ナインシグマは、東京電力福島第一原子力発電所の多核種除去設備等で 浄化処理した水からトリチウムを分離する技術を募集します
グローバルなオープン・イノベーション支援企業ナインシグマ・アジアパシフィック株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 諏訪暁彦 以下 ナインシグマ)は、東京電力ホールディングス株式会社(以下東京電力)の依頼を受け、福島第一原子力発電所構内のタンクで貯留している多核種除去設備等で浄化処理した水(以下、ALPS処理水等、注1)からトリチウムを分離する実用技術を求める、グローバルな技術公募を開始しました。
プロジェクトの背景
東京電力は、政府方針(注2)に基づき、今後、ALPS処理水(注1)の処分に向けて準備を進め、2年程度後を目途に海洋放出を開始することとしています。また、一度に大量に放出せず、廃止措置に要する時間を有効に活用する予定としています。
福島第一原子力発電所の ALPS 処理水等に対して、実用化のレベルに達しているトリチウムの分離技術は、現時点において確認されていませんが、東京電力は、トリチウムの分離技術に関する新たな技術動向について、継続的に注視することとしています。ナインシグマはこれまでのグローバルな技術マッチングの経験・スキルを活かして本件のグローバル公募を実施しております。
■求める技術
多核種除去設備等で浄化処理した水からトリチウムを分離する実用技術を求めています。具体的には、トリチウム濃度を1000分の1以下にでき1日あたり50-500m3処理可能な能力を将来的に実現し得る技術を求めています。
■募集期間 : 2021年5月-2021年9月
なお、本プロジェクトでは、2021年10月以降も四半期毎に公募を行う予定です。
■提案者へのお願い
本公募については、公共性の高さから透明性確保のため、承諾いただける場合、提案の採否に関わらず提案者の組織名・氏名を第三者に開示あるいは公表する可能性があります(個々の提案者の採否結果は開示・公表しません)。ただし、組織名・氏名の開示・公表に承諾頂けない場合でも、提案提出は可能です。
■プロジェクトの詳細
求める技術、要件等は、以下URLをご覧ください。
日本語版:https://www.ninesigma.com/s/TEPCO-galleryJP
英語版:https://www.ninesigma.com/s/TEPCO-galleryEN
注1:トリチウム以外の放射性物質が、安全に関する規制基準値を確実に下回るまで、多核種除去設備(ALPS)等で浄化処理した水(トリチウムを除く告示濃度比総和1未満)を「ALPS処理水」、多核種除去設備等で浄化処理した水のうち、安全に関する規制基準を満たしていない水(トリチウムを除く告示濃度比総和1以上)を「処理途上水」、2つを併せて示す場合を「ALPS処理水等」と表記。
注2: 2021 年 4 月 13 日に開催された「廃炉・汚染水・処理水対策関係閣僚等会議(第 5 回)」において、「東京電力ホールディングス株式会社福島第一原子力発電所における多核種除去設備等処理水の処分に関する基本方針」が決定されました。これを受けて東京電力はこの政府方針に基づく対応を徹底するべく、2021 年 4 月 16 日に「多核種除去設備等処理水の処分に関する政府の基本方針を踏まえた当社の対応について」を示しています。
ナインシグマ・アジアパシフィック株式会社について
ナインシグマ・アジアパシフィック株式会社は、オープン・イノベーションを通じて誰もが幸せに暮らせる社会の実現を目指し、2006年に設立されました。ナインシグマ・グループは現在、世界105か国で6000件、国内では1400件以上の、オープン・イノベーション支援実績を誇るグローバル企業です。
ナインシグマ・アジアパシフィック株式会社
本社:東京都千代田区内神田1-3-3
代表取締役社長 諏訪暁彦
https://ninesigma.co.jp/
東京電力は、政府方針(注2)に基づき、今後、ALPS処理水(注1)の処分に向けて準備を進め、2年程度後を目途に海洋放出を開始することとしています。また、一度に大量に放出せず、廃止措置に要する時間を有効に活用する予定としています。
福島第一原子力発電所の ALPS 処理水等に対して、実用化のレベルに達しているトリチウムの分離技術は、現時点において確認されていませんが、東京電力は、トリチウムの分離技術に関する新たな技術動向について、継続的に注視することとしています。ナインシグマはこれまでのグローバルな技術マッチングの経験・スキルを活かして本件のグローバル公募を実施しております。
プロジェクトの概要
■求める技術
多核種除去設備等で浄化処理した水からトリチウムを分離する実用技術を求めています。具体的には、トリチウム濃度を1000分の1以下にでき1日あたり50-500m3処理可能な能力を将来的に実現し得る技術を求めています。
■募集期間 : 2021年5月-2021年9月
なお、本プロジェクトでは、2021年10月以降も四半期毎に公募を行う予定です。
■提案者へのお願い
本公募については、公共性の高さから透明性確保のため、承諾いただける場合、提案の採否に関わらず提案者の組織名・氏名を第三者に開示あるいは公表する可能性があります(個々の提案者の採否結果は開示・公表しません)。ただし、組織名・氏名の開示・公表に承諾頂けない場合でも、提案提出は可能です。
■プロジェクトの詳細
求める技術、要件等は、以下URLをご覧ください。
日本語版:https://www.ninesigma.com/s/TEPCO-galleryJP
英語版:https://www.ninesigma.com/s/TEPCO-galleryEN
注1:トリチウム以外の放射性物質が、安全に関する規制基準値を確実に下回るまで、多核種除去設備(ALPS)等で浄化処理した水(トリチウムを除く告示濃度比総和1未満)を「ALPS処理水」、多核種除去設備等で浄化処理した水のうち、安全に関する規制基準を満たしていない水(トリチウムを除く告示濃度比総和1以上)を「処理途上水」、2つを併せて示す場合を「ALPS処理水等」と表記。
注2: 2021 年 4 月 13 日に開催された「廃炉・汚染水・処理水対策関係閣僚等会議(第 5 回)」において、「東京電力ホールディングス株式会社福島第一原子力発電所における多核種除去設備等処理水の処分に関する基本方針」が決定されました。これを受けて東京電力はこの政府方針に基づく対応を徹底するべく、2021 年 4 月 16 日に「多核種除去設備等処理水の処分に関する政府の基本方針を踏まえた当社の対応について」を示しています。
ナインシグマ・アジアパシフィック株式会社について
ナインシグマ・アジアパシフィック株式会社は、オープン・イノベーションを通じて誰もが幸せに暮らせる社会の実現を目指し、2006年に設立されました。ナインシグマ・グループは現在、世界105か国で6000件、国内では1400件以上の、オープン・イノベーション支援実績を誇るグローバル企業です。
ナインシグマ・アジアパシフィック株式会社
本社:東京都千代田区内神田1-3-3
代表取締役社長 諏訪暁彦
https://ninesigma.co.jp/
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