2015/16 インターナショナル・ウールマーク・プライズアジア地区大会 MUNSOO KWONとJ KOOが優勝
MUNSOO KWONのデザイナー ムンス・クォン(左) / J KOOのデザイナー チェ・ジンウー (左) と クー・ヨンジュ(右)
上海のホテル インディゴ 上海 オン ザ バンドで行われた2015/16 インターナショナル・ウールマーク・
プライズ アジア地区大会で、MUNSOO KWON (ムンス・クォン) とJ KOO(ジェイ・クー) の勝利が発表されました。
トム・ブラウン、ルー・ヤン、シリル・ラフォン、マイケル・モック、キャンディー・リーそして、メリッサ・グレースの審査員らは、メンズウェアの勝者としてMUNSOO KWONを選出。また、ウィメンズウェア部門では
J KOOが選ばれました。
デザイナー トム・ブラウンは、「初めて審査員としてインターナショナル・ウールマーク・プライズに参加して、若手デサイナーたちが新技術や手法の探求をする姿勢を目の当たりにし、深く感銘を受けました。
また多くのデザインから強い印象を受けました。彼らは生地の調達や開発から始め、作品を制作し、プレゼンテーションに至るまでの全工程を自らの手で行わなければいけなかった。これは決して簡単なことではありません。」と感想を述べました。
ブランドとして、ビジネスとして、双方で成功をおさめるデザイナーを輩出するこのプライズの重要性について、中国人スーパーモデルであり「コム・モア」創立者のルー・ヤンは、「インターナショナル・
ウールマーク・プライズが、コンペティションを超えてデザイナーたちをサポートしているということがキーとなっています。権威あるリテールパートナーのネットワークを通して、デザイナーがつくり上げるコレクションを商業的に実現可能にすること。それこそがブランドがビジネスとして成長することへと繋がります。」とコメントしています。
MUNSOO KWONは上品にウールを取り入れ、質感あるオンブル効果を生み出した仕立ての良いスーツで、またJ KOOのデザインデュオ チェ・ジンウー と クー・ヨンジュ はブリーチによりウォッシュアウト加工を施した画期的な100%ウールデニム生地で、審査員らに印象付けました。
壇上でクォンは、「自分の人生の中で最も重要な瞬間のひとつです。トム・ブラウン率いるジャッジの方々からこの賞をいただけることは、信じられないほど光栄です。」とコメントしました。
J KOOのチェは、「大会進出が決まった瞬間から、人々を驚かせるウールを使った何かを作りたいと考えていました。」と述べ、クーは「ウールを、手入れが簡単な素材へと仕上げたいという思いもありました。今回の加工で、見た目の仕上がりとファブリックケアの両方を実現することができました。」とコメントしました。
アジアで最も将来が期待される12組のファッションブランドの中から選ばれたメンズウェア、ウィメンズウェア優勝者には、それぞれに50,000豪ドル(日本円で約460万円)が贈られ、またアジア代表としてファイナル大会へ勝ち進みます。メンズウェアのファイナル大会は2016年1月フィレンツェで、ウィメンズウェアは2016年2月ニューヨークで開催される予定です。
次のステージへの切符を手にしたデザイナーたちは、今後6~7ヶ月の間にメリノウールを使用したカプセルコレクションを作成し、世界各地の地区大会で選ばれたメンズウェア・ウィメンズそれぞれ6組ずつの勝者が集結するファイナル大会で発表します。
ファイナリストらが集い競い合うインターナショナル・ウールマーク・プライズのファイナル優勝者には、優勝賞金として100,000豪ドル(日本円で920万円)が与えられ、優勝コレクションはハーヴェイ・ニコルズ(ロンドン)、ディエチ・コルソ・コモ(ミラノ、北京、上海)、Matchesfashion.com(オンライン)、Mytheresa.com(オンライン)、サックス・フィフス・アベニュー(ニューヨーク)、ジョイス(中国)、ブティック1(UAE)、デヴィット・ジョーンズ(オーストラリア)といった世界で最も重要なリテーラーでの販売チャンスを手にします。
ザ・ウールマーク・カンパニーのマネージング・ディレクター、スチュアート・マカラックは、「インターナショナル・ウールマーク・プライズは、メリノウールの類まれなる可能性を、次のファッション業界を牽引するリーダーへ伝えていくために開催しています。 MUNSOO KWON、J KOOの優勝を心から祝福します。
数々の国から参加デザイナーを選出するインターナショナル・ウールマーク・プライズは、世界各地に存在する将来有望な若き才能を祝福するイベントです。そして何より重要なことは、優勝デザイナーには世界規模でのビジネスの成功に向けてユニークな機会が与えられるということです。」と述べています。
謝辞:インターナショナル・ウールマーク・プライズ2015/16アジア地区大会を開催するにあたり、MACコスメティックス・メイクアップチームと上海ヴィダルサスーンアカデミおよびヴィダルサスーンに多大なるご協力いただきました。ここに感謝の意を表します。
ザ・ウールマーク・カンパニーについて:
ザ・ウールマーク・カンパニーはウールのグローバル・オーソリティーとして、インターナショナル・テキスタイルやファッション業界を網羅した膨大なネットワークを通じ、オーストラリア産ウールを最高の天然素材であり、ラグジュアリーファッションに欠かせない要素として位置づけています。
ウールマークのロゴは世界の誰もが認めるブランドであり、牧羊から完成品までパイオニアとしての革新と優れた品質を提供しています。
ザ・ウールマーク・カンパニーは25,000以上の牧羊業者の協力で世界中のオーストラリア産ウールのサプライチェーン間での研究開発とマーケティングに投資する非営利法人「オーストラリアン・ウール・イノベーション」の子会社です。
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ザ・ウールマーク・カンパニー 日本支社
担当:岡部
Email: pr-japan@wool.com
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