世界最大級のストックフォトサイト「iStock」健康寿命の伸びとともに多様化するシニアのライフスタイル
ステレオタイプにとらわれないシニアを表すビジュアルを公表
運営するゲッティイメージズのビジュアル調査「VisualGPS」(*)に裏付けられた市場のニーズやトレンドをもとに、世界中の34万人のコントリビューターと呼ばれる契約クリエーターに対して撮影指導を行うことで、時代に合わせたコンテンツを提案しています。*ゲッティイメージズは、2020年2月より、世界的な市場調査会社であるMarketCast社と提携し、26カ国13言語で1万人以上の消費者と専門家を対象に調査を行い、「今、求められているビジュアルコンテンツ」を具体的な数字とともに明らかにした「VisualGPS」と呼ばれるガイドラインを作成しています。
VisualGPSの詳細情報:https://creativeinsights.gettyimages.com/ja/visual-gps
■アクティブシニアがすごい!
日本では長きにわたって少子高齢社会の状態が続いており、2025年には団塊の世代が75歳を迎えて、国民の4~5人に1人が、75歳以上という、『超・超高齢社会』に突入するといわれています。
しかし、シニアだからといって、なんとなく想像するような「家でのんびり」「余生は静かにまったりと」…といったような、身も心もスローなライフを送る方ばかりではありません。スマホを使いこなしたり、スポーツを楽しんだり、大学で学問に勤しんだり… ゆとりある時間を有効活用して、新たな仕事や趣味などに意欲的に取り組む方も多数いらっしゃいます。医療の発達、健康寿命の伸びとともに、シニア層のライフスタイルも、多様になってきているのです。
■ステレオタイプにとらわれない、シニアのビジュアルを公表
VisualGPSの調査によると、日本の消費者の4人に3人(グローバルでは5人に4人)が、広告やメディアには様々な人種や背景、容姿の人が登場するだけでは不十分であり、企業は人々の真のライフスタイルや文化をより適切に表現する必要があると考えていることがわかりました。 また、日本では3人に2人(世界では2人に1人)が、メディアや広告に自分のような人、共感できる人、ライフスタイルが反映されていないと感じていることがわかっています。これは、大多数の人が日常的に目にするビジュアルと自分を結びつけて考えることができないことを示しています。
ゲッティイメージズやiStockのサイトにおいて、日本で人気のあるビジュアルの7%は60歳以上の高齢者を起用しています。しかし、人口に占める65歳以上の比率が29%という日本の実情と照らし合わせると、大きな開きがあることがわかります。また、趣味や仕事のシーンでアクティブな大人として描かれることは少なく、ほとんどが医療現場で介護を受ける側として描かれているという点も特筆すべきでしょう。医療現場だけでなく、充実した生活を送り、様々な場面で活躍するシニアの姿を見せることが、ますます重要になっています。
こうしたステレオタイプを打破するために、ゲッティイメージズでは、米国の非営利団体「AARP」と共に、50代以上の多様でリアルなビジュアルを約 1,400 枚集めた「The Disrupt Aging®Collection」を提供しています。ダイバーシティやインクルージョンの考え方が浸透しつつあるなか、ここでは、年齢をよりインクルーシブに表現する際のポイントをご紹介します。
■日常生活やビジネスシーンにおけるシニアの姿
日常生活や仕事の現場で活躍するシニアを表現していますか?シニアに限らず、あらゆる年代の女性がビジネスシーンでリーダーとして活躍しているビジュアルが非常に重要ですが、例えば左の画像のように、60歳以上の女性が、若い世代を率いて会議をリードしたり、仕事にやりがいを感じたりしている姿は、あまりビジュアルに表現されていません。右の画像は、男性がテレワークを利用してワーケーションをする姿。こちらも現代のシニアのライフスタイルを表現する良い例といえます。
■アクティブで持続可能なライフスタイルを送るシニアたち
シニアのアクティブな側面を表現していますか?高齢者は、ゆったりと散歩をしたり、家で家族と過ごすなど、穏やかなライフスタイルを送る姿をよく目にしますが、体力的な力強さや活発に動くシーンに焦点を当てたビジュアルもいいでしょう。ボクシングに挑戦したり、カヤックを楽しんだりと、できないことだけに目を向けるのではなく、できることにも目を向けているのです。
■シニアの友人や子供との過ごし方
異世代と時間を共にするシニアを表現していますか?高齢化が進むと、友人や子供も高齢化していきます。シニアが異世代と過ごすというと、若い孫と過ごす祖父母像が最もビジュアル化されがちですが、世代を超えた友人や若者と過ごすシニアも多く見受けられます。
▼iStock クリエイティブ専門チーム Creative Insights マネージャー 遠藤由理 プロフィール
10代後半からアメリカ、スペイン、チェコ、韓国で過ごす。映画制作とデジタルメディアデザインに重点を置いたビジュアルメディアの学歴を持ち、国際映画や日本映画のプロモーション、セールス、買収、配給などの仕事に従事。 2016年からはiStockのクリエイティブチームのメンバーとして、世界中のクリエイティブプロフェッショナルによる利用データ分析と外部データや事例を調査し、来るニーズの見識を基にCreative Insight(広告ビジュアルにおける動向調査レポート)を発信。意欲的な写真家、ビデオグラファー、イラストレーターをサポートし、インスピレーションに満ちたイメージ作りを目指している。
▼iStockとは
豊富な経験と専門知識を持つゲッティイメージズが運営しているストックフォトサービス。世界最大級のデジタルコンテンツカンパニーとして、消費者の心に響くビジュアルコンテンツを1億4500万点以上提案し、時代に合ったコミュニケーションをサポートします。 「Visual GPS」に裏付けられた市場のニーズやトレンドを、世界中の34万人のコントリビューターと呼ばれる契約フォトグラファーやビジュアルクリエイター(うち 85,000 人が専属)に対して撮影指導を行うことで、時代に合わせた写真、映像、イラストを収集しiStockでしか入手できない厳選プレミアム素材(プラス/Signature コレクション)も数多く収録しています。
(プラスの素材例:https://www.istockphoto.com/jp/collaboration/boards/AwxaA_jHWUyul-5RWiY4UA)
特に、インクルージョンを反映した写真と映像素材は継続的に注力しており、日本においても、ローカル性の高い画像、動画、イラストまで、顧客のニーズに合わせた多様なコンテンツをタイムリーに提案することで、日本の個人事業主や中小企業の顧客エンゲージメント向上をサポートしています。 (最新ページ:https://www.istockphoto.com/jp/ダイバーシティ:多様性)
iStock by Getty Images 日本語公式サイト:https://www.istockphoto.com/jp
▼ゲッティイメージズとは
ゲッティイメージズは、世界有数のビジュアルコンテンツクリエイターおよびマーケットプレイスとして、世界中のあらゆるニーズに応じた幅広いコンテンツソリューションを提供しています。
ゲッティイメージズ、iStock、Unsplashのブランド、ウェブサイト、APIは、世界最高のフォトグラファーとビデオグラファーによる力強いビジュアルコンテンツを検索、購入、共有するための第一拠点として、世界各国のお客様に利用されています。49万6千人以上のコントリビューターと300以上のコンテンツパートナーと共にパワフルで包括的なコンテンツを配信。毎年16万件以上のニュース、スポーツ、エンターテイメントイベントをカバーし、類を見ないほどの豊富な報道を提供しています。また、ゲッティイメージズは世界最大かつ最高レベルの民間所有アーカイブ写真を保持しており、写真創世記にさかのぼる画像の数は数百万枚にわたります。
会社のニュースやお知らせは、News Roomをご覧ください。
アーカイブ写真:https://www.gettyimages.co.jp/editorial-images/archival
News Room:https://newsroom.gettyimages.com/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像