「Audiostock」登録クリエイターがテレビ・ラジオ放送における印税の受取り可能に
音楽出版事業参入でインディーズアーティストの活躍支援を強化
音楽の使用権をオンライン上で売買できるサービス「Audiostock(オーディオストック)」 ( https://audiostock.jp/ )を運営する株式会社クレオフーガ(岡山市北区、代表取締役:西尾周一 郎 以下「当社」)はこの度、一般社団法人日本音楽著作権協会と著作権信託契約を締結し、音楽出版事業を開始いたしました。Audiostock 登録楽曲がテレビやラジオで利用された際に、放送使用料としての印税をクリエイターが新たに受け取れるようになりました。
■新たにテレビ・ラジオにおける印税の受取りが可能に
これまで、音楽事務所やレーベルに所属しない個人クリエイター・インディーズアーティストは、 何らかのきっかけで楽曲が話題となりテレビ等で放送された際にも、放送使用料としての印税を受け取れないという構造上の問題を抱えていました。印税を得るために必要な著作権管理事業者への信託は個人クリエイターにとっては難しいことから、今回当社が音楽出版事業を開始することで、クリエイターが印税を得られる機会の創出につなげてまいります。
一般社団法人日本音楽著作権協会の 2017 年度の放送分野での徴収額は年間約 311 億円であることからも、音楽の放送利用におけるニーズが見込まれます。当社は今回構築した新しい仕組みを活用し、インディーズアーティスト・個人クリエイターの活躍を支援してまいります。
(出典:一般社団法人日本音楽著作権協会 2017 年度事業概要)
■なぜ音楽出版事業を始めるのか?
Audiostock で販売中の楽曲は、これまで著作権管理事業者への信託等を行っていなかったため、楽曲が購入者によってテレビ・ラジオ等の放送で利用された際に使用料が発生しませんでした。
昨今、当社の Audiostock 事業拡大に伴い、放送における楽曲利用が増加しております。そのため、テレビやラジオでの楽曲利用時にも使用料が発生し、クリエイターが印税を受け取ることができる仕組みを構築するために、音楽出版事業への参入を決定いたしました。
■「音楽出版社」としてクリエイターの活躍を支援
当社はこの度の著作権信託契約により、音楽出版社としての役割を担うことが可能となりました。
音楽出版社は、クリエイターと契約した楽曲を管理し、 「音楽を使う人」から支払われる著作権使用料をクリエイターが受け取るまでの手続きを行います。
当社は Audiostock で一定の実績を持つクリエイターから楽曲の著作権をゆずり受け、著作権管理を行い、クリエイターが印税を受け取れる仕組みを通して、クリエイターの活躍を支援してまいります。
■Audiostock について
Audiostock は音楽の使用ライセンスを売買できるサービスです。クリエイターは自身で制作した音楽を登録して使用権を販売することができ、売上に応じた印税を受け取ることができます。顧客は購入手続きを行うだけで音楽の利用許諾を得ることができ、映像・ゲーム・アプリ等の商用コンテンツに音楽を組み込むことができます。
著作権及び著作隣接権を一括して利用許諾を得ることができるため、著作権管理事業者等への申請も不要で、音楽利用に際して著作権処理に関わる手続きが簡単に行えることが特徴です。動画広告などの動画コンテンツが爆発的に増えている昨今の背景もあり、順調に事業を拡大しております。
【株式会社クレオフーガ 会社概要】
社名:株式会社クレオフーガ
設立:2007 年 10 月 11 日
代表者:代表取締役 西尾 周一郎 資本金:3 億 355 万円(資本準備金含む)
主要株主:経営陣 ピクスタ株式会社 株式会社広島ベンチャーキャピタル 株式会社スペースシャワーネットワーク
本社:岡山県岡山市北区津島中 1 丁目 1 番 1 号 岡山大インキュベータ 211 号室
東京オフィス:東京都品川区西五反田 7 丁目 11-1 第五花田ビル 2F
社名の由来:ラテン語で”創造”という意味の「CREO」と「FUture Generation Arts=次世代の芸術」の頭文字をとった「FUGA」という言葉を合わせた造語で、”新しい時代の芸術を創造していく” という思いが込められています。
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