「おんせん県おおいた」 びっくり!旬情報 NEWS LETTER vol.20
・フェリーさんふらわあ 瀬戸内の多島美を満喫する昼便運航!
・第18回「別府アルゲリッチ音楽祭」開催!
■大分県のひなまつり特集
■生産量全国一!乾しいたけの魅力と秘密
大分県は、湧出量、源泉数ともに全国1位。日本一の「おんせん県」の名の通り、別府温泉・由布院温泉を筆頭に、県内各地でバラエティあふれる温泉を楽しむことができます。また、山の幸・海の幸・郷土料理・B級グルメと、“味”力も満載。そんな見どころたっぷりの「おんせん県おおいた」おすすめ情報を、ニュースレターを通して余すところなく発信していきます。
- 大分県のNEW TOPIC
3/1(火)~4/3(日)まで開催!
■別府八湯 湯けむり、あかりのまつり 鉄輪の湯けむりを幻想的にライトアップ!
4/1(金)~3(日)、第102回別府八湯温泉まつりを開催。温泉の恵みを感謝するまつりで市内約100ヵ所の公営温泉が無料開放されるほか、様々なイベントが開催されます。温泉まつり初日の夜は、市街地の背後に横たわる扇山を一気に焼く「扇山火まつり」が実施され、街をさらに盛り上げます。また、別府市鉄輪(かんなわ)地区では、毎週土・日、祝日の19:00~21:00に、湯けむりを色とりどりの光でライトアップしています。たなびく湯けむりは見る角度によって色が異なるため、幻想的な風景を楽しめます。おすすめは湯けむり展望台からの眺め。いたるところから立ち上る湯けむりを一望できます。
4/24(日)運航!
■フェリーさんふらわあの神戸発大分着便が昼に登場! 昼便ならではの美しい瀬戸内の景色に注目!
関西から別府をつなぐ瀬戸内海は「多島美(たとうび)」と言われ、その美しさは多くの人を魅了してきました。フェリーさんふらわあは、阪神-別府航路開設100周年記念として、2011年10月、36年ぶりに「昼の瀬戸内航路」を復活。好評につき2016年も運行が決定し、春便が4/24(日)に運航されます。神戸六甲港を10:40に出発し、大分港に22:00に到着するため、船上から緑鮮やかな大小の島々が織りなす多島美や、明石海峡大橋・瀬戸大橋・来島海峡大橋の「三大架橋」を楽しむことができます。毎日運航の定期便は夜出発で朝到着のため、昼航路ならではの感動的な景観を楽しめます。
※昼便運航日 4/24(日)、7/31(日)、10/6(木)、11/13(日)
5/1(日)~26(木)まで開催!
■第18回「別府アルゲリッチ音楽祭」開催! アルゲリッチが広島交響楽団やヴァイオリニストのワディム・レーピンと共演!
毎年恒例、世界の頂点に立つピアニスト、マルタ・アルゲリッチが総監督を務める音楽祭「別府アルゲリッチ音楽祭」が開催されます。第18回目となる今年は、音楽で平和に貢献したいという思いから、「平和と音楽」がテーマです。昨年、平和の大切さと尊さを訴える「平和コンサート」で共演した「広島交響楽団」との再演や、ロシア出身のヴァイオリニスト、ワディム・レーピンとの日本初共演、第1回音楽祭の秘蔵映像を公開するフィルムコンサートなど、貴重な公演が目白押しです。5/17(火)は東京オペラシティでの公演もあります。- 大分県の観光:ひなまつり特集
大分県は江戸時代、幕府の直轄領である「天領」と、8つの「藩」に分かれていました。そのため、各地に小さな城下町がありそれぞれに個性ある文化が育ちました。今回は、各地域の特色あるひなまつりをご紹介します。
日田市
■天領日田おひなまつり(2/15(月)~3/31(木)日田市豆田町・隈・天瀬町界隈)
日田は江戸時代、天領とされ、九州の政治・経済・学問の中心として栄華を極め、「九州一裕福な地」とまで言われました。豪商が、大阪や京都屈指の人形師から取り寄せた豪華絢爛な雛人形・雛道具が今も数多く残されており、おひなまつり期間は市内の約20ヶ所の旧家や資料館で公開されます。九州のひなまつりの先駆けとなったおまつりです。
臼杵市
■うすき雛めぐり(2/5(金)~3/21(月)臼杵市観光交流プラザ、久家の大蔵など)
天保の改革の頃、臼杵藩では質素倹約のため、庶民は「紙のお雛様」を飾る事しか許されませんでした。そんな時代でも、先人達は子どもの成長の無事を祈りながら紙雛を作り、飾りました。うすき雛めぐりでは、文献をもとに当時の雛人形を再現した「うすき雛」を市内各所で約3000組飾り付けます。和紙を使ったシンプルで気品ある「うすき雛」の体験制作も楽しめます。
杵築市
■杵築ひいなめぐり(2/13(土)~3/13(日) )
県内で、杵築だけはひなまつりのことを “ひいなめぐり”と呼びます。県立歴史博物館に所蔵されている旧杵築藩主の雛人形はこの期間、年に一度の里帰り。着物の似合う杵築の城下町では、着付けをして着物での散策も楽しめます。
竹田市
■岡藩城下町雛まつり(2/18(木)~3/13(日))城下町内の約35の店舗に江戸時代~昭和の 趣深い雛人形を展示します。竹の中にかわいらしい折り紙雛が座る、竹田市オリジナルの「竹雛」は、市内の婦人会メンバーが制作しており、愛情たっぷり。
中津市
■城下町中津のひなまつり(2/27(土)~ 3/13(日))
江戸時代後期、一橋家から第6代藩主に嫁した姫が持参した雛人形を飾るほか、3/5(土)、6(日)には新婚の カップルが雛人形に扮し、ひな壇に並ぶ「中津城人間ひな飾り」も開催。
大分県~小藩分立とおひなまつり~
■日田市(天領):2/15-3/31 天領日田おひなまつり
■中津市(中津藩/奥平氏):2/27-3/13 城下町中津のひなまつり
■竹田市(岡藩/中川氏):2/18-3/13 岡藩城下町雛まつり
■臼杵市(臼杵藩/稲葉氏):2/5-3/21 うすき雛めぐり
■杵築市(杵築藩/松平氏):2/13-3/13 城下町杵築散策とひいなめぐり
■日出町(日出藩/木下氏):2/7-3/13 城下町ひじ雛めぐり
■佐伯市(佐伯藩/毛利氏):1/19-3/13 城下町佐伯雛まつり
■玖珠町(森藩/久留島氏):3/12-3/21 森まち童春祭り
■豊後高田市(島原藩飛び地):2/20-3/10 昭和の町豊後高田おひなさまめぐり
※このほか大分市(府内藩/松平氏) [旧石高順]
- 大分県の温泉:こんなところに?!山奥すぎる温泉
■藤河内湯~とぴあ 渓谷にたたずむ知る人ぞ知る絶景温泉
人家もまばらな山の中、知る人ぞ知る秘境温泉。国道を外れて狭い山道を走り、「ガケから車ごと落ちるのでは…」と思うような藤河内(ふじがわち)渓谷沿いにあります。花崗岩から染み出る冷泉を利用した鉱泉。泉質は「さらさら」「やわらか」「まろやか」。浴室の大きな窓からは美しく、雄大な藤河内渓谷を眺めることができます。夏はキャンプやキャニオニングも楽しめます。(住所:佐伯市宇目木浦内1297)
■かぶとむしの湯 鉱泉センター直川 日本一のかぶとむしモニュメントが目印!山々に囲まれた穴場温泉
山の中の穴場の温泉施設「かぶとむしの湯」。「…一体どんな温泉なのか…。」と不安になりますが、かぶとむしが浮かんでいるわけではありません。「憩いの森公園」に隣接し、ここには「昆虫巡査(当時)」の佐々木茂美さんが集めた標本など1060種の昆虫を展示する「昆虫館」や、九州一長い202mのローラーすべり台があり、子供には夢のようなところ。以前は「鉱泉センター直川」という名称でしたが、大きさ日本一の6.5mのかぶとむしのモニュメントが設置されたことから、2014年に「かぶとむしの湯」と名称が変更されました。(住所:佐伯市直川赤木1252)■六ヶ迫(ろっかさこ)温泉(鷺来ヶ迫温泉) これぞ秘境!山奥ながら温泉マニアもうなる良泉質
臼杵の山中にある六ヶ迫温泉は、鉱泉宿が2軒だけの小さな小さな温泉場です。江戸時代に白鷺がこの温泉で傷を治したという伝説からこの名がついたとも言われます。17℃の源泉は、炭酸含有食塩泉で、鉄分の赤い色、マグネシウムの独特な苦い味と、炭酸がしゅわしゅわする変わった泉質。飲めば「胃腸の湯」、浸かれば「美人の湯」といわれ、飲泉は糖尿病・痛風・肝臓病・便秘・胃腸病に効くと言われ、入浴すると肌がつるつるになります。温泉マニアも泉質・効能ともに高く評価する、珍しい温泉です。(住所:臼杵市藤河内)
- 大分県の味力:生産量全国一!乾しいたけの魅力と秘密
県内一の生産量を有する乾しいたけ農家清原米蔵さん
大分県の乾しいたけ生産量は国内生産量の約4割を占め、生産量全国一。全国乾椎茸品評会63回のうち、49回の団体優勝を獲得しており、生産量・品質ともに日本一を誇る大分の代表的な一品です。国東市の清原米蔵さんは、原木乾しいたけ生産量県内トップを誇る有名農家。3ヘクタールあるしいたけ山で、生産量はなんと9.3トン(2014年)。2位を大きくひきはなす圧倒的な量を確保しています。昨年11月には、「農事功績者表彰式」で「緑白綬有功章」を受章しました。38年間、夫婦二人三脚で生産を行い、夫婦円満の秘訣は「良い乾しいたけを作ること」だそうです。
■乾しいたけに種類はあるの?
乾しいたけは、しいたけのふち(耳)の巻き込みで3種類に分別されます。
・冬菇(どんこ)
肉厚でふちの巻き込みがしっかりしたもの、傘が7分開きにならないうちに採取。
・香信(こうしん)
傘が7分開きになってから採取されたもので、耳の巻き込みは浅く、肉は薄い形。
・香菇(こうこ)
冬菇の大きいもの。ボリューム感があり、バーベキューなどにぴったり。
■しいたけ栽培の祖「松下源兵衛」とは?
日本におけるしいたけ栽培は、17世紀前半、江戸時代に津久見出身の源兵衛さんが、炭焼用のナラの原木に多数のしいたけが発生しているのを発見。それをヒントに人工栽培を発案したと言われています。その後、豊後岡藩を中心に、しいたけ栽培がさかんになり、各地で「豊後茸山(なばやま)師」が活躍してしいたけ栽培を広めました。大分県では、生産者の意識や技術の向上・伝承、リーダーの養成を目的に、若手生産者向け研修会「大分しいたけ源兵衛塾」が開催されています。
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