震災後の水分補給・ストックに関する調査 vol.4 約半数の家庭で水の備蓄ゼロ 3日分以上備蓄している家庭は1割に満たず 南海トラフ断水被害が大きいエリアの備蓄意識は高まる

キリンビバレッジ株式会社

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キリンビバレッジ株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長 首藤由憲)は、東日本大震災を機に水を扱う飲料メーカーとしての使命から、有事の際でも最低限の水分を確保できるよう、日頃から無理なく無駄なく備蓄品をストックする「スマートストック」を推進しております。
2011年より、小学生の子どもがいる母親800名に対し、「震災時の備えと水分補給に関する調査」を実施しており、経年で備蓄や水分補給に対する意識を調べています。2013年6月に実施した調査では、水のストックをしている家庭は約半数にとどまり、災害後に救援体制が整うといわれる「3日以上の備蓄」をしている家庭は全体のわずか3.8%しかいないという結果になりました。以下がその調査結果になります。

 

【基本調査概要】

調査方法 : インターネットアンケート
調査実施機関 : 楽天リサーチ株式会社
調査実施期間 : 2013年6月18日(火)~6月20日(木)
対象地域 : 全国
対象者 : 小学生の子どもを持つ母親800名
対象者年代 : 30歳~49歳

 

■本リリースサマリー

① 現在、約半数の家庭で水の備蓄ゼロ。3日分以上の水を備蓄している人はわずか3.8%
 現在、ペットボトルの水のストックがあると回答した人は52.2%で、約半数はストックがゼロという結果になりました。さらに、3日分の備蓄目安となる「1人あたり2リットルペットボトル5本以上」の水をストックしている家庭は水のストックがある人の7.4%、調査対象者全体ではわずか3.8%にとどまっており、最低限必要な水の量をきちんと把握していない人が多いと考えられます。

② 水の備蓄量、昨年と比較して変わらない人が8割以上
 現在の備蓄本数に経年変化があるか尋ねたところ、2012年と比較して変わらないと回答した人が87.3%にのぼりました。大多数の人が備蓄必要量を満たしていないにもかかわらず、備蓄量を増やす意識がないということが読み取れます。

③ 南海トラフ地震で断水被害が大きいと想定される県では水の備蓄量が増加。備蓄理由も「非常用」とする人が8割を超える
 南海トラフ巨大地震で断水被害が大きいと想定される県(静岡、愛知、京都、大阪、兵庫)※では水の備蓄量が平均4.7本(全国平均4.0本)と、昨年の平均備蓄本数よりも0.6本増加していることがわかりました。
 同地域では、備蓄している水の利用目的を「非常用の備え」としている人も昨年比3ポイント増加していることから、南海トラフ地震の想定報告書を受けて非常用備蓄への意識がやや高まっている傾向にあると見られます。
※リリース4ページ・参考資料参照

④ 日々の暮らしでもしもに備える、循環備蓄。
 災害発生時、ライフラインが止まることを想定して、まずは家族に必要な備蓄量を知り、きちんと備蓄することが大切です。また、ただ備蓄するのではなく、いざという時に備蓄品の期限切れを防ぐため、日常生活の中で消費しながら備蓄をすることをおすすめします。

 

■「キリン アルカリイオンの水」のスマートストック(循環備蓄)啓発活動

 2011年3月の東日本大震災では、被災地はもとより周辺地域においてもライフラインが止まったり、買い占め等で一時的に店頭から備蓄に適した商品がなくなるといった現象が発生しました。
 キリンビバレッジは、水を扱う飲料メーカーとしてこのような事態をどのように防げるか、またそれに対してどんな活動ができるのかを考え続け、「スマートストック(循環備蓄)」の啓発活動を2011年より展開して参りました。

 日頃から水、非常食などを備蓄することは大切ですが、備蓄したままにしておくと、期限が切れてしまったり、災害時に使えないなどの「ムダ」へとつながります。これらのムダは、非常用備蓄を日常生活でも使う「循環備蓄」を実践することで防げます。「循環備蓄」とは、「非常時にしか使わない備蓄品」をストックするのではなく、ペットボトルの水や食料などは毎日の料理や生活の中でも使うことで期限がくる前に消費し、消費した分を新しく補充していく方法です。 
 「キリン アルカリイオンの水」の公式サイトでは、ご家庭の適切な備蓄量や非常時にはどれくらいの水や食料が必要なのかをチェックできる「スマートストックチェッカー」を設置しております。また、家族の適切な備蓄量長期保存が可能な食材を使ったアレンジレシピも各種ご紹介しております。
 日々の暮らしの延長上で、無理なく無駄なくもしもに備える。「キリン アルカリイオンの水」は、スマートストックの啓発活動を推進していきます。

キリン アルカリイオンの水 スマートストックサイト 
http://www.beverage.co.jp/alkali/smartstock/

 

■「キリン アルカリイオンの水」 について

1.商品名 「キリン アルカリイオンの水」
2.発売地域 全国
3.容量・容器 2Lペットボトル 500mlペットボトル
4.価格 230円(2L)  130円(500ml)   ※消費税抜き希望小売価格
5.商品特長 富士山がゆっくり育んだおいしい天然水をアルカリイオン化した、口あたりまろやかですっと飲める、日本人が飲み慣れているやさしい味わいの軟水です。毎日の水分補給はもちろん、ごはんを炊いたり、いろんなお料理にも使える、家族のからだにやさしい水です。家族と水のより豊かな関係をまじめに考えるアルカリイオンの水は、もしもの時に備える「スマートストック(循環備蓄)」やこまめに水分をとる「ウォーターローディング(運動時の水分補給法)」を推奨しています。
※2Lペットボトルの採水地は静岡県御殿場市(富士山の伏流水)、500mlペットボトルは静岡県焼津市です。

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会社概要

キリンビバレッジ株式会社

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URL
http://www.beverage.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都渋谷区神宮前6-26-1 キリン原宿本社ビル
電話番号
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代表者名
首藤 由憲
上場
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資本金
84億1650万円
設立
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