックに対し、不安や不満を感じる点はありますか?

TOP3 ①待ち時間が長い:53.2% ② 予約が取りにくい:13.1% ③ 診療時間が合わない:12.7%

Q5. 今後の地域医療に求めるものはどれですか?

TOP3 ① 受診しやすい時間帯の拡大:31.8% ② 医師の説明の丁寧さ:19.4% ③ 専門的な診療科・検査設備の充実:13.1%


ご取材に関するお問い合わせ先

広報担当:龍嶋裕二 

メールアドレス:tokiwadai.tc@gmail.com

電話番号:03-6279-8610

すべての画像


ビジネスカテゴリ
医療・病院
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

医療法人社団武蔵

0フォロワー

RSS
URL
-
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都板橋区常盤台3-1-16 ときわ3116ビル 2F
電話番号
-
代表者名
萩原維生紀
上場
未上場
資本金
-
設立
-