【福岡市後援】KABA.ちゃん、レスリー・キーによる『LGBTについて知ろう、学ぼう、語り合おう』シンポジウムを4月14日(土)に開催!カミングアウト写真企画「OUT IN JAPAN」撮影会も!
「パートナーシップ宣誓制度」を4月から導入する福岡市後援のもと、LGBTなどの性的少数者をテーマとしたシンポジウム、写真展、市民参加ワークショップ「ヒューマンライブラリー」、写真撮影会を開催します。
福岡市は、4月から同性カップルを公認する「パートナーシップ宣誓制度」を導入します。その福岡市からの後援のもと、地域で暮らし、学び、働く市⺠の方々に向けて、LGBTなどの性的少数者(セクシュアル・マイノリティ)への理解を深めてもらうためのきっかけを提供する、4つの複合イベント企画『LGBTについて知ろう、学ぼう、語り合おう』を開催することとなりました。イベントは全て参加無料となっておりますので、ご家族やご友人とお誘い合わせの上、ぜひご参加ください。
『LGBTについて知ろう、学ぼう、語り合おう』
〜開催概要〜
主催:「LGBT について知ろう、学ぼう、語り合おう」実行委員会
共催:九州レインボーパレード、認定NPO法人グッド・エイジング・エールズ、株式会社丸井グループ
協力:株式会社ペンシル
会場協力:ソラリアプラザ
後援:福岡市
1)シンポジウム
日時:2018年4月14日(土)13:30〜15:00 (12:30受付開始)
場所:ソラリアプラザ1階特設ステージ(福岡市中央区天神2-2-43)
対象:どなたでも
定員:200名程度
参加費:無料
事前申込:必要なし
内容:「自分らしく生きる」をテーマに登壇者がフリートーク
登壇者:
KABA.ちゃん(タレント・振付師)
レスリー・キー(写真家)
あなたののぶゑ(九州レインボーパレード代表)
松中権(認定NPO法人グッド・エイジング・エールズ代表)※モデレーター
2)撮影会(カミングアウト・フォト企画『OUT IN JAPAN』)
日時:2018年4月14日(土)11:00〜20:00 (10:00受付開始)
場所:博多マルイ7階 会議室スペース(福岡市博多区博多駅中央街9-1)
対象:LGBTをはじめとするセクシュアル・マイノリティの方々(18歳以上)
定員:100名程度
参加費:無料
事前申込:必要あり(申込サイトはこちら→ http://goodagingyells.net/join/014_fukuoka_shooting/)
内容:写真家レスリー・キーがソロショットもしくはカップルショットを撮り下ろします
詳細:申込サイトをご確認ください(申込サイトはこちら→ http://goodagingyells.net/join/014_fukuoka_shooting/)
3)ヒューマンライブラリー(カミングアウト・フォト企画『OUT IN JAPAN』)
日時:2018年4月15日(日)13:00〜16:00 (12:30受付開始)
場所:博多マルイ3・4・5階 パブリックスペース(福岡市博多区博多駅中央街9-1)
対象:どなたでも
定員:100名程度
参加費:無料
事前申込:必要あり(申込サイトはこちら→ http://goodagingyells.net/join/fukuoka_human_library/)
内容:LGBTなどのセクシュアル・マイノリティ当事者が「本」役となり、市⺠の方々が「本」を借りて、当事者の人生についてお話を聞く対話型プログラムです
詳細:申込サイトをご確認ください(申込サイトはこちら→ http://goodagingyells.net/join/fukuoka_human_library/)
4)写真展(カミングアウト・フォト企画『OUT IN JAPAN』)
日時:2018年4月1日(日)〜4月22日(日)10:00〜20:00
場所:博多マルイ3・4・5階 パブリックスペース(福岡市博多区博多駅中央街9-1)
対象:どなたでも
定員:なし
参加費:無料
事前申込:必要なし
内容:
過去の『OUT IN JAPAN」撮影会の写真パネル約200枚を展示します
#005(2015年11月:福岡撮影会)
#011(2017年10月:札幌撮影会)
#012(2017年11月:東京撮影会)
#013(2017年12月:広島撮影会)
<登壇者プロフィール>
KABA.ちゃん
タレント・振付師。小室哲哉氏がプロデュースしたdosのメンバーとして芸能界デビュー。「日本レコード大賞」「日本有線放送大賞」などの新人賞を多数獲得するなど、一大ブームを巻き起こす。その後、振付師としても活躍の幅を広げ、数々の著名アーティストなどの振付を担当する。また、タレントとしても個性溢れるキャラクターとKABA.ちゃんの名前で国民的な認知度をほこり、料理、美容など様々な分野においても才能を披露している。2016年には、女性に戸籍を変更し、仕事も私生活も新たなスタートをきり活躍中。
Leslie Kee(レスリー・キー)
シンガポール生まれ。東京ビジュアルアーツ専門学校を卒業後、フォトグラファーとしてデビュー。アート、ファッション、ドキュメンタリー、広告、CDジャケットの撮影、PV映像監督などを中心に東京、PARIS、NY、アジア各国で活動。世界中のスーパーモデルやセレブリティを撮影し続けている世界で知られる写真家の一人。東日本大震災チャリティ写真集 『TIFFANY supports LOVE & HOPE by LESLIE KEE』(2012年)が第40回APA経済産業大臣賞、AKB48『恋するフォーチュンクッキー』のジャケット写真が第42回APA美しい日本賞を受賞。初監督ショートムービー「THE INDEPENDENTS 」がPARISにて開催された 2015 ASVOFFのコンペディション作品にノミネートされ、BEAUTY PRIZE AWARDを受賞。2016年よりNHKと共に日本中の人々が夢や目標を共有し、よりよい未来を目指すポートレート&映像企画「→2020 レスリー・キーがつなぐポートレートメッセージ」をスタート。彼自身が発するメッセージやTwitter、Facebook、Instagramは国内外で注目を集めている。(すべてのソーシャルメディアのアカウント:lesliekeesuper)
あなたののぶゑ(本名:三浦 暢久)
1977年、宮崎県生まれ。31歳でカミングアウトした後、翌年アロマヒーリング及びカウンセリングサロンOPENし、約2300名のカウンセリングを行う。その経験から「九州RAINBOWPRIDE」設立。セクシュアリティに関係なく、誰もが偏見のない世の中で幸せに暮らせる社会を目指し活動中。現在は、行政や多くの企業より賛同を受け、毎年7,000人規模のLGBT啓発イベントを開催。企業向けの講演やLGBTサポート(結婚・就労・住まい・相続・教育など)を行う。
松中権(まつなかごん)
認定NPO法人グッド・エイジング・エールズ代表。「なくそう!SOGIハラ」実行委員会代表。1976年、石川県金沢市生まれ。一橋大学法学部卒業後、株式会社電通に入社。海外研修制度で米国ニューヨークのNPO関連事業に携わった経験をもとに、2010年、NPO法人を仲間たちと設立。2016年、第7回若者力大賞「ユースリーダー賞」受賞。2017年6月末に16年間勤めた電通を退社し、二足のわらじからNPO専任代表に。LGBTと社会をつなぐ場づくりを中心としたこれまでの活動に加え、2020年に向けたプロジェクト等に取り組む。
<ヒューマンライブラリー:「本」の紹介>
A)「le petit prince 2018」(1978年発行、39歳、金谷勇歩)
「わたしはこの本をあるオトナのひとに捧げたが、子どもたちには、すまないと思う。でもそれにはちゃんとした言い訳がある」医療福祉の惑星から地球を訪れた、ゲイの王子様「ユウホ」をめぐるファンタジー。LGBT高齢者やいぞくの会、HIV・依存症のパートナー、そして子どもをもつという選択。。。物語が進むにつれ、いつしか、光りとともに王子様は消え去ってしまうのだった。「オトナは、誰もみな、はじめは子どもだった。(しかし、そのことを忘れずにいるオトナはいくらもいない)」
B)「ゲイをカミングアウトしたシゲせんせー」(1978年発行、39歳、鈴木茂義)
小学校で働くシゲせんせーが、子どもたちに大切なことを伝えるためにゲイであることをカミングアウトしました。子どもたちの反応は?保護者や同僚の反応は?どうぞお手に取って、本の中身をお楽しみください。
C)「My Road -私が私を取り戻す道のり-」(1986年発行、31歳、水流瞬)
トランスジェンダー・MtF、男性として生まれ、女性として生きる瞬が、偏見や差別、自分自身と葛藤し続ける中で、「OUT IN JAPAN」を通して、本当の自分を取り戻し、幼き頃に諦めた夢さえ叶えられるようになるまでの道のり。
D)「幸せな想定外」(1991年発行、27歳、のぐちあやか)
17歳までの夢は結婚して幸せな家庭を作ること。少女の夢の歯車はある日鈍い音をあげた。当たり前にあった男女交際。その途中で出来たMTFの友達。何も抵抗がなかった自分を不思議に思いながらも、レズビアンの女性と出逢ったことから次々と起きていく「想定外」の数々。パンセクシャルというセクシャルに気付き、自分とは何者なのか、誰の言葉を聞いたらいいのか…。少女から女性へ、その複雑で繊細な道のりの中で、10年後、最終的にわたしが選び取った今が「幸せな想定外」。
E)「偽りの自分を捨てて本当自分に戻る為の長い道のり」(1968年発行、49歳、佐々木美佐)
男の子として生まれるも幼少期より自分の性別に違和感があり、普通に女の子の洋服を着たりしていた。しかし、家族の偏見や世間の目もあり、そんな自分の心を隠して男性として大半の人生を歩んできたが、自分の心を偽り続けることが出来ず、現在は性別適合手術を受けて肉体的にも本来の姿の女性になり、女性として生活を送っている。
F)「明るく楽しく自分らしく」(1985年発行、32歳、荒牧明楽)
男性として生きているつもりだったが、自分の体は男性ではないことに年齢と共に気付く。多感な学生時代、周囲の偏見を恐れ心を閉ざす。「人生は演技だ」と生きることを諦めた人間が、外の情報と出逢い、仲間と出逢い、本当の自分に出逢っていくまでのhistory。認識と在り方によって世界は変わるということを、人生を通して証明できる一冊。
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『OUT IN JAPAN』とは?
日本のLGBTをはじめとするセクシュアル・マイノリティにスポットライトを当て、市井の人々を含む多彩なポートレートを撮影し、2020年まで1万人のギャラリーを目指すプロジェクトです。個人、団体、企業、自治体等との連携を通して、WEBサイト・展覧会・写真集などを展開し、身近な存在としてのセクシュアル・マイノリティを可視化させ、正しい知識や理解を広げるきっかけとしていきます。セクシュアル・マイノリティにとってカミングアウトは段階的なものであり、ひとりひとり、そのタイミングや方法は違います。カミングアウトをしないという選択をする人もいます。「OUT IN JAPAN」では、カミングアウトをしたいと願い選択する人を、やさしく受け止め応援できる社会づくりを目指しています。(http://outinjapan.com)
「ヒューマンライブラリー」とは?
2000年にデンマークの若者たちが、北欧最大の音楽祭であるロスキレ・フェスティバルで始めた「人を貸し出す図書館」です。障害者、ホームレス、セクシュアル・マイノリティなど、社会のなかで誤解や偏見を受けやすい人々が「本」になり、一般「読者」と対話をするこの「図書館」は、欧州評議会(Council of Europe)を巻き込みながら発展し、瞬く間に世界中に広がりました。現在では、70か国以上で開催されています。(日本ヒューマンライブラリー学会ホームページより。http://www.humanlibrary.jp)
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