第120回日本小児科学会学術集会 遠隔医療相談「小児科オンライン」の実績を発表
この度、スマートフォンで小児科医に相談ができる遠隔医療相談サービス「小児科オンライン」(https://syounika.jp)のこれまでの実績が、2017年4月に東京都にて行われた第120回日本小児科学会学術集会において発表されました。今後も同サービスを運営する株式会社Kids Public(所在地:東京都北区 代表/小児科医:橋本直也)は、医療への貢献として学術発表に力を入れて参ります。
遠隔医療の広がりにはエビデンスが必要
昨今、ICT技術の進歩によって遠隔医療が注目を集めています。今後、遠隔医療が拡大していくためには、学術的な知見の集積が必須です。
小児科医が中心となって運営する「小児科オンライン」の使命の一つに、医療への貢献を学術的に評価していくことがあります。今回、国内最大の小児科の学会である日本小児科学会学術集会にて取り組みが発表されました。
【発表のサマリー】
<題名>
「小児科専門医によるインターネット小児医療相談事業に関する後方視的検討」
<方法>
2016年2〜5月に、株式会社Kids Publicによって行われた、「小児科オンライン」の事後データ105名分を評価しました。接続方法は、チャット、テレビ電話、音声電話から保護者の希望する接続方法を選択していただきました。
・ 対象児童は0歳代が最も多く全体の47%を占めていました。
・ 対象児童が第一子である割合が69%と高くなっていました。
・ 接続方法は、チャットが最も多く選択され、39%, 音声電話37%, テレビ電話18%の順でした。
・ 相談内容は、皮膚や下痢・嘔吐、咳・鼻汁、発熱などに関するものが多く寄せられました。
・ 説明に対する理解は「十分理解できた」と回答した方が96%と高くなっていました。
・ 利用後、その夜間中に病院を受診した方は、「受診すべき」とお伝えした1名を除き、0名でした。
・ 利用後24時間以内に緊急入院になった「見逃し例」は0件でした。
・写真・動画のメリット
「テレビ電話を利用してだったので、様子を見てもらえてよかったです。」(0歳男児の母, LINEテレビ電話)
・遠隔であることのメリット
「子供を病院に連れていかずに、小児科の先生に相談出来てとても安心しました。この時期インフルエンザ、胃腸炎、溶連菌が流行っているので、小児科に連れていくだけで 他の病気をもらってきたしまったり ・・・以下省略」(8歳男児の母, LINE電話)
・ICT活用による新たなコミュニケーションチャネル
「日中1人で子育てをしていると、こういう風に簡単に相談できる場所があるというのは大変心強い。不安感が和らいだ。」(1歳女児の母, LINE)
子育ての不安に寄り添う「小児科オンライン」
今回の評価の結果、「小児科オンライン」は保護者の小児の健康に関する質問に対応し、高い満足度が得られることが示されました。そして、今後遠隔医療相談が家庭と小児医療をつなぐ新たな接点となる可能性への示唆を与えました。
● 第120回日本小児科学会学術集会開催概要
会期:2017年4月14日〜16日
会場:グランドプリンスホテル新高輪、グランドプリンスホテル高輪
● 小児科オンラインとは
「小児科オンライン」は「手のひらに小児科医を」を理念とした、小児科医による医療相談サービスです。LINEやSkypeなどのアプリを使用し、テレビ電話やチャットなど保護者の方の好きな方法で、小児科医にリアルタイムで相談できます。テレビ電話やチャットに添付された写真を参照しながら小児科医が対応することで、「この状態であれば明日の受診でよいでしょう」など、具体的なアドバイスが可能となります。普段お子様の健康で何気なく気になっていることや子育ての疑問などのご相談も多数お受けしております。
※本サービスは医療相談であり、医療行為ではありません。診断や処方はできません。
本件におけるお問い合せ先 株式会社Kids Public 広報室 橋本
所在地|〒115-0055 東京都北区赤羽西1-38-15 TEL|03-4405-9862 E-Mail|biz@syounika.jp
株式会社Kids Publicについて 設立日 2015年12月28日 代表者 代表取締役社長 橋本 直也(小児科医) 事業内容 「子育てにおいて誰も孤立しない社会の実現」を理念として、インターネットを通じて子どもの健康や子育てに寄り添う「小児科オンライン」「小児科オンラインジャーナル」を提供。 HP https://syounika.jp
昨今、ICT技術の進歩によって遠隔医療が注目を集めています。今後、遠隔医療が拡大していくためには、学術的な知見の集積が必須です。
「小児科オンライン」小児科学会学術集会にて発表
小児科医が中心となって運営する「小児科オンライン」の使命の一つに、医療への貢献を学術的に評価していくことがあります。今回、国内最大の小児科の学会である日本小児科学会学術集会にて取り組みが発表されました。
【発表のサマリー】
<題名>
「小児科専門医によるインターネット小児医療相談事業に関する後方視的検討」
<方法>
2016年2〜5月に、株式会社Kids Publicによって行われた、「小児科オンライン」の事後データ105名分を評価しました。接続方法は、チャット、テレビ電話、音声電話から保護者の希望する接続方法を選択していただきました。
<結果のまとめ>
・ 対象児童は0歳代が最も多く全体の47%を占めていました。
・ 対象児童が第一子である割合が69%と高くなっていました。
・ 接続方法は、チャットが最も多く選択され、39%, 音声電話37%, テレビ電話18%の順でした。
・ 相談内容は、皮膚や下痢・嘔吐、咳・鼻汁、発熱などに関するものが多く寄せられました。
・ 説明に対する理解は「十分理解できた」と回答した方が96%と高くなっていました。
・ 利用後、その夜間中に病院を受診した方は、「受診すべき」とお伝えした1名を除き、0名でした。
・ 利用後24時間以内に緊急入院になった「見逃し例」は0件でした。
<利用者の声>
・写真・動画のメリット
「テレビ電話を利用してだったので、様子を見てもらえてよかったです。」(0歳男児の母, LINEテレビ電話)
・遠隔であることのメリット
「子供を病院に連れていかずに、小児科の先生に相談出来てとても安心しました。この時期インフルエンザ、胃腸炎、溶連菌が流行っているので、小児科に連れていくだけで 他の病気をもらってきたしまったり ・・・以下省略」(8歳男児の母, LINE電話)
・ICT活用による新たなコミュニケーションチャネル
「日中1人で子育てをしていると、こういう風に簡単に相談できる場所があるというのは大変心強い。不安感が和らいだ。」(1歳女児の母, LINE)
子育ての不安に寄り添う「小児科オンライン」
今回の評価の結果、「小児科オンライン」は保護者の小児の健康に関する質問に対応し、高い満足度が得られることが示されました。そして、今後遠隔医療相談が家庭と小児医療をつなぐ新たな接点となる可能性への示唆を与えました。
● 第120回日本小児科学会学術集会開催概要
会期:2017年4月14日〜16日
会場:グランドプリンスホテル新高輪、グランドプリンスホテル高輪
● 小児科オンラインとは
「小児科オンライン」は「手のひらに小児科医を」を理念とした、小児科医による医療相談サービスです。LINEやSkypeなどのアプリを使用し、テレビ電話やチャットなど保護者の方の好きな方法で、小児科医にリアルタイムで相談できます。テレビ電話やチャットに添付された写真を参照しながら小児科医が対応することで、「この状態であれば明日の受診でよいでしょう」など、具体的なアドバイスが可能となります。普段お子様の健康で何気なく気になっていることや子育ての疑問などのご相談も多数お受けしております。
※本サービスは医療相談であり、医療行為ではありません。診断や処方はできません。
本件におけるお問い合せ先 株式会社Kids Public 広報室 橋本
所在地|〒115-0055 東京都北区赤羽西1-38-15 TEL|03-4405-9862 E-Mail|biz@syounika.jp
株式会社Kids Publicについて 設立日 2015年12月28日 代表者 代表取締役社長 橋本 直也(小児科医) 事業内容 「子育てにおいて誰も孤立しない社会の実現」を理念として、インターネットを通じて子どもの健康や子育てに寄り添う「小児科オンライン」「小児科オンラインジャーナル」を提供。 HP https://syounika.jp
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